上海万博スタート! (今日のテーマ)
BlogPet 今日のテーマ 上海万博スタート!
「国際博覧会(万博)に関する思い出があれば教えてください!」
そらもぉ、大阪万博の夜景。私らの世代にとってはこれぞイルミの原点!…いや、イルミネーションとして作ったもんと違ても、夜景に対する憧れを植え付けてくれたのはやっぱり大阪万博でしたねえ。
画像はその最たる物のひとつやった『スイス館』のシンボル、光の樹。
-------------▲▲GoogleAdsense広告▲▲-------------
まだLEDなど実用化されてなくて、光と言えば電球か蛍光灯なわけです。
つまり、この樹の下にゆけば、ソケットに一個一個人の手でねじ込んだ電球やちゅうことが判るんですね。私、この時9歳、小学校4年生。じつにビミョーな年齢でしてね。
(;´д`;)/ いえ、反抗期とか精神年齢の話とちゃいますよ。
私より少し年下やと、行ったけどほとんど覚えてないって人多いんですよ。逆に上やったら、もぉ友だち同士で行きまくってる人になる。
私の場合は記憶に深く深く刻み込まれた。幸いな事に、母親ががんばって8回も連れてってくれたし、行った時は朝から晩まで。おかげで空気感をぞんぶんに体感する事だけはできた。
ただし、今も昔も行列してまで…てのは大嫌いやったんで、ズラリと並んでまで入ったパビリオンはソ連館だけ。あとはマイナーなパビリオンがほとんど。
日本国内の企業が出してたところはどこも人気が高かったので、これもほとんど知りません。
そのかわり学校も遠足で連れてってくれてるので、そういう時はしっかりアメリカ館やみどり館なども行けた。それになにより、当時はクラス一、予習できてたのが私。つまりガイドブックやグラフ本でイメージトレーニングが出来てたんですよ。
だから今でも、パビリオンの位置関係や名前を言える。せやけど、私くらいの世代の人はそういう人、今も多いでしょう。せやから上の画像見て涙チョチョ切れてる人も多いのでは?
先日、太陽の塔のメンタマに40年ぶりに光が宿った…って報道がありましたけどね。
当時を知る人はみんな思ったでしょうね、「あんなん、単に光っただけやん」て。まあね、1970年当時の画像もご覧になったと思いますが、『目ヂカラ』が違うんですわ、開催当時は。
この画像は当時のものですが、本物はめっちゃ強力なサーチライト。
もっともっと印象深くて、ビームっっっっっっ!! って感じでしたよ。真下から見上げると、避雷針でしょうか、塔のてっぺんにあるアンテナの円盤状部分に6つのランプがあって、赤、緑、青に交互に点る中、目から放たれるビームが無限かと思うほど彼方まで届いてて。
夜も更けて帰らなアカン用になった時はいつも哀しかったなあ。そういう気持ちで8回ぶん、会場の夜景を観てたから、40年を経た今でも、イルミネーションを観ると切なくなるのかも知れません。
もぉね、これの迫力は『風の谷のナウシカ』の巨神兵のアレですよ。
左にある球体はフランス館。光はこれまた当時はまだ珍しいストロボで、実際にはこんな風に全部は点ってない。まあなんせ、光の国、夢の次元でしたね、万博会場は。
ところで、これらの画像は私のお宝。開催後に学研から発売された、3D写真集なのです。
特製のビューワで35mmサイズを二分割したフィルムを見る方式なんですが、さすがに今は40年も経って色褪せてしまったものをフォトショで修正・復元したもの。
映画に3Dブームが来てる今、もう一度これをモニターで観られるようにする加工ソフトとか出ぇへんかなーと密かに期待してるんですけどね。
ああああ。今観てもなんて美しいんやろか。タイムマシンがあったら行きたいところ候補ナンバーワンは、ずっとここでした。
1970年の大阪万国博覧会会場。そんな人、たくさんいますよね、きっと。
ふむ、なるほど、と思われたら▼▼ブチブチッとクリックお願いします。
| 固定リンク
「◆ブツクサつれづれ。」カテゴリの記事
- 2021年の12月娘のテーマは《待ち合わせ》。 (2021.12.01)
- やっぱり秋は《真っ赤っかに浸る光景》が観たくて。 (2021.11.01)
- 10月。うまいんだなっ、コレが♪(2021.10.01)
- 九月娘のテーマは『せつな〜い光に充ちた夕暮れ刻』。(2021.09.01)
- 暑中お見舞い申し上げます。ヘイ、尻♪…でもトテモ苦労しました。(2021.08.01)
コメント