奈良・遷都1300年祭に行ってきた。
-------------▲▲GoogleAdsense広告▲▲------------- いや。ぶっちゃけた話ね。私ん家は京都より奈良の方が近いんですよ。時間的にね。
けど昔からどーも奈良は興味が惹かれない。ちうかなんか苦手でしてね。数年に一度も行かないんですよ。つらつらその理由を考えてみると、アクセスの不便さがあるんですな、まず。
なんせ観光ポイントと観光ポイントを繋ぐものがほとんどない。
自家用車もないし、なにより神社仏閣に興味がないので、そーなると奈良には見るところがないんですな。いや、シカおるやんか、てアナタ。
フンだらけなのはしゃあないし、あの連中のは犬猫とちごて踏んでも大した被害無いんですが、私、嗅覚過敏ですがな。臭いんですよ、ケモノて。駅を降りたら風に乗ってもう匂ってくる……て経験が幼い頃からトラウマになっとるんですな。(奈良県の方々、すんません。でも辛いのよ。)
けどシカは若草山周辺の話やし、いわば今回の『平城遷都1300年祭』は1/1スケールで再現された飛鳥時代パビリオン!って感じですやん?
なんせ出来たて。見よ、この美しい『丹(に)』の色を!晴れ渡る空を映した金色(こんじき)の巨大鋲の数々を!
まさに『あおによし』の『に』であります。
今回のためにしつらえられた搭乗口を上がって内部へ。
建物もでかいけど、中味も広い。
東西南北それぞれに青龍、朱雀、玄武、白虎が描かれた格子状の天井には、無数の蓮の花が描かれ、それに護られるようにして玉座が。で、この白虎が意外にニャンコ風で可愛い。
いつか白い野良猫を見つけたら密かに『白虎』と名付けてやろう…てかネタ浮かんだ。
ご覧のように中もがらーんとしてて、なーんも無いはずでありながら、結構コーフンするもんですな。へたにデカいホテルやビルをさんざん見てきてても、大仏殿とか多宝塔とかのほうが遥かに感動するのは、やはり“人力による手作り”で“よぉこんなとてつもないもんを造ったなあ”という凄みがあるからでしょうね。
外へ出たら思いのほか、時間食ってて。時計見ると拝観リミットの16時まで5分!しかし次の目標である朱雀門は直線にして遥か数百メートル彼方、しかも道はカクカクに曲がらんとたどり着けないというコース!
大あわて小走りで向かう人が周りにも!へんなジョギング大会になってやっとたどり着いたら見事にリミット。とはいえ次の目当ては『門』なので、まあええか…と思てたら、終わったはずの拝観時間にもかかわらず、人がどんどん集まってくる。
だいたいにおいて、私はこーゆーものを見に行くとごっつ運が良くてですね。
なーんも考えずに宛てもなく出掛けても、割とサプライズなイベントに出くわすんですよ。
ぶっちゃけた事を言えば、この大イベント、出し物的にはごっつ数少ない。
まあ、行ったのが平日だったんで、土日とかなら露店とかドッと繰り出すのかも知れませんが、私が行った時にはシンプルにあるがままでした。
目玉は大極殿と、数年前にできた朱雀門、それにNHKスペシャルドラマ『大仏開眼』でも使われた遣唐使船のみっつ。
他にも映像展示とかはあるんですが、基本的に私のお目当てはそのみっつ。
その朱雀門では、イベントのオープニングとクロージングタイムに、いにしえのシキタリを再現した、開門と閉門の儀式を見せてくれるんですな。まあね、毎日やってたのを単に知らんかっただけなんかもしれませんけど、この日実は時期をずらした墓参りの帰りについでに寄ったのが『遷都1300年』だったわけですが、これ目当てでフツーに早い時間に出掛けてたら、ざっくり回ってあっさり昼間のウチに帰ってしまってたかも知れません。
が、たーまたま夕方、それも受け付け終了の16時近くに付いたもので、わずか三つしかない拠点も大極殿以外の二つはいずれも柵の外から見れたのみとはいえ、逆にこういうラッキータイムに出くわせたとも言えるわけで。
いやあ、こーゆーの、大好きなんですよね。
コスプレには興味ないですが、甲冑とか兜は血が騒ぐんですよ。これはマジで機会があれば着てみたい。後で判ったんですが、この衛士の役、数人は女性だったんです。
そしてこれが遣唐使船。フェリーボート風の舳先がかえって新鮮でかっこええんですわ。
最後に朱雀門遠景。
はるかに若草山を望む───遠望の景色は多少異なってても、1300年の昔もできたばかりの頃はこんなふうに夕陽を浴びてそびえ立ってたのかなあ…とか、夜になれば星空を切り取るように妖しくあったのか。
また羅生門にあったように、朽ちた後はあんな具合だったのかしら…などなど。
古代の浪漫てのは妄想の遊びですわね。
クリックしてもろたら、ワイド画面の雰囲気がちょこっと楽しんでもらえるかと。
そして、会場への行きしなに出逢った子どもたち。
みんなエエ顔してます。子供は希望の象徴ですわね。これ、なんかの市民写真コンクールでも出したらなんぞ賞くれませんかね、みたいにうまく撮れたと思いません?
1300年前の子どもたちの子孫、それが私らかと思うと、この子らがこれから1300年後の人たちのご先祖様。
ああ、なんちう不思議。なんちう浪漫。
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