案の定、ブドウのジュースもスペシャルに。
色が綺麗でしょ?さて、ところでこれはなんでしょう?
…とボケるまでもなく、タイトルにあるようにブドウのジュースでございます、この写真の時点では。
毎日の平均気温が上がって参りましたねえ。おかげで一年前にオトモダチになったクロエケラ・アピキュラータを始めとする酵母菌たちのまあ元気なこと。冬は最初のシュワちゃん状態まで半月ほどかかったのが、今では2〜3日で充分。
てなわけでこれまでも『シードルもどき』をこしらえては飲んでおりますのですが、ある時フト思いました。
はて?(。-`ω´-)
農協とかスーパーのプライベートブランド程度の安物リンゴジュースが砂糖の添加と上等の干しぶどう数粒で酵母発酵を始めて、やがてそれなりなシードル“もどき”になるんやったら?
σ(´∀`*) もしかしーて。たいていの果実ジュースは“果実酒もどき”になるのでーわ?
───となぜか若本規夫さんの口調になってしまうのだーが。さしあたって、ブドウは葡萄酒になるんちゃうん?という、ごくごく当たり前の事に今さらながら気がついた。
そーゆー意味では、ほかにもアセロラだのライチーだのも、糖分さえ適度に与えてやれば発酵してくれるんとちゃうやろか?
まあ問題があるとすれば、発酵中もできあがり後も、チト酵母独特の香りちうか、臭みがわずかにぷん、とするところ。
しかしそれとて、銀河高原ビールとかベルギービールなんかの、生きた酵母を閉じ込めた酒は似たような匂いがするんで間違いではないんですけど。
そういえば、飲んだことはないけど“にごりワイン”とかってのも売ってたような?
逆に、自家製のシードルにせよ他のどんな材料でこしらえるにせよ、発泡性のままで飲んでしまう以上は、底に貯まった“オリ”を事前に取り除かない限り、フタを開けると中味は強力な炭酸の発泡力で完全にシャッフルされてしまうので、保存中にどれほど澄んだ状態になってても無駄。
また発酵を止めるやり方も知らんし、止めた後に瓶に炭酸分を残したままでうまく封入する方法も知らんので、今みたいに二次発酵を終えた後に、つごう三度目の砂糖を加えて、瓶内での三次発酵をフィニッシュとしてパワフルな強炭酸飲料に仕上げてるわけです。
しかしアルコール分は薄いことは間違いないんですが、この酵母がクセモノで、結構次の日に残ったりするんですよ。
よぉ考えたら、私は昔から生酒とか吟醸酒みたいな合成保存料の入ってない酒は、なぜか悪酔いしたんですよね〜。それもかなり。
それにしても、どんな果汁なら美味しいワインになるのか興味が出てきたのも事実。
少なくとも紙パック入りのジュースが原料の場合は、今の所ドールの濃縮還元果汁がいちばんマシ。でも砂糖を加えないと発酵もままならないほど糖分が低いんですよね。
やはりポイントはブドウの皮かも。単純にしぼったジュースだけでは成分的にも足らんのでしょうな。
奥深いわ〜〜〜〜。いつかホンマのブドウの房からワインにしてみたいもんです。
←街のショップでは見つからないシードルちゃん、じつは他にもいろいろ!
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