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2012.05.04

【戦国ファンなら】やっぱり欲しい、ほんまもんの“ヨロイカブト”!!

Cocolog_oekaki_musa

 毎年、端午の節句が近づくと否応なく目に付くのが五月人形。
 気になりますよね。甥っ子さん?息子さん?男のお孫さんがおられるから?いえいえ、自分に正直になりましょうよ。

 (。-`ω´-)6 欲しいんでしょ?あなたご自身が。

 ヨロイカブトって、ロマンの塊ですもの。

 本来は戦いの場で敵の武器から身を護るために生まれ進化したはずの鎧兜ですが、同時に武士のステータスシンボルであり、“家”を継いだ家長の証でもあるという、一族の魂を継承したシルシでもある。
 だからカッコイイとか、美しいとか、そういう感覚すらも超越してるんですよね。

 そこへ日本の伝統工芸のスキルが加わって、さらに魂のこもった芸術品になった。

 そらもう、そこにあるだけでオーラがちがいますわね。p(≧_≦)q ク~
 だからでしょうね、反対に、幼い頃は怖かった。

 ウチにあったのはせいぜい20センチもない小さな人形でしたが、子供心にそれが飾ってあるだけでその部屋には近づくのがイヤでしたね。
 大きくなってからはなんとも思わないどころか、大好きになってしまいましたけど。

 (≧∀≦) いや〜、反動っておそろしい。

 フィギュアでも『Fate』シリーズのセイバーを始めとして、『戦国BASARA 伊達政宗』などの甲冑姿で思い通りのポーズが決められる美しくて凛々しい人形が手に入ります。
 カッコイイです。素敵です。ついつい時間を忘れていじくったり魅入ったり。
 しかし!人形は人形。

 そんなん、自分への誤魔化し。人形の姿に投影していたのは、あなた自身の姿のはず。

 あるんです!着られるヨロイカブト!!
 
 もちろん、人形なんかじゃない。
 ちゃんと着られる1/1の───つまり本物のヨロイカブトが欲しいワケですよ。

 昔ね、バブリーな頃。
 私も欲しくて欲しくて、探しまくりました。───といっても本。雑誌やソッチ系の特殊な文献から電話番号とか探し出して、ようやく見つけたのが、とある武具の専門店。
 いわゆる剣道の道具から、モノホンの甲冑まで取り扱うお店でした。

 しかし、値段調べてぶっ飛びましたね。( ̄ロ ̄lll) 子供用で軽く50万。大人用となると一式で300万とかなんとか。

 (T▽T) あははははは。笑ろたわ。さすがにこれは断念。

Dakihiiragi

 でも断念しきれずに「よし、お金貯めよう。貯めて、いつか買うたるねん!! しかも前立(まえたて:カブトの前にある角みたいな飾り)は特注で、色縅(いろおどし:鎧の板などを留める紐のこと)は明るい紫で…」とか妄想してました。
 ウチの家紋、『抱き柊(だきひいらぎ)』いいましてね。そのまんまで前立てになるんですよ。イカスでしょ。ところが───

 そうこうするウチに泡がパチーンと弾けて…( ̄▽ ̄lll) 生活はズンドコに…

 いい時代になりましたよ。今ではネットのお蔭で、アッちう間に探し出せます。しかも昔私が調べた頃に比べたら断然安い!!

 しかしですね、いろいろ調べてて驚いたのは、意外な事に、五月人形を作ってるお店によってはけっこうデタラメなデザインで「◯◯公の兜」として商品化してる事。
 それも立派な老舗でもそんな事してる…というか、ほとんどがそう。

 一番多いパターンが、伊達政宗公ヨロイカブト…としながらも、前立てが細めの三日月になってるだけで肝心の兜がなぜか源平時代の星兜だったり、もっと無茶してるのは鎌倉時代の、錣(しころ:カブトで後頭部と首を守る傘状の部分)が朝顔みたいに開いたタイプを平気でコーディネートしてたり。
 あのダンディで名を馳せた政宗公が見たら激怒しそうなセンスのなさで。
 さらに胴もあの特徴的な南蛮胴ふうでなく、フツーに糸縅…つまり早い話が、一般的な五月人形の、前立てだけとりかえて「伊達政宗バージョンでござい」としてるんですね。
 他にも秀吉、家康、信長、さらに謙信、直江兼継、幸村などもそんな調子。
 まして、五月人形を無理に着用サイズとして設計し直したようで、なんかバランスが変。

 フツーの人ならいざ知らず、戦国マニア・戦国乙女にこれは通じません。

 そもそもスタンスが違う。(。-`ω´-)
 我々が欲しいのは『着られる五月人形』ぢゃないですよね。『本物に近いヨロイカブトで五月人形として飾ってもおかしくない』ものですから。

 そしたら、ものすごいお店も見つけましたよ。ヽ(´∀`*)ノ
 なんと時代劇の撮影にも使われてるという、頑丈さも着やすさも保証付きという、まさに『本物志向』の『着るため、使うための』甲冑。

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 なるほど、ラインナップを見ると、過美な装飾ではなく、ほんまに戦国時代のいわゆる『当世具足』ふう。
 たしかに糸縅などを使うと、飾るにはきらびやかですがどうしても着ると傷みやすいし、手入れも大変かも知れません。

 たしかに、これなら堂々と着てガッチャガッチャ走り回れます。(本物同様鉄製なので体力は要りますよ)許可が貰えるなら馬にも乗れますよ♪
 しかも骨董品でなく新品ですから、もしかしたらのコワい(その昔、マジで使ったかも知れない)前歴もない。

 え?端午の節句に間に合わない?

 ヽ(´∀`*) なにを今更。子供に着せたいワケやないデショ。
 着たいのは私や、あ・な・た。ずっと欲しいと思ってた、着られる甲冑ですよ、年中いつ着てもエエでわないですか。
 
 私も貯めます。もっとも私の場合は前立だけでもオーダーしたいと思ってます。
 
 ちなみに「やっぱり私は戦国式の当世具足よりも、源平時代や鎌倉時代の糸縅の大鎧ふうがいいなあ」と仰る向きには、『元祖!戦国武将占い』でもご紹介してますけど、▼こちらがオススメ。

 ▲こちらのお店は、子供用としてはさっきの“伊達政宗”ふうのが一両ありますが、他はみなあくまでお店のオリジナルデザインの甲冑として制作されてるので、無理のないフォルムで美しく思えます。

 ヽ(´∀`*)ノ ほな、また。

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コメント

うちの五月人形はなかなか立派な鎧兜なんですよ♪
ホンマもんの甲冑師製作のもんやという話なんですが・・・ほんまかどうかは謎です。
甲冑師なんて職業が今時あるんですかねー?
もちろん小さくて着用不能です。

今月のお嬢さん、藤娘さんも可愛いんですが
鎧兜のきりりとした凛々しいお嬢さんも見たかったです。

投稿: るり | 2012.05.07 23:39

るりさん、毎度です!
甲冑師、あると思いますよ。需要は少ないし時代劇激減してますから大変かも知れませんが、新作以外にも骨董品や歴史的遺物のメンテナンスや修復なども手がけないといけませんし。

ヨロイカブトの女性、次回こそは私も描いてみたいです。
へんなコダワリをなくしてかっこよく、可愛く。(ここんとこがワタシ的にごっつ難しいんですが…)

投稿: よろづ屋TOM | 2012.05.09 09:53

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