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2010.04.18

季節外れの雪が降ったと聞くと───

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 思い出すのは『東京氷河期』のペギラさん。昭和の特撮怪獣世代としては、やっぱり、兵ちゃん(石坂浩二氏)のナレーションと共にこの話を思い出します。描いてみてあらためて思いましたが、ペギラってぶっさいくな顔してますなー。
 ( ̄ロ ̄lll) おまけに混んでる時間帯なんか、線がギクシャクしてまともに描かれからブサイクの二乗ですやんか。
 

Ultraq01

 この頃は出演者のテロップもみんな手描きでしたなー。味があるわー。
 しかもこのミニチュアの精巧な事!ペギラ襲来で真夏に凍結してしもたっちう設定の羽田空港なんですけど、空港ビルはもちろん、ダグラスDC8などの当時の主力旅客機までもがツララにまみれてる所なんかむしろ美しくさえ見える。
 職人芸にもホドがある。映画ちゃいまっせ、毎週放送するテレビですよ。今のアニメーターといい、全国で伝統工芸に携わる人たちといい、なんで日本の職人たちちうのはこんなにも偉いんでしょうなあ。


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 自動化したりちょっとでも楽して大量生産しようとする時流に逆らってる事が多いからどうしてもソンばっかりして、中には絞り工芸みたいにすでに絶滅決定の伝統技術さえあるのに(詳しくはぶら旅《京都絞り工芸館》ページをご覧くださいね)、日本ちう国のお役所は、低収入でも必死でがんばってる技術者からも高い税金とりたてるわ、役に立たん保険や年金にカネ払わせるわ、あげくに文化は壊すわ、育成の邪魔するわ……

 欧州…とくにドイツやスイス、オランダなんか、自国の伝統技術を保護したり若手養成するのにものすごいエネルギーと予算割いてるちうのになあ。
 あー、情けない。(;´д`;)日本は家康以降、ぜ〜〜んぶ独立独歩やもんね。信長、秀吉公は偉かった。

 閑話休題。

Ultraq04

 ♪でででで、でででで、でででで、でででで、でで〜〜ん♪でで〜ん(ぽよよよ…)

 一万年に一度、地球には異常な低温の年が巡ってくると言われています
 真夏の暑いある日、突然雪が降り、水が凍り始めたら
 いったいなんの前触れでしょうか
 今日は真夏に訪れた、寒い寒い冬の物語です───
《ウルトラQ:第14話“東京氷河期”オープニングナレーション》

 ウルトラQはいちおう子供向けでしたし、現在のことを思えば科学知識もずいぶん幼稚でしたけど、今さらながらウルトラQにはSFマインドが溢れてました。
 たしかにウルトラマン、ウルトラセブンも大好きなんですが、Qの場合は怪獣ありきという大前提がありながら、異常気象とか宇宙からの飛来物とか、世の中にはけったいなことがなんぼでもおますねんで…というスタンスがいい。

 もしも『怪獣』というステキな漢字語がなかったら、『U.M.A.』なんて呼んでたかも知れませんわね。───あ、しかし『U.M.A.』なんて書くと、Ultimate Monster Attacker、なんて退治のスペシャリスト集団の名前にも聴こえるからそれはそれでカッコええなあ。

 ヽ(´∀`*)ノ この名前使てなんか描いたろかしら。

 んでもって、やっぱりなんちうてもウルトラQは“ゆりちゃん”こと江戸川由利子。
 おや、探偵の方のコナンと同じ苗字ですな。

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 演じる桜井浩子さんは当時たしか二十歳とか。頑固で石頭な編集デスクにしょっちゅう女性差別やパワハラを受けながらも果敢に事件に挑む…というか首を突っ込むアクティブな記者の役。
 いつでも一眼レフ片手に走り回ってたけど、今でこそデジカメ一眼が女性にも使われる時代になりましたけど、当時はカメラというと一眼レフか二眼レフが普通で、ばかでかいわ重いわ値段も高いのしかないわ、しかもこの頃のカメラマンって現像も焼き付けも自分でやってたんですよねー。

 そういう意味でも彼女が演じてた江戸川百合子はかなり時代の最先端を突っ走ってたんですねえ。

 最後に、弱点であるペギミンHをぶつけられて情けない顔になったペギラさん。

Ultraq03

 ( ̄ロ ̄lll) はて、こんな顔のオッサン、深夜の飲み屋街なんかで見かけますよね?


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◆ブツクサ絵日記」カテゴリの記事

コメント

こんばんはー!

おお、なんと懐かしい『ウルトラQ』!いきなりアクセス数が増えたのはそのせい? 子供時代、SFの面白さに開眼させてくれたのがこの番組でした。当時は背筋がぞっとするような怖いのもいっぱいありました。よう取り込めましたねえ、あれやこれやのシーン。

ポルターガイスト?は私もしょっちゅう。

おや、ふと下を見たら、美しい薔薇。月並みかもしれないけど、花の中で最も心を奪われるのが薔薇です。あの花びらが寄り添い、一輪で小さな群舞が完結しているようなフォルムがとても好きです。種類も山ほどあるんですよね、薔薇。

投稿: 猫式部 | 2010.04.19 23:21

猫式部さん、毎度です!
アクセス数Q増加…いえ、急増加の理由、『けいおん!!』記事でした。やはり人気アニメの分析記事は強し!
なんかウルトラQ、今デジタルでカラー化しようとしてるそうですよ。アホな話です。これはモノクロやからおどろおどろしいのに。やはり円谷に限らず、三代目以降はあきませんようで。

バラね、私は香りに魅せられるまではそれほど好きでなかったんです。派手すぎて。でもこの娘みたいに地味で変わった種類もあると知ってからは、毎年のように「なにかひと鉢」と増やしてしまう傾向に。
けど、似た種類も多くて、パッと見たくらいでは見分けつきません。

投稿: よろづ屋TOM | 2010.04.20 21:27

こんちは〜♪
えらい顔ですな、ペギラさん。当時の怪獣もんは
チープではあったけど、味がありましたな。
素晴らしきかな手作り手作業でした。
ところで、僕が小学生の頃、母親が内職で絞りやら臈纈染めの部分的な工程をやってたり、
義兄が代々京友禅の手描きをやってたり何かと伝統工芸には縁があったのですが・・・僕もデザイナーなんかにならんと、手描き友禅やりぃなって勧められてたのですが・・・どっちが良かったものやら??ですわ。

投稿: 路渡カッパ | 2010.04.21 14:30

路渡カッパさん、いらっしゃいませ♪
そうなんですよ…記憶ではもう少しカッコイイというか怖い印象があったんですけどねえ。

あら、お母様が、お義兄さんが!カッパさん、ほんまに生粋の京男さんなんや…すごっ。
せやけど、今から手描き友禅を一からてのは無理でも、友禅がらみのデザイナーちゅうか、プロデュースでこれからの京染めを推進しはったらよろしいのでは??てか、してくださいよ。
本物の絞りはもう滅ぶそうです。せめて友禅だけでも未来へのこさんと。

投稿: よろづ屋TOM | 2010.04.21 15:25

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