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2011.06.27

『プリンセス・トヨトミ』読んでん。…けど。

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 少し前に書いた、大阪市交通局発行のフリー本『ノッテオリテ』の項でふれているように、同誌でこの作家さんの筆致が気になったのと、彼がどんな風に大阪を描いているのかが“ごっつ”気になったのが、久しぶりに現代小説などを買おうと思った理由。
 

 大阪を描いた本なんか掃いて棄てるほどあるはずなんですが、なんせ私、この歳になっても、ほんまに純文学はもちろん、現代小説ですら数えるほども読んでません。

 たぶん、高校の現代国語とかで取り上げられて教材になってた作品がどれもこれも、私にとっては壊滅的にオモロなかったからでしょうなあ。
 個人差はあるんで私だけの事かも知れませんが、アーサー・C・クラークとフレデリック・ブラウンと筒井康隆にのめりこんでる少女漫画家志望の野郎に、川端康成とか太宰とか芥川が面白いはずがない。
 ギリギリ夏目漱石、でも坊ちゃんだけ、それも昔、竹脇無我主演でドラマになってたから。

 とにかくどっかに荒唐無稽な要素がないとすぐ飽きるもんで…。


 まあそういう意味では『現代に豊臣秀頼の子孫が代々生きていて、それを歴代の大阪の男たちがほぼ全員で護ってきた…』ちうのは、たしかに荒唐無稽な話の範疇には入るんでしょうなあ。

 あ、どうか「コラ!まだ見てへんのに!!」とお叱りなきよう。『オススメ座CINEMA』で貫いてますように、本来私はネタバレを極力回避する主義なんですが、映画の宣伝の方で短いスポットでさえもこの根幹部分を宣伝文句にしてバラしてしまってるので、そこに関しては堪忍してください。

 ほんでもってこれも本の予告文で読む前に知ってしまった事ですが、私が一番荒唐無稽やなと思たのは、メインの謎部分でも隠し設定でもなく、副主人公とも言える少年の設定。

 いや、ネタ自体は珍しいことではないんで荒唐無稽というのは当たらないかもしれませんが、この物語の都合上にしてもまったく必然性を感じないし、なによりその不自然な設定のせいで違和感しか感じませんで。

 しかし、少年とその幼友達の少女との絡みは、『じゃりン子チエ』のような上方式人情話の仕立てでなかなかエエ話なんです。ぶっちゃけた話z。秀頼の子孫の話なんかどうでもええから、彼等の学園生活とその後を匂わせる青春物語でええんとちゃうか、とまで思たほど。
 事実なんべんか私、グッと詰まりましたから…

 しかしそれだけに本編とも言うべきプリンセス…の部分ときれいに分かれてしまって、最後まで水と油でひとつにならず、なんか二冊の本を並行読みしてるみたいで…なのに作者が同じなのでどこか似通ってるから時折ごっちゃになる感じで。
 せやからイマイチのめり込めんのです。「ああ、読み終えた!!」という満足感もなかったんですよ。

 なんか、ごっつ勿体ない作品という読後感です。

 ちなみに映画版はスポットの音だけ聴いたものの、まったく画面を観ていません。そして脳内でイメージを決めつけたくないので、本に巻いてあった映画タイアップの帯も、ペルセウスがゴーゴンの目線を避けたようにして見ないようにしてたんです。

 ところが地下鉄の駅にドカドカあったんですよ…ポスターが。
 けんめいに耳を塞いでたのに、よりによって点数の結果だけ聞かされたサッカーの試合みたい。

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 そんでもって、やむなく俳優の顔だけは知ってしまったものの、誰が誰を演じるのかは知りませんで。ただ、読み進むうちに主人公の松平監査官は中井貴一やな、と確信したんですよ。
「しかし…貴一っちゃんもやけど、堤真一て大阪弁できるんかいな」と思いつつ。
 それに綾瀬はるかちゃんは可憐やけど、旭ゲーンズブールは違うな。まあ映画用にオリジナルキャラとして立てるんやろな、みたいな。
 で…、もうひとりのイマドキっぽいキザな青年は誰の役?( ̄ロ ̄lll)

 まさかそれが設定上で“性転換した”旭だなんて、読み終わってこれを書くために確認して初めて知りました。

 めっっちゃめちゃショック。orz...

 ほんなら、綾瀬はるかちゃんが………ミラクル鳥居………?(゚ε゜;)うそぉ。

 しかも、確信さえ抱いていた松平=堤真一!? で、真田が貴一っっちゃん!?
 もぉボロボロです。いや、キャスティングに異を唱えるものでなく、あまりに自分が抱いたイメージと違ったので。
 せやかて、登場した時の描写。

『あごを引いて、宙を睨みつけながらアイスに向かう上司の横顔に、鳥居はしばしば三島由紀夫を連想することがある。短い髪にすっきりした額、少々面長な顔に、太い眉や意志の強そうな口元───』

 これ、絶対貴一っちゃんですやん。(;´д`;)三島由紀夫やろぉ?まあええけどね。

 鳥居はなんとなく爆笑問題の、ええと、名前失念…背の低い人の方。
 でもって、読んでいる間、旭は完全に滝川クリステルさんでしたね。最後のジャージ姿に至るまで。

 読まれた方、そして映画もご覧になった方はどやったんでしょうか?

 ともあれ、大阪は…いや、全国的に今日も暑い。

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しかも?
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