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2020.12.01

星を、どうぞ。

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 あなたもご覧になったことあるでしょう。雨で濡れた歩道に写り込んで上下が反転した景色。そしてそれがイルミネーションで、切ないような、染み入るような光景を。
 今回はそんな、ず〜〜〜っと描いてみたかったシチュエーションに挑戦しました。

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 今年はコロナ禍で大好きな神戸ルミナリエも開催されず、そうでなくても近畿のX'masイルミネーションはリーマンショック以降は年々縮小化を辿っていて寂しい限り。(▲2019年ルミナリエにて)
 私は9歳の時に1970年の大阪万博で視界を埋め尽くす光の洗礼を受けて以来、人工的な光の海の美しさ、荘厳さに魅了された私にとってイルミネーションとはまさに何ものにも代え難い“神の福音にも似た何か”を感じてしまうのです。
 なのでキリスト教徒でもないのに、クリスマス時期の光の飾り付けであふれる光景はウキウキどころか、跪いてしまいしそうな感動と吸い込まれてしまいたい憧れ、そして泣きたいような切なさで胸一杯になってしまいます。

 ちなみに1970年当時は灯りと言えば電球か蛍光灯のみ。LEDと違って全力で明るく光らせると寿命は短く、また光源1単位の大きさもそれなりにあって切れると目立つので、イルミネーションを多用した大阪万博のパビリオンは連日、建物のどこかで切れてしまう電球を交換するのが大変だったとか。

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 さて、絵の場合は灯りのひとつひとつをひたすら描くだけなので楽ですが、逆に絵の上での光は『白』が最も光度が高く、それ以上はどうしようもない。あとはひたすら『この光はめっちゃめちゃ眩しいんやで!』という気持ちを必死にシミュレーションするしかないのです。

 ところで。以前は実写画像をデジタル加工したものを丸ごと、または部分的に使ってたりしたのですが、今年になってから背景もまるごとゼロから描くようになりました。結局その方が構図に無理がなくてしっくり納まるんですねえ。
 ただし人物は線画→着色という描き方に対して、背景はフルデジタルでコテコテと塗り込んでゆきます。その方が背景のボケ味や遠近感が出て、人物絵が引き立つように思うので。

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 なんやかんやで今年ももう大詰めですが、この一年もほぼ毎日なんか描いてて絵について学んだ最大のことは今更ながら《トリミング》。ほんまに今更ながらなんですけど。
 欲張りなので、どうしても描いたら描いた全部を観て欲しくなってしまうんですよね。でもそうやって欲張ってしまうと結局、何が描きたかった絵なのかがボケてしまうんですな。
 Twitterで過去絵を再出する時、そのまんまではあまりに烏滸がましい時や、違うテーマで描いたのに別のネタで出せそうな時、ふと元の絵を思い切ってトリミングしてみたりフレーミングをずらしてみたらガラッと雰囲気が変わったり、本来観せたかったテーマがちゃんと見える事に“やっと”気づいたのです。
 一度“まるごとでお披露目”してるので、どんなにトリミングしても惜しくない、という気持ちもあるんですね。

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 ───という事で、今回も元絵はかなり天地左右ともに広いのです。という事で《正位置》でのお披露目をしてみました。しかし本来このノートリミング画面は、“裁ち切り”含みで描いてるので、こうして丸ごと見せるのは絵としては変なんですよね。いわばモデル撮影で周りの照明やら野次馬まで撮し込んでるのと同じ。
 でも絵というもの0はどんな不要なものでも描かない事には紙面が埋まらないのでチマチマと描くわけですが、描いてるうちについつい隅っこまで気を入れて描き込んでしまい、その結果としてカットするのが惜しくなってしまうという悪循環に。
 これが今までトリミングの大切さを理解してなかった私の悪癖なワケです。

 来年はもっともっと何か掴み取って、少しでも上達したいものです。

 ヽ(´∀`*)ノ ほな、また。


 

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