耳に合わぬなら、合わせてしまへ、ヘッドホン。
耳にはいろんなカタチがあるなあ…( ´д` )
───と、絵を描く度に思いますね。マンガになった耳もそうですが、ましてや生きたヒトの耳は、聴くところに拠ると顔や指紋と同じでめったに同じ渦、パターンがないらしい。
ましてや右と左も違います。きれいに裏返しかと言えば違うし。
(;´∀`;) また柔道とかレスリングとかしてたヒトはギョーザになってる人も…
当然、そこへはめ込むカタチの『インナー型』ヘッドホンが万人にうまくハマるはずがないんですが、なぜかiPhoneを始めとして、インナー型が付属してるんですよね〜。
なんとかならんか、とシゲシゲ眺めてたら思いついた。
(=`・ω・´) あれ?これ、昔ながらのイヤホンの、乳首みたいな部分を上から被せて接着したら…うん?待てよ?今のご時世やから、既にあるんとちゃうか…?と探してみたら。
ヽ(≧∀≦)ノ はははは、やっぱりありました!で、試しましたよー。
私が愛用してるBluetooth接続式の『Motorola』のも同じ。
音質は低音の迫力もある上に高音の抜けも良く、中音域もハッキリ聴こえるから性能的にはかなり良い方やと思うんですけど、なにせとにかく耳への“納まり”が悪い。
新品のスポンジパッドの時は反発力が強いので尚更、ちょっと引っ張れるとポロリと落ちる。数ヶ月も使ってると、耳のカタチに馴染みはするんですが、それでも“ハマってる”というよりは“駐まってる”といった程度のフィット感しかない…
当然、デカい音にしたら漏れまくるので、近くの人に対しては迷惑、自分的には聴いてる楽曲を特定されるのはめっちゃイヤ。
(-_-;) 私、過敏なのは嗅覚のみならず、聴覚もそうとうなもんなんですよ。
他の人にはシャカシャカにしか聴こえん場合でも、私には『あ。こいつ、キングゲイナーなんか聴いとる。ヲタクやないかい!』と分かってしまうから、ついつい他の人もそうやって『うわこのオッサン、魔女っ子物の主題歌聴いとる♪』とか知られそうで…
\(^△\;) ソレハ (*/皿^)/コッチニオイトイテ
さきの『Motorola』付属のはもう古くて美しくないので、未使用やったiPhone4S付属のヤツをモデルとして登場戴きましょう。
耳への装着部分とヘッドホンへの装着部分を合わせると、なんかほ乳瓶の乳首みたいですが…
ぶっちゃけた話、中間チューブのないシリコン製の聴診器みたいなもんですな。
さて、愛用のインナー型ヘッドホンに装着。まったく無理なくすんなり被せる事ができます。シリコンゴムなので滑りにくく、カーリングストーンみたいなインナー型の形状をうまい具合に包む感じになるので、するりと落ちるという事もないみたい。
まあ見た目もけっこうちゃんとした雰囲気になります。ほんま、昔のダイナミック型イヤホンみたい。
実際に耳に着けてみると、たしかにあのキャナル型───耳栓タイプならではの、閉塞感が戻ってきました。ただし、ここで気付いた事があるんですが、それはあくまで私個人の失敗なので、言い訳は末尾にして、肝心の音質のお話を。
うん、購入前のプレビューにあった文から類推したとおり…
(*´_`*)コモってますね。もともとのはインナー型といいながらも実際にはオープン型の小型版なので、音が外へ開放された状態でベストの音質になるよう設計されてるから当然と言えば当然。
そのかわり、さすが聴診器と同じようなモンなので、いつもの音量にしてたら頭が割れるかと思う程の音圧。
逆に言えば、それだけ今まで外に音が漏れてたと言う事なんですね。
適度な音量にしてみて、聴き慣れた楽曲でじっくり違いを聴き込んでみると、あらためていかに元の音質バランスが低音に重きを置いているかが分かります。
それほどいろんなメーカーのヘッドホンを試したわけではないですが、オープンタイプやインナー型はだいたいこんな感じだと推察されます。
とすれば、どれにこのアダプターを装着しても結果は似たような籠もった印象になる、という事。
何回か試聴してるウチに、ある事に気づきました。
(=`・ω・´) これ、空気の逃げ道がどこにもないんですね。だから耳に付ける時も妙な反発もあるような?
試しに、パッドの横から紙を丸めて作った小さなパイプをつっこんで、ヘッドホンと、このキャップ状のカバーとの間に隙間を空けてみました。すると───
(≧∀≦) ははは、嘘みたいに低音がスッキリな印象に。
そういえば、市販の高級なキャナル型ヘッドホンにも、本体側に穴があけてありますわね。
時にはジェットやクルマのエンジンのエアインテイク風にデザインされてたりしてるのをご覧になった事ないですか?
あれ、意味のある物やったんですねえ。───てことで。
目に付かない部分に少し加工を施します。
キノコ状の部分をにゅぷっとめくってキヲツケさせます。
で、隠れてしまう部分に、よ〜く切れるカッターで、1mm以下の穴をちょこっと開けるだけ…
(=`・ω・´) さすがに音質のプロがきちんと音や空気の流れ道を計算して造ったようなワケにはいきませんが、少なくとも最初の『籠もった感』は解消したように思えます。
1cm程の管で耳の穴へじかに突っ込んでるのには違いないので、最初のインナー型に比べるとウントコ小さな音でもガンガン来ますから、いうなれば“ラウドネス”が効いた印象?
まあしかし三つ入ってて(ピンクのは使うか?と言われたら、正直この実験の練習用くらいにしか使わないかも…)¥480ならよろしいんじゃないでしょうか。(Amazonなら¥420)
また、別のメーカーからはもっと上等なのも出てるようです。(左は片耳用なので×2個必要、中は高級版、右は上のM寸版と同じ。)
ただし。
先程チラッとゲロリかけましたが、…ひとつだけミスった事があります。(;´д`;)
たしかに、耳たぶと違て、耳の穴…その入り口の形状はだいたい『穴』なんですが、大きさにそこまで差があるとは思ってませんでしたね。
購入したのは『M寸』やったんですが、私の耳はそれよりやや小さかったようで、もともとの素材が柔らかいので、先の空気穴を開けるまでは反発があるように感じました。まあそれほど密着するということなので、音漏れの心配は少なくなるということでもありますが。
ただ、装着感に慣れるまでは無理矢理つっこむというのもやりにくかった印象があります。
そもそも自分の耳の穴の寸法なんか測った人、いるんかしら。いや、いたとしてもまさかイヤホンが入らん事態なんて考えますかねえ?
ちうか…これでMなら、Lの人の耳の穴って…小指で耳クソ取れるんちゃうか(;´д`;)
てことで、フツーの方は『S寸』もご検討ください(売り切れが多いのはそういう理由かも?)ちなみに『M寸』は11mm、とありました。参考まで。
ヽ(´∀`*)ノ ほな、また。
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