おひなさまは元祖:フィギュア。だからリカちゃん?
知らんかった。こんなリカちゃんのスペシャルバージョンがあったんですねえ。
しかも毎年、新しい姿でお目見えしてるという。
いや~、今のリカちゃんはいろんなコラボをしてるんですね~。♪
ごく最近に聴いたのは、日本の家庭園芸に於いて、新作園芸植物の開発・生産者であり、同時に通販ビジネスの草分けである『サカタのタネ』がタカラとコラボして生み出した『リカちゃんのパンジー』こと『虹色スミレ』のシリーズでしたが。
パンジーも普通のパンジーの苗が1ポット¥120とかで買えるのに、この『虹色』は¥500〜でしたからね。
と、同時にこのパンジーをイメージしたリカちゃんも何種類かリリースされ、かなり高額でバンバン売れたのだとか。
この時もぶっとびましたが、ヽ(´∀`*) たしかに可愛かった。パンジーも、リカちゃんも。
でもこの『おひなさまリカちゃん』も、また顔立ちが違うような。
やっぱり十二単に似合うような、ちょっと下ぶくれにアレンジされてるんでしょうかな。
しかし、さすが衣装や着付けは『人形の久月(きゅうげつ)』ですな。
ひな人形と、キャラクターフィギュアの違いはナニか?
ひとえに、実際の布を使うか否か、それだけの気がしますが(暴言)。でも、それほど、日本という国の文化は、大昔から『人形』っちうもんに対して、魂を込めて“姿”を映す努力をしてきたように思うのです。
西洋のビスクドールとかは、基本的に無表情でしょう。で、特定のポーズもとっていない。
たしかに美しいし、芸術品です。そして、女の子の遊び相手…というのも同じ。
でも、あちらはできるだけ“無地”つまり“特定の条件を持たない”ように作られてる気がするんですよ。
対して、日本の人形は“いちまさん”と呼ばれる市松人形でも、その目はたしかに何かを見つめ、意思すら持ってるような気すらします。
ぶっちゃけた話、市松人形もビスクドールも、いきなり部屋の中に立ってたらきっと悲鳴上げます、私。
でも、怖さの理由が違う。ビスクドールは無表情だから、怖い。でも市松さんは、意思があるのが判るから、怖い。
いや、オカルトの話ではありませんでしたね。 /(;´▽`;)
今の幾多のフィギュアもそうですが、むしろギリシャ彫刻のように、ある一瞬の『刻』を止めたような、そんな息吹をどうやったら人形にふきこめるか…
ひたすら造型師、人形師たちは精魂を込めてきたように思います。
リカちゃんも例外ではないと思うのですよ。
昔からのお雛様は正面を観ているようで、もっと遠くの何かを見ながら、何事か考えてるように見えます。
で、リカちゃんの目はもっとあからさまで、元祖の昔から正面を観てませんね。人形遊びのために作られてるのに、こういうシチュエーションのデザインなんて、たぶん外国では考えられないのでは?
▼お雛様なので、当然、カポーになってるバージョンもあるんですね。
ええと。ワタル君でしたっけか?(違ってるかも知れない。野郎に興味ないし。)
(@_@;) はて、こんな顔してましたっけか…まあリカちゃん同様、進化ちうか、彼も年代ごとに変わってるんですねえ。ちうか、これが今の“彼氏”のトレンディ?
まあしかし、こーゆー“亜流”に眉をひそめる方もおられるかも知れませんが、今のお雛様も最初に登場したときは、もっと前のヒトガタの紙人形が“正統”だったはずですからね。
───とはいえ、お値段、ごっつ上等ですなあ… (;´д`;)
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