やっと韓国食を補給できました(その3・水キムチ)。
今回で三回目になりましたけど、コリアタウンに行くと、ほんまにまだまだここに書ききれんくらいに買い物をするんですよ。それも全部コリアフードばっかし。
いや、当たり前やろ、と仰るかも知れませんけどね、韓流グッズでも雑貨でもなく、食材ばっかしっちうのはナカナカないんとちゃいますかね。
てことで今回はトンチミ……つまり『水キムチ』。え、それ何?まあまあ、説明は後でしましょう。まずは体験談を手抜きマンガで。
大げさとちゃいまっせ。万事、こんな調子。そんでもって他のお店もこんな感じ。
とうに食っちまったんで画像がありませんが、韓国焼肉に欠かせないサンチュ(ナタネ科の葉っぱ)とかエゴマの葉なども束になって売ってるんですが、その量が日本のスーパーで買うのがアホくさくなる分量のが100円とかで無造作に店先に売ってるんですな。
私は自他共に認める野菜食いですが、一回ではまず食べきれません。
ところでトンチミ(水キムチ)とは、白菜やニラ、大根の薄切りなどを新鮮な水と塩、さらに米のとぎ汁などを加えて、やはり乳酸菌で自然発酵させたもので、基本的に唐辛子は入れません。
てな具合に説明してますが、実はいわゆる韓国冷麺のスープは、これで牛骨スープを割ったものがほとんどです。
口当たりがサッパリしてるので、よく冷やしたものを焼肉の後にスープとして飲んだり、夏の暑い日には水分とビタミン補給に摂取したのだとか。
なるほど、塩分も入ってるし野菜のビタミンは満点、さらに乳酸菌まで豊富にあるとなればポカリスエットなど足下にも及びませんわな。
韓国の先人たちの生活の智恵もほんまにすばらしい。
じつは日本のそうめんもそうなんですよ。もともとは農村の保存性の高い昼食で、出し汁があろうがなかろうが、タライの中にそうめんを泳がせておいて各自好きなときに水ごと食べたのだという説も。上方落語の中でいわゆる峠の茶店では軒先に作った素麺がタライの水に涼しげに泳がせてある光景が登場する話もあります。
塩分はもちろん、デンプン質、素麺なのでわずかですが油分も残ってたでしょう。
さてこのトンチミ、これもバリエーションがたんとあります。
食べやすいように細かく具材を切ったものもあれば、白菜がまるごと入ったダイナミックなものもあります。もちろんお馴染みの鷹の爪が入ったスパイシーな水キムチも。
じつはこの水キムチ、ほかのキmチ同様、さながらカスピ海ヨーグルトと同じ事ができます。
つまり乳酸菌が生きているので、残ったものに蒸留水と塩、野菜を加えれば再び新しいキmチとして継続して漬け続けることができるのです。
今回、ほかにスンデ(豚の血や春雨などを詰めた韓国式腸詰め)、ナムル、ホットックもゲットしてるんですよね。あいにく全部、写真取る前に食べてしまいました。
また次回にちゃんと記録取れてたらご紹介しますね。
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