iPad&iPhoneでBS・CSテレビを観る!《その2》
♪ぬぉこた、ぬぉこたぬぉこた、ぬぉこたぬぉこたぬぉこた!
▲の画像は、会社でMacの影にコソッと置いて(←ヲイ)、先月の大相撲九州場所を観たときのもの。
つまり、これが自宅に設置した『エリアフリー録画対応デジタルTVチューナー』が、インターネットを通じて自宅以外の場所にあるWi-Fiでキャッチしたときの画面キャプチャであります。
さすがに自宅で同一LAN内での接続の場合と違って、100ベースのイーサネットを使って、世界のどこで繋がるか分からない出口(場合によってはブラジルでもあり得るし論理的に可能?)からWi-Fiを通して送り出した上で、動画としてちゃんと再生させるためには画素を間引かざるを得ないわけです。
それでもメーカーが主張するように『ワンセグよりはるかに高解像度』と言い切ってエエんではないでしょうか。
もちろん、一切画像処理していません。大きさのみ、だいたいiPhoneの原寸に合わせただけですが、ファンならこの力士たちがおおむね誰が誰なのかが分かるぞ、程度の解像度かと思います。
解像度、というか判読性の見本としては▲コレも丁度良いでしょう?
ちなみにこれは『視聴設定』の『低画質』での接続条件の場合です。
Wi-Fiの回線状態がよい場合はこれを『標準画質』『高画質』と上げる事も可能。
ところでiPadでの『高画質』はこんな具合です。▼
ただし、やはり当然、高画質動画なのでデータ量はハンパなく、Wi-Fiラジオのradiko(ラジコ)がなんとか入る、という程度のWi-Fi電波しか来ない所では繋がっても動画は切れ切れで、むっちゃストレス溜まります。
少なくともWi-Fiルータが見通せるか、あのカット・バウムクーヘンみたいなマークが2つ以上安定して点灯してないと、高画質での視聴は厳しいようです。(私は木造三階建ての自宅のどこでもストレスなく視聴したいが為に、各階にWI-FIルーターを設置しました…安物ですけど。)
しかしなんといっても自宅環境と同じテレビ番組が世界中どこででも観られるてのは、物凄いことです。
つまり、Wi-Fiさえ繋がるのなら、北の果てでも南の彼方でも、普段からチャンネルをどんだけ廻しても同じ番組しかやってない所へ出掛けても、まるっと同じ番組が観られるということなのです。
オマケにハードディスクを繋げば録画もできる。
ただし。
またもここで“ただし”なのがなんともムカつくんですが、この録画データが皿に焼いたりネットワーク内の別のハードへなど、移動すらもできない“仕様”になっている事に留意しとかんといけません。つまり『エリアフリー録画対応デジタルTVチューナー』の出力データすなわち画像は、iPhoneまたはiPadでしか視聴できないのです。
また、iPhone・iPad、それぞれ複数持っていたとしても、視聴できるのはチューナーひとつに対してひとつのデバイスだけ、というのもルールです。
ちなみに、この記事内の様な画面キャプチャを撮ると、必ず▼の警告と共に接続が切れます。必ず、です。
これは邪推ですが、そうした“しばり”を設けたことで、世界のどこでも自宅の放送環境を持って出られる、なんてミラクルマシンが許可されたのではないかと思うのです。おそらく本来は画面キャプチャそのものを禁止機能にしたいところなんでしょう。
さきのradikoがそうですが、デバイスの位置情報に基づいて聴取エリアを限定することで、コマーシャルベースの利権などを守ってるらしいですし、エリアフリーにできるのはauのリスモ加入者だけ。
もし『エリアフリー録画対応デジタルTVチューナー』の放送録画データが持ち出し可能だったらかなり無茶なことも考えられそうですしね。
まあ大昔みたいに、画面をビデオカメラで直接撮るなど、画質がた落ちな手段しかやり方はないわけですな。
てなわけで。(。-`ω´-)
うわ、これええで、めっちゃ欲しいわ♪と思われたアナタ。
導入する前にいくつか注意があります。 (=`・ω・´)6
本体に画面がなかろうが、タッパウェア的な外見だろうが、デジタルテレビチューナーには違いありません。テレビを新規に一台買うのと同じ様に、ケーブルだのアンテナだのの条件が必要になります。
てことで、おうちのアンテナ事情とLAN環境などをあらためて見直してみましょう。
▼下は本体背面の端子の配置状態です。
この『エリアフリー録画対応デジタルTVチューナー』、本体サイズの都合上でしょうか、地デジとBS対応でありながら、アンテナ入力端子がひとつしかありません。《混合型》と呼ばれるものです。
おうちがマンションなどの場合は、BSが観られる環境でも、壁のアンテナ端子はこれと同じでひとつしかないと思われます。その場合は直接1本のアンテナケーブルで繋いでしまえばいいんですが、それでも今現在、テレビがそれに繋がってる場合は《分配機》と呼ばれる器具を間に挟んで、アンテナケーブルを分ける必要が出ます。
逆に、ウチがそうなんですが、地デジとBSが別端子だった場合は《混合器》と呼ばれる、さきの分配機を逆にしたカタチの、ふたつをひとつにまとめる役割の器具を挟んで1本にしてやらねばなりません。
といってもそれぞれ¥500くらいで買えるのですが、分けた後のアンテナケーブルも2本要るので結局セットになった物で安価で安心できる製品を購入しました。
見てくれが同じなのでややこしいですが…
ちなみに、左が《分配器》とアンテナケーブル2本のセット、中が《混合器》とアンテナケーブル2本のセット、そして右が《混合器》単体。
───なのですが、中と右の《混合器》は《分配器》兼用になってるそうです。つまり、逆向きに繋ぐと逆に作用するというスグレモノ。なので、こちらで揃える方がややこしくなくて良いかも?
あと、当たり前ですが『LAN』つまりインターネットに繋ぐための端子に空きがあるのか、ですね。これもたいていのお家の場合、壁にはひとつしかLANの差し込みはありません。
『エリアフリー録画対応デジタルTVチューナー』は多芸で優秀なWi-Fiルータではありますが、Wi-Fiの無線LANネットワークに子機として繋ぐことはできません。
同時に、入力側のLANは有線式ですが、有線の出力端子を持っていません。
あくまでLANケーブルによる有線での接続になりますが、『エリアフリー録画対応デジタルTVチューナー』には、出口となるべきLANの差し込みはありません。
つまり、『エリアフリー録画対応デジタルTVチューナー』にLANを繋いでしまうと、もうその部屋のLANは独占されてしまうのです。
なので、有線でしか使えないインターネット機器…液晶テレビのような…ものは、あぶれてしまうのです。
なので、他にもインターネットに繋ぐ必要があるなら、ハブをかませるしかありません。
(;´д`;)ノ いや、ハブをかませる言うても、沖縄名物の毒蛇やないデスよ。
たま〜にヤフオクにも登場します。この記事にリンクしたヤフー・ショッピングの事を思えば、あまり安くありませんが…▼うまく活用すれば(ほんでもって勝ち取れば)出品者さんによっては、少しでも安く購入できるかも?
今後も、iPhone・iPadでエンタメ系な可能性を求めて色々載っけていきますよ♪
ヽ(´∀`*)ノ ほな、また。
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