« 春風に乗って香ってくるのは───♥ | トップページ | 風が欲しい。夜明けが欲しい。生命の隙間に輝くモノは─── »

2021.05.01

(*`ロ´ノ)ノ 五月になりましたよ。ぶっちゃけ、もぉ夏ですよ。

2105cover_trim
 温暖化絶賛進行中の2021年、世間は何故か認めようとしませんが、初夏はすでに4月に移行しつつありますよね。沖縄と北海道はともかく、いまや本州、こと大阪の四季は春夏夏夏秋冬。
 てことでかつて五月の看板娘絵のテーマは「新緑」が多かったんですが、ここ数年は「水」の月というイメージになりました。
 五月はいわゆる「冷たい水、清らかな水が気持ちイイ月」の印象。同じ水でも六月は雨。ジトジト、さめざめ…でも陰気な印象ではなく、春の埃っぽい汚れを強い雨が洗い流してくれるような。
 一方で七月八月で水を連想する時は、水遊びやプールや海の生ぬぅ〜〜るい水の印象。ちうても私は昔から海で泳ぐ習慣はなくて、海はもっぱら観賞するだけの対象なんですがね。なので水といっても水道水や、プールのソレのように塩素消毒の漂白剤のような強いニオイを連想します。
2105icon

 むしろ磯の香りなんてもう何年も感じてない。私は嗅覚過敏な方ですが、それでも私が行く港なんてせいぜい神戸港が関の山なので磯の香りを意識する事はあまりないんです。あの感じを思い出すために、夏までにちゃんと海クサい所へ行ってみないとアカンのですが。

 てことで今月の娘は近畿の人ならひとめで判る《鴨川の亀石》が舞台です。
 もちろん絵にするにあたって都合の良いように背景として好き勝手に描き替えてるので場所の特定はできませんが、あの雰囲気は出せてると思います(ちょい水位高め)。
 昔から絵を志す人が必ず聴かされる(と聞いている)「水と火がもっとも難しい」とはよぉ言うたもんで、水の流れだけは描いても描いてもそのココロが掴めない。掴めたと思ても2〜3日置いて頭をサラにしてから見なおしてみたら全然、描けてない。
 毎度看板娘は下絵のみならず線画になってからも描いては消し描いては消し、挙げ句にチャラにして描き直しも多々あるんですが、今回も例に漏れずそんな調子でした。
2105cover
 _:(´ཀ`」 ∠):_ なんで青線下絵の時に気づかんのかな、それに。
 まあ以前は描き上がっても気付かんかった事を思えば少しは上達したと思いたい。北斎や広重も自分の過去絵を観ては昔の自分を叱りつけたくなったんでしょうかね。
 もっとも北斎は過去を振り返ったりするようなタイプではなさそうに思えますけど。てやんでぇベラボーめぃ♪

 ヽ(´∀`*)ノ ほな、また。


 

 

|

« 春風に乗って香ってくるのは───♥ | トップページ | 風が欲しい。夜明けが欲しい。生命の隙間に輝くモノは─── »

◆ブツクサつれづれ。」カテゴリの記事

◆フェテイク&Tom's Picture」カテゴリの記事