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2011.06.16

やっと韓国食を補給できました(その2・ごま油)。

Chamkirum

 韓国料理っちうたらまず思い出すのはキmチ(誤変換ちゃいまっせ。詳しくは前回の記事を読んでくださいね。)と、コチュヂャンでしょうなあ。
 しかし私としては▲これを忘れてはイカンのです。韓国名で『チャンギルン(例の表記で行けばチャmギルm)』こと、ごま油。

 なんや、ごま油かいな…と仰るかもしれませんが、実際に食べたことがある方なら日本のそれとは全然違うことをご存じでしょう。

 何が違うって、色と香り。濃いぃの。とにかく、濃いぃの。ヽ(´∀`*)

 要因はその原材料であるごまの焙煎の度合いなんですが、もおね、珈琲で言えばアメリカンとヨーロピアンローストの違いと言えるほど韓国のごま油はよぉ煎ってあります。
 それだけやのうて、コリアタウンに行くと絞りたてを売ってる。これはなかなか日本のごま油では手に入りませんわな。たいてい工場からやってきたメーカー品やし、しっかり独特なキャップで封印してありますわね。
 の、割に開封しても火を通さない限り、そのままではそれほど「ああ、香ばしいな」というほどではない。

 以前、日本では最上とされる『太白(たいはく)』ってカテゴリーに入るごま油を試したんですが、値段高いし、さぞや香ばしい、馥郁たるゴマの香りがするんやろな、と期待に胸膨らませてシールを剥がし、フタをヒネリ、中のビニールのプルタブをひっぱり、さあお皿に出してなめてみて……

 しかし!全然ごま油らしくない。いや、それどころかそれまでいつも食ってた『かどや』の黄色いキャップのほうが遥かに旨い。香りも良い。

 (`皿´#)9 どぉゆうこっちゃ!と怒りが脳天突き抜けましたよ。なんせ値段もですが期待度がデカかった分、ガッカリしまくりましたから。

 あとで知ってショックやったんですが、実は日本ではゴマの香りがせんほうが上質なんですってね?このへんの理屈がよぉわからんのですが、要するに私は無理して高い銭出してわざわざゴマの香りのせんごま油を買ったという哀しい事実です。

 その後、たまたまテレビかなんかで知ったのが韓国のごま油事情。
 なんと、市場に行くとゴマの専門店があり、そこで生のゴマを選んで頼めばその場で焙煎してくれて、しかもそれを持って行くと別の店ではそれを絞ってくれる店があるのだそうな。
 まさに煎りたて、絞りたて。
 酸化に弱い油にとって、これほど最高に旨い状態で食卓に供せられることなど日本ではまずないでしょう。憧れましたよ、長い間。
 それが猪飼野コリアタウンでは、さすがに生ごまからは無理でも、その日絞ったのは手に入ると知ったときの感激は今も忘れません。そしてその味、その香り!

 これぞまさに極上。これこそがごま油。

 もっとも、この写真に写ってるのは一応同じように封印はされたもんです。
 実は今回、日曜に出掛けたもんで、いつも買ってるお店が閉まってましてん。ほんでもないと禁断症状が出る私はキョロキョロと他にもあらへんかいなと物色してたらこれを見つけた。

 しかし訊ねてみたらなんのことない、中味はいつも買ってるお店のもんで、これを置いてるお店はそこへ圧搾と瓶詰めを外注してはったんですな。
 ちなみにいつも買ってるお店では、こんなハイカラな瓶にも入ってないし、ラベルもないんです。
 それどころか眞露の空き瓶やらに詰めて売ってはるという超ダイナミックな販売法。

 この写真のはこれで¥1300ですが、いつも買う店ではさらにチッコい『眞露チャミスル』…つまり360ccの瓶に入ったので¥1500なんてのもある。つまりその日の絞りたての超高級ごま油が酒の空き瓶に入って売ってるギャップがものすごい。
 しかし一度味わったらもうあきませんな。日本の軟弱なごま油では頼りなくなる。
 生肝、スンデ(豚の血を詰めた韓国式腸詰め)、ムッなどなど、韓国の塩と合わせた時に口の中でミラクルが起こるのです。

 このごま油はコチュヂャンと合わせても抜群。

 ところで一般的にはコチュジャン、と『シ』に点々で表記されてますが、これはおかしい。
 なぜかっちうと、『醤』は単体では“チャン”だから。そういえば、具体的には失念してしまいましたが、たしか日本語でもそのけったいな間違いが堂々と通ってる単語があった記憶が。ま。それは思い出したらまた『ツッコミ一本槍』カテゴリーで取り上げるとして。

 まだもうひとつの戦利品があったんで、それも《つづく》

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