八重桜の出番でございます♪ヽ(´∀`*)
ちょっと不満なんですよ。今頃になるとテレビとかラジオはこぞって
(;´д`;)「今年の桜も終わりましたねぇ〜」───っていうやないですか。
ソメイヨシノだけが桜みたいに言うの、やめてくれ。(。-`ω´-)凸
見よ、このゴージャスさ。それこそ八重桜が散りだしたら、地面は桜色で埋め尽くされるねん。なんちうても花びらの分量が文字通り『八重』八倍あるねんから、そらもおスゴい事になる。
ちなみに桜餅に使う塩漬けの桜の葉はある種の八重桜のもの。
やわらかく育てんとイカンし、なにせ毛虫がつきものの桜ですから、無農薬で虫が付かないように、ちゃんとビニルハウスの中で育てられてるんですよね。
そして八重桜と言えば、春の大阪名物のひとつ、『桜宮造幣局の通り抜け』。しかも、いろんな八重桜の見本市のようにいろんな種類の八重桜が一堂に集められてるのが魅力。
まあ個人的には京都市植物園の『桜見本園』がいっちゃん好きなんですよね。
桜は桜でも───
こちらは日本桜草、数種類あるうちのこれは『大明錦』。
日本桜草は日本独自の園芸品種で、江戸時代に朝顔や東洋蘭などと共におもいっきりブームになったおかげで、そらもう千差万別、ものごっつバリエーションがあるのでございますが、ありがたい事に育てやすく増やしやすいお蔭で割とフツーのお値段で買えるんですな。
こっちは『北斗星』。
なるほどな、という花姿でしょ?まあ星と言うよりも雪の結晶みたいですが、それはそれでまた真っ白な品種もあったりするんで、たぶんそっちには雪なんちゃら、みたいな名前が付けられてるはず。
ちなみに日本の桜草、2月の終わりごろに芽が出たとおもたら、するするっと葉を伸ばして今頃花を咲かせたあと、夏の暑さが迫る6月くらいには枯れて冬眠ならぬ夏眠に入ります。
なんとそのまんま、来年の2月まで土の中でお休みしてしまうのが特徴。
でも実は、土の中ではわずか3ヶ月で蓄えた養分で、しっかりと根と芽を育んでたりします。
ほかにも今うちの狭い庭は花盛り。
これは『海棠(かいどう)』。花海棠ともいいますが、梅、桜、桃、りんごなどと同じくバラ科の花木。
黄緑色の新芽と薄桃色の花が同時なのでなんとも華やか。
いま高さがようやく1.6mまで育ったんですが、この娘もうつむきに咲くのでもうちょっと背を高く育てんと、このアングルで撮影するのはもぉたいへん。
ノ(´∀`*) しかし?なんか気分はスカートの中を覗き見してるような不思議なドキドキ感がありますなあ。
毎年、いろんな花が咲くのは嬉しいんですが、それはそのまま、昨年までやってきた園芸作業に対しての花たちによる『ガーデナーへの評価発表』でもあります。
花の咲き具合、新芽の出具合、生長の度合い、はたまた咲かなかった、調子を崩した、最悪、腐った、枯れた…
“花は何も語らない”なんて大ウソ。
(;´д`;)モンク言う言う。しかもハンストみたいに生命を賭けてまで抗議してくるからたまりません。
なにが哀しいて、自分のせいで生命を奪うだけでなく、それはそのまま己の未熟さゆえの事ですから、尚更彼女たちがこちらの胸元につきつけてくる、切っ先の鋭さは尋常ではありませんわね。
最後に『ハナズオウ』。花蘇芳と書くんですが、蘇芳色と言うよりはドピンクと呼んでもよさそうな派手な色合いの花がびっしり。
よく見ると、スイートピーやフジ、エニシダなどと同じ花の形。そう、マメ科なんですね。
真っ黄色のエニシダなどと並べて植えてみたい気もしますねえ。
派手とおりこしてギンギンになりそうですけど。ヽ(´∀`*)ノ ほな、また。
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