BIWAKOビエンナーレ2016に行ってきました《その1》
(=´ω`) 天気予報は曇、曇、晴れ間なしでおそくに雨…とか言うてましたが、わが神通力によりましていつものように、見事に晴れましてございます。
名刺サイズのパスを購入して全部で9つの会場として開放された、町家を訪ねて歩くという趣向。さすがに全部の作品を網羅してませんが、雰囲気だけは伝わるかなと、久々に看板娘ネタでない“記事”にいたしました。
(基本的に画像をクリックすればやや大きめの画像が開きます。)
さっそく───
大体の場合、こんな風にふるびた家の座敷に“へんなもの”がどーんとあるのです。
これはプラスチックのような、ハリボテの紙粘土人形のようなオブジェが、でっかいゴザのようなイ草素材の同心円の上に逆さまに立っております。何コレとか気味悪いとか(あるいはカワイイとか)、どう感じるかはともかくも《いかにもアートでござい》てのが最初に入った町家にありました。
一軒の広い町家にだいたい三人くらいの作家さんが“なにか”を数点展示しているノリ。大きさはいろいろ。こんなのもありました…これはさっきの画面の奥にあった部屋の違い棚に置かれてたひとつ。
(* ̄_ ̄*) ちなみに9つの会場はどっから回っても良いのですが、まあスタートの小手調べとしては丁度よかったかも。スタート時間は10時前でしたが、どの会場でもほとんど私一人でじっくりまったり鑑賞できました。いえ、行き交う道では他の何組かのお客さんともすれ違いましたけどね。
最初の展示館…ちうか展示家では、一階・二階共にみっつの部屋が用意されていたのですが…
( ̄ロ ̄lll) て…定員2名。たしかに一階を歩いてても床がなんかフワフワ軟らかいんですなあ。
いや、絨毯が敷いてあるとかではなーくてー。
そして階段と言うよりはほとんどハシゴ段。ぶっちゃけ両手も使って這い登る感じ。ですが、ぬっと二階に顔を突き出すと。
(@_@;) ……!!右の部屋には10cmくらいのから30cmくらいまで…
……!!! (;@_@) 左の部屋にもまた違う種類の小型のオブジェがびっしり。
なんか嬉しくなってきましたよ。(≧∀≦) これこれ。こういう不思議〜な気持ちになりたくて、いわゆる現代アートが見たくなるんですよね。
これはまた別の部屋の二階にあった展示。
全部ステンレスのワイヤーなんですと。こういうのがこの二階の部屋のぐるりにしつらえてありました。
でかいんですよ。画面中央、下に置いてあるヤツなんかひとかかえくらいあります。
さっきの白いオブジェ群もそうですが、一階以上に二階は床が“ヤヴァイ”のです。たしかにあれでは定員2名てのはウソではないでしょう。
大の大人が勢い付けて揺すったら簡単に床が抜けるに違いないな、という実感がありました。
中庭に面した渡り廊下を進むと、土蔵にたどりつきました。
(゚ε゜;)そうとうデカい“お屋敷”ですわ。その土蔵の中にあったのがコレ。
プラスチック繊維らしきものを丸めた雲のようなものがワイヤーで吊られてるだけなんですが、土蔵の窓から射し込む朝10時の光がエエ感じに芸をさせてます。
ちなみにここも二階へ上がるハシゴ風な急階段があり、その途中から撮ってます。
───で、その二階にあったのがコレ。
ゆがめた丸いガラス板がゆっくりとライトの前で回転する事で、土蔵の内壁に水紋のような模様が描かれては消える…という展示。
おおむね不思議なものが展示されてる場所には、環境音楽みたいなのが流れてますね。
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