紅玉、咲いた。いろいろ咲いた。ヽ(´∀`*)ノ
そうです。私が愛してやまない、ほんでもって年に一度か二度しか出逢えない、まるで織姫みたいなあのウマい旨い最高のりんご、紅玉の花です。
この一年でけっこう枝もよく張って、そこそこ大きくなったんで、今年こそは満開の花盛りを見せてもらえるか!?……と期待してたんですがねえ。
残念ながら、咲いたのはこの写真の分だけ。
でもね、昨年は一輪だけやったので、一応ステップby ステップで出世はしたんです。
育て方が上手いわけでないので、樹自体が大きくなっただけでもめっけもん。
もともと実を付けさせて食べてみたい…とまでは考えてませんでね。
大好きな紅玉の樹が家にあって、毎年白い花を咲かせて…というだけで満足するつもりなんですが、その望みさえまだ叶ってないわけで。
ただしかし、写真などで見る紅玉の花はもう少しピンクがかってカタチも整ってるはずなんですが、きっとまだ花を咲かせるだけでもこの娘には大変なんでしょうな。
いわゆる“いっぱいいっぱい”。
樹や草が花を咲かせるのは、栄養が足りて力がみなぎってる場合と、真逆でもうすぐ生命が消えてしまうからと最後のエネルギーで咲かせる場合があるらしいです。
そういう意味で考えると、花の形もいびつで、色も本来のものではない───とういう事から察するに、まだまだ無理してるんでしょうね。
普通、樹々ちうもんは花を咲かすためには多大なエネルギーを消費するので、それを補うために補助栄養食品である肥料を育つためのタイミングに合わせて与えるわけです。
特にバラや梅、朝顔などは肥料なしでは良い花を咲かせるのは難しい…て話は園芸関係の書物を開けば最初に書かれてる事です。
かわってこっちは藤。
今年はよぉ咲いてくれました。ただ、藤はちょっとクセがあって、肥料をヘタに与えると逆に葉っぱばかり繁って花が全く咲かないんですね。
まさかなあ、と思ってちょこっとだけ与えたら、ほんまに次の年は全く咲かず。
結局まる一年、花を待つ事になりました。
この娘にしてみれば、ごっつ少食でええとこへビフテキだのトンカツだののハイカロリーなモンをどっかどっかと食わされて、体調を崩してしもたんでしょうな。
花を咲かせるのはホンマに難しいですね。自然のままなら普通に育ち、花を咲かせるだろうに、どこかに歪みがあるからうまく育たないわけです。
今日はナニゲに花を見たくて庭に出ました。
でも、咲いてる花と同時に、まるで違う植物に見えるほどアブラムシがたかってしもたグミの木をみつけてしまいましてね…
( ̄ロ ̄lll) 殺虫剤を使わざるを得ませんでした…
害虫です。退治しない限り、植物の方がダメにされます。
これが自然の状態なら、きっとアブラムシを食べる虫がやってきて適度に平らげるはず。でもウチの庭にはナナホシテントウはもちろん、カマキリみたいな肉食系の虫はほとんど来ません。
どっかでバランスが崩れてるんでしょうねえ。
庭の花で癒されようとちょっと出たつもりが、わずか一週間の間に大量発生したアブラムシ退治にもぉ必死のパッチでした⋯薬撒き疲れました。
アゲハも来ました。もう、卵取るの大変。ほっとくとこれも青虫になって、新芽が全部やられてしまう。
しかし、害虫といえども大量虐殺はごっつ気分悪い。毎回、すごくイヤな気分にさせられます。
唯一の救いは藤にやって来た蜜蜂が可愛かったちうこと。
次から次へと花にもぐりこんでは、腹をポンプみたいに動かして蜜を吸うんですな。
それも何匹も何匹も交代でやってきて…近くにミツバチの巣があるんかしら。
ちなみに藤の花、これくらい咲いてるとほんのりと上品な香りがします。
藤の蜜ってどんな味がするのやら…
いつの日か、満開の紅玉の花にミツバチがむらがるようになってほしいもんです。
| 固定リンク
「◆花咲けるジジ道(植物ネタ)」カテゴリの記事
- 如月になりました♪梅、雪、ひさびさの和服絵。(2015.02.01)
- 庭の伐採作業に新兵器“緑の木馬”導入!具合、ヨシ!(2014.10.20)
- 夏を見送る…氷イチゴのような百日紅(さるすべり)の花。(2014.09.04)
コメント