5月のTop絵はちょっと雰囲気を変えてみたかったッス
( ̄ロ ̄lll) ゑ。変わってへん???んな、イケズいわんといて。
天才的アニメ監督の新房昭之さんの演出みたいな雰囲気にしてみたかったんですけど…色とかグラフィック処理とか……。自分のいままでのクセも含めて、やはり感覚っちぅのは真似てマネられるもんやないですなあ……。
えー、5月です。さつきです。メイちゃんや〜〜い、です。(いや、この娘の名前ではないですよ、念のため。)
これを描いてる時点(4月26日)では、大阪も『霜が降りるで注意報』が出たり、その数日前には関東以北でまだ雪が降るとかドーとか。ほんまにペギラが来とったんですなあ。世間さんはゴールデンウィーク…そんな言葉、ずーっと忘れてました。前と今では意味が真逆ですが。えらいこっちゃ。
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なんかね、元気印の女の子にマドラスチェック柄のシャツを着せてみとーて。
もともと写真撮るのでも自分のカメラを手にしたその日から、ずっと風景写真一本槍でしたから、大好きなそういう風景の中に娘っ子を置くのが自分としても自然なビジュアルなんですよね。
そんなわけでこれまで自然とか花とか絡めて描いてたんですが。
けど、このモチーフを思いついたとき、最初にこの娘の背景に見えたのは都会の風景。
私は生まれも育ちも大阪。緑なんか探さんと見つからん無愛想なコンクリートジャングルのごっちゃごちゃで汚い街に生きてますんで、建物だらけの都会(この表現はスカンのですが)な光景も嫌いとちゃいますけど、ウチのページのTopでお客様を迎えるべき受付嬢ちうか、玄関の花代わりの絵としましてはあまりに殺風景。
というか、都会の風景に立たせて綺麗に見えるNowなYoungのオンナノコを魅力的に描くだけのセンスがない。
いや〜、都会や人工物を美しく撮るカメラマンさんってすごいですよ。
花も自然の景色も、基本的に誰がどう撮ってもそれなりに綺麗んです。でも人間がこしらえたものはなかなかどうして、美しさを引き出すのはなかなかもって難しい。
───なので、ほんなら開き直っていわゆるグラフィック処理はどうか…と思いついたら、すごくやってみたいと思いまして。
そうなると以前から挑戦してみたかったのが、『ぱにぽに☆だっしゅ!』『ひだまりスケッチ(画像中段)』『さよなら絶望先生(画像下段左)』そして『まりあ†ほりっく(画像上段)』『夏のあらし!』『化物語(画像下段右)』『荒川アンダーグラウンド』…まあなんとたんと仕事してはんねんやろか。…などで、特異とも言える画像処理と画面構成で毎回ファンを魅了してくれる新房昭之監督の独特なテイスト。
色の塗り込みなどは従来の“アニメ塗り”なんですが、描線がパステルカラーやったり、とんでもない色構成やったり、なによりも画面構成がものすごく“余白”を意識していて、文字通りの余白の場合もあるし、トーンみたいな柄物だったり、ときには実写の画像をコラージュしてたり。
しいて表現すれば“ソフト・サイケデリック”とでもいいましょうか。
結果的にはモドキですが、▼こーゆー感じに仕上がりました。可愛い?
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ところで『殺風景』って言葉、本来は違う意味やったそうで。
昔買ったさだまさしさんがグレープ時代の2ndアルバムのライナーノートの文によると、「美しい鶴の肉をうち喰い、耳障りだと琴を叩き割る様な、哀れな人々の酒盛りの様を見て、ある中国の人がこれを《殺風景》と唱したそうです」とあったんですが、私は殺風景という言葉を聴く度にこのことを思い出します。
なんかイマドキの、花をむしっていったり銅像壊してまわるアホウとか、シャッターにオリジナリティのない落書きしてゆくバカタレみたいですな。
せっかく今生で人間に生まれてんから、もっと建設的・創造的な事をせんとあかんがな。
ちゅーわけで、今月もよろしうに。ヽ(´∀`*)ノ
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