ひとあし先に『寒緋桜(かんひざくら)』が咲きました。
(;´д`;)え?「まだ開きかけやんか」ですと?
いえいえ、これでもう、彼女───カンヒザクラにしてみれば、これで『満開状態』なんです。こうしてうつむきに咲く品種なんですよ。そして、なんといってもこの濃厚な色。
名前には『緋色』が使われてますけど、厳密に言えば絵の具の『オペラ』ピンクですわね。
沖縄では二月に満開を迎え春の訪れを象徴する花ですが、それは二月でも17度はある沖縄ならではの事。
もともと台湾原産で亜熱帯の花樹なので、年間平均気温が鹿児島より高い大阪といえども、さすがに咲くのは今頃になります。
私がこの娘に惚れ込んで苗を入手したのはもう10ウン年以上も前でしたが、手入れが下手でなかなか育たず、毎年咲くのは八重桜の頃それも数輪だけでした。
しかし今年は数こそ大差ないんですが、本来の成長サイクルに近いタイミングで咲いてくれたのが嬉しい。
でもね、恥ずかしがり屋さんの彼女のお顔を拝見しようと思うと、ウチのまだ1.2m程度の背の高さでは、まるでスカート覗きの変態さんみたいにしゃがみ込まないと拝めないんですよ。
▲もぉ、このアングルで撮るのにヨガのような体勢でぜぇぜぇ言いながらがんばらんといけませんでした。
てことで、(。-`ω´-)6 そんなら背の高い寒緋桜ちゃんは、どこへ行けば拝めるか?
ここですねえ。→『京都おちこちぶらぶらよそ見旅/二条城の桜』
ありがたいことに、寒緋桜はソメイヨシノみたいに一週間でパァアアア…とまでは寿命が短くないので、だいたい他の桜が満開の時でも足並み揃うんですよ。
ただし二条城の寒緋桜、花は派手なのに植わってる場所が入ってすぐの左手にあるために結構死角になってまして、たいていの観光客は気づかないままに、やや右手にある門の中へずんずんいってしまうんですな。
私などは行くと彼女にまっしぐらなので、私の後から入った人はそのただならぬ様子を見て、その先にあるでかい派手な寒緋桜に気づいて「うわ、なにあれ、桃?梅?」と驚いてついてくるんですな。
私の野望としては、ウチの寒緋桜を2.5mまででかくしたいんですけど…さて、いつになることやら。
花はほんっっっっっっまに、ええですね。(´。`)ノほな、また。
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