12月。寂しくて切なくて、でも美しい一ヶ月。
(=´ω`) 毎年ひとりぼっちですし、リッチなパーチーにもイッパイのトモダチにも縁のない私ですが、やっぱりクリスマスの雰囲気って大好きなんですよ。
春や夏の頃、その12月、今年こそはクリスマスと関係ない看板娘を描こうと思ってても、木枯らしが吹き始めて樹々が色づき始めると、やっぱりクリスマスの雰囲気を待ち遠しく思うのです。
商戦的には11月になるともう店先にツリーだのカードだのカレンダーだのが並びますが、エラいもんでして、いくら「コヨミは冬だ」と言っても温暖化のせいで庭先では蚊がブンブン飛び回り、カエデも桜の葉も緑のまんまなのと同じで、ち〜〜〜っとも“その気”にはなりません。
でもさすがに朝晩の空気がピリッとしてきて、気の早い葉っぱが色も変わらずに病葉(わくらば)として落ち始めると「ああ、やっと冬が来るのか」って気になります。
───テレビでもいきなりお歳暮とクリスマスケーキやおせち料理の予約CMがはじまりますしね。
(=´・ω・`) ただ、今年は今に至っても暖冬ちうか暖秋のせいか、京都の紅葉も彩度が低くて残念。
クリスマスには終わってるとはいえ、我々近畿人にとっては神戸ルミナリエも“歳末の風物詩”。
ちょっと驚いたんですが、11月の半ばにはもうこれだけセッティングが進んでるんですねえ。ただ、この段階から電球をひとつひとつ埋め込んでいって、片っ端から点灯試験してゆかねばならんのですから大変ですわな。
フィラメント電球からLEDに代わったとはいえ、その苦労は超・アナログですもんね。
観に行かれる方は必ずワンコイン寄付をお忘れなく。安いもんです。
そうこうしてると私の大好きなイルミネーションが始まって、いよいよ年末への“あの雰囲気”が盛り上がり始めます。
何度も書いてますけど、1970大阪万博をナマで見た20世紀少年としては、イルミネーションてのは特別な魔力を持ってるのです。もの寂しくてどこか哀しくて切なくて───でも、その輝きの中に身を置かないと気が済まないのですよ。
温暖化の影響以前から、近畿でホワイトクリスマスなんてまずありません。
近畿の平地での初雪は年が明けた、それも2月が本番なのです。…とはいえ、雪景色のイルミネーションほど絵になる光景はありません。
そして色。切ないまでに鮮やかな緋色(スカーレット)、心安らぐフォレストグリーン、その上にきらめくイルミネーションはLEDになってもやはり基本は電球色の琥珀色。
もう、それだけで泣きたいくらいにクリスマス。クリスチャンでもないし、キリストさんは大好きなキャラですがその教えを歪め放題な宗教は御免こうむる私でも、このイベントほど心に迫るものはありません。
いま、エゴイズムを是とする40年代風国家元首が続出して揺れまくる世界情勢ですが……
どうかこのまま、平穏に新年を迎えさせて。幸福なままで平成という年号を見送らせて。
ヽ(´∀`*)ノ ほな、また。
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