BIWAKOビエンナーレ2016に行ってきました《その3》
お店の外観はこれ。やはり町家を改装してお店にされてるのですが、元のお店の名前には大きなバツが。
ふつうは真っ白に塗りつぶしてそれに上書きするところなんでしょうが、これ、かえってごっつ目立ちますよね。広告戦略的に見事としかいえません。絶対おぼえてしまいますしね。
さてメニューですが。
このスジカレーがなんとも和む柔らかい味で、むっちゃくちゃ旨かったんですよ。時間を掛けて煮込まれたスジはホロホロです。ごはんとの間にあるのはもちろん福神漬け。
その上の中央の赤いのは───そうです、近江八幡名物の“赤こんにゃく”。それを今や禁止薬…いや、食べるのを禁じられた生レバーに摸したひと皿。
その右は自家製鴨ロースのスモーク。
その左はこのお店の名物らしく、店先の看板にも《テイクアウトOK》とあった、特製ポテトサラダ。たしかに、そんじょそこらのとは全く一線を画してました。これだけで何杯もビールがいける。
( ̄д ̄;)残念ながら昼間から飲むのは正月だけと決めてるので諦めましたけど…
お腹もいっぱいになったので、ふたたびアート散策を再開。それにしてもステキな街。これは明治10年に八幡東学校として建てられた、白雲館と名付けられたもので、今では観光案内所やちょっとしたイベント会場も兼ねた建物です。
この日も二階では“猫じゃネコじゃ”と題された、ネコテーマの手芸展が開かれてました。
さて、またまた“なんぢゃこりゃあ”を見ていきましょう。
( ̄∀ ̄)なんかEテレのジングルに出てきそうなアートでしょ。
これは今回のBIWAKOビエンナーレのメイン館扱いになっていた、もと地酒の造り酒屋の工場跡を使った展示の最初。光を嫌う日本酒のために採光窓は少ない醸造蔵なので、全体に独特の薄暗さがなんとも良い雰囲気です。
案内のおねーさんの「至る所にいろんな展示がありますので見逃さないでくださいね」の言葉に従って、まるでかくれんぼの子供か、隠し部屋でも探すような気持ちでゆっくりきょろきょろと歩みを進めていくと───
(゜口゜;)どどーん!どーん!まさに「なんぢゃこりゃああああ!」でしょう。
(゜△゜;)見れば見るほど、変。
ひろげた翼のようなものの長さは左右で3mほど。色のせいもあって、まるで宮崎 駿監督作品のレトロフューチャーメカそのまま。
ね。こういうとこなんか、まんまでしょう。で、後ろからはこんな感じ。
側面。鳥のような、魚のような。
もういちど正面をアオリから。
まるで星野之宣先生の『2001夜物語』にでてきそうな異星の鳥にも見える。
ちなみにコイツの左隣にもひとまわり小さなセミの幼虫のようなのがあったのですが、そっちはあまりにも昆虫ちっくで虫嫌いの私には不気味すぎるのであまり撮影してません。
(* ̄∀ ̄*) まだ続きまっせぇ。《その4》へ続く。
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