BIWAKOビエンナーレ2016に行ってきました《その2》
(* ̄_ ̄*) とにかくエエ雰囲気の街でしたねえ…お天気も上々なうえに、適度に風もあって。
街の北側にはお山が。しかもロープウェーでラクラク山上まで上がる事ができ、そこにもビエンナーレ会場がふたつしつらえられてまして。
(=´・ω・`) まあいろいろと哲学的な意味づけとかされてるとは思うんですが、なんかタイトルを見て頭を捻る気分にはなれなかったんで、あくまで空間にしつらえられた様々に異質なオブジェを楽しむことに徹しました。
それと同時に今回ようやく二度目となる、SONYの3DハイビジョンビデオTD10の練習も兼ねてまして。
なのでいずれはこの時同時に撮影した3D動画もアップし、このページにリンクを加筆していこうと考えています。
次に登場は───お座敷波動砲!(注:このブログで出てくる名称はすべて私がテキトーに言い表してるだけで、実際の展示品のタイトルとは無関係です。)
なんなんでしょうねえ、モダンな庭先に置いてあるのはある程度想定内なんですが、一般的な普通の家の庭先にドカーンとあると、一種の妖気のようなものを発してる気さえします。
まして、座敷に置かれていたらまるで悪夢でも見てるかのような気になってくる。
このオブジェを撮っていてふと後ろの丸い格子窓を見てギョッとなりました。
(@_@;) 《その1》にも書きましたが、私以外あまり他の客と鉢合わせ、てのがなかったので、異様な人影に驚いたのです。
正体はコレ。なんとも不思議なデザインの人形さん。
ひとえまぶたの細い眼をしてるクセに、10数メーター離れた私にするどい視線を投げかけてたんですなあ。
ロボットっぽいボディですが、顔立ちはむしろ市松人形系のデザイン。それゆえ尚更驚かされたのかも知れません…髪の毛は坊主アタマでしたけど。
これは墨絵風アブストラクト調の絵柄を描いた屏風に、ビデオプロジェクターでプロジェクションマップを施した作品。
他にもモニターであったりプロジェクターであったりといった映像展示はありましたが、それはみなまっ暗な部屋での“上映”だったのに対し、これは薄暗くはしてあるとはいえ、開け放たれた障子から光が射し込む中でそうした工夫をしたもの。
先の“空中行灯”みたいな制作物もそうですが、人工光に自然に射し込む光の変化が加わることで生まれる偶然の効果がなかなか興味深かった…写真の題材としても面白いものでした。
ある意味、このままインテリアとして家の中にあっても面白いもんやな…と思ってしばらく見とれていました。
一点一点、ためつすがめつ、つぶさに眺めながら観て廻っていると早やお昼をだいぶ廻っていました。ぼちぼち、なんぞ食べようかと──
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