冷夏は困るけど涼しいお蔭で花の保ちがエエ
この春ウチにやってきた新しい娘、『コンフィダンス』て品種の薔薇。光の具合が渋いっしょ。
とにかく微妙な微妙な薄くやわらか〜〜いピンク色。ごくわずかに黄味があるので桜色ともまた異なる。まるでヨーロッパのお姫様の、華のかんばせを思わせるような上品な上品なおもだち。直径は10センチほどとわが家では最大の大輪種。
これも、蕾だけの状態で買った、一種の“信用買い”。
『フリージア』『ディスタント・ドラムス』『ブルームーン』『インツリーク』……ウチにいる名のある種類のイングリッシュローズ4種はみな、大阪城公園の植木市で薔薇専門で商いしてはる同じおっちゃんのお店から買ったものなんですよ。
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植木市は春と秋の毎シーズンあるんですが、薔薇の旬はやはり春なのでそうそう買ってるわけではないんですが、今年はとうとう顔を覚えられてしもた。
でもこのお店、私が欲しがるような“一風変わった”薔薇を必ず扱ってはるんですよ。
私が欲しがる薔薇の条件はまず“香り”があること。で、どこかフツーでない事。いならぶ鉢植えを物色する私の目線とか観てると、解るんでしょうなあ。ちゅうことで今年「にいちゃん、こんなんあるで」と勧められたのがこの娘。
( ̄▽ ̄lll) おっちゃん、しょーばい、巧いわ。見事にツボを貫いてます。なんか、お見合いの見切り発車でお嫁さんになって貰たけど、一緒に暮らしたら(咲いたら)めっちゃ愛しいヒトやった…みたいな?可愛いわ、この娘。
少々涼しい日が続いたので香りは薄かったんですが、逆に花保ちのいいこといいこと。
そしてヌクい陽射しが育んでくれたのが▼この娘。
咲き始めました、藤であります。写真はほぼ実寸大、ほんのりとイイ香り。
この娘はね、貧乏性な植物でしてね。肥料をやると、次の年はてきめんに花が減るんですよ。一昨年に結構咲いたので、ねぎらいのつもりで肥料をやったら、まあなんと去年はひと房しか花が付かなかった。
で、去年は植え替えだけやって、肥料はまったくやらなかったら───
満開になったら全体写真をまたアップしますけど、そらもぉ見事な花芽のつきようで。
ところで藤と言えば今日、Twitterのアイコンを昨年春に描いた藤娘(左の派手なねーちゃん、ただし顔のアップ)に換えました。その時の記事がコレ→■■■
昔は藤の美しさって解らなかったんですよね。ちゅーか、紫色があんまり好きでなくて。なんちうかね、本来は高貴な色やのに、風呂敷の色って印象があって、なんかババ臭いというイメージがあった。
ところが高校で一年先輩の女性と知り合いましてね(One to Oneのおつきあいではないタダのオトモダチなんですけどね)その人が「あたし、うす紫色が好きやねん」てゆーのを聞いてから観る目が変わってきて。えーかげんなもんです。
けど、おかげでそれから絵を描く時も紫色を使うのに抵抗が無くなった。
当時は好きやった鳥山明氏がマーカーを水で溶いて描くアラレちゃんのカラーイラストが紫の髪・紫の瞳で、「あれ?結構きれいやなあ」と思たのも大きいけど。
藤と言えば、ウチのがこんな調子ですからそろそろ宇治の平等院の藤棚の見頃が近いって事です。間に合うように『ぶら旅』で記事にするつもりですが。
ちなみにこっちは同じマメ科の『ハーデンベルキア』という品種名の花。これも今年ようやくこれだけ咲くようになりました。安売りのちーさな苗で買ってきて、えーと、もう4年ほど??
こちらは一輪の花の大きさが1センチ程度。
園芸のカタログとか見渡すと、バラ科、アヤメ科、ラン科と並んでマメ科植物の多い事多い事。やっぱり植物でも世界を席巻する種類ってのは限られてくるんですねえ。
ところでハーブと呼ばれるカテゴリーはシソ科とセリ科がほとんど、ってお気づきでした?
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