あはれ、今年の秋もいぬめり。
12月4日。今年最後の京都行きをしました。
上の写真は今回見つけた“秘密のスポット”。ひさびさに見つけた、ぶら旅らしい素晴らしい場所です。たぶん来年のシーズン前にはご紹介できるでしょう…って、鬼が笑うにもホドがある話ですが。
この夏、天気予報とかはみな口を揃えて「この秋は美しい紅葉が期待できる」とかゆーてましたけどね。私から言わせてもらえば…
(;´д`;)じぇんじぇん、あきませんでしたねー。
ぶっちゃけた話、ほとんど紅くないんですよ。例年やったら12月越えたら真っ赤っか…てのが私の認識やったんですが、10月も11月も、だいたいが錦…つまり緑から黄色、そしてオレンジ色に色づいてはいても、全体に真っ赤っかてのにはほとんど遭遇しませんでした。
もっとも紅いものでもオレンジ色。
まあね、たしかに“錦”状態でも美しいっちゃ美しいんですけど。
私の好みでいえば、こんなのは秋口の姿。紅葉(こうよう)てのは地面が散りモミジで真っ赤っか、地上は残った葉が一枚残さず真紅になってて…。
けど、京都を意識して写真を撮り始めてもう数十年ですが、なかなかそんな“真っ赤っか”には出逢えていないのが正直なところ。
今回は東山ばっかしうろついてたんですが、最終的に哲学の道まで行ってみてビックリ。
いくら3日に大風が吹いたからって、12月4日でここまでハゲチョロケとは。
例年やったらまだ一週間は大丈夫やったんですよね。それにしても地面観てもそれほどカエデは積もってない。さては、錦のまんまで早々に散ってたのではなかろうか?
…などと考える次第であります。
植物てのは気象状態…気温や湿度、気圧とその変移のタイミングとか、それも一年を通じてのリズムとかで次の年の準備として葉を色づかせてゆくわけですが、つくづく思うのは、人間がどんだけいくら下手な予想をしようが、植物の方は人間なんかが計り知れない“自然同士”の決め事に沿ってそのルールや色づきのやり方を変えるんでしょうね。
21世紀になっても、実はその辺の仕組みとかはほとんど分かってないんだそうで。
実は、植物が紅葉する理由、てのも解ってないんだそう。
世の中はまだまだ不思議でいっぱいです。楽しいですね。
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コメント
TOMさん スッキリしました。
私も紅葉の記事に「期待ほど綺麗じゃ無い、葉っぱは綺麗なのが木に付いているけれど、落葉したのが多くてスッキリし過ぎ。ボリュームが無い。緑の葉が多くて果たして紅葉するかどうか・・・京都紅葉観光の呼び込みが凄過ぎる」などを控えめに書いてきました。
撮ってる所は思いっきり綺麗な紅葉を撮ってますから、言っても分かってもらえず。
他の京都ブログも紅葉の美しさを讃えていますから、書く程に「いちゃもん付け」みたいなのも嫌で・・・あ~あ・・・時々成り下がったなあと思いました。
投稿: りせ | 2011.01.03 14:49
りせさん、どーもです。
うーむ、りせさんとこほどになると、そこまで気を使われますか…
むしろスポンサーがいてのサイトではないんですから構わないと思うのですよ、正直に書いても。
まあ私の場合はサイト『ぶら旅』はライブラリー、このブログはナマモノと棲み分けてるんで、ブログの方ではダメダメ状態も訴えうるんですけどね。
そもそも、よそのサイトはよそのサイトです。
投稿: よろづ屋TOM | 2011.01.10 18:43