« ショック!! やっぱりドリコムブログの完全移行はできないと判明 | トップページ | 『さいえなじっく』更新に対する反応がえらい鈍いねんけど? »

2009.12.04

もみじ、と打つと『紅葉』と変換されるけど。

Sakura3430_2

 これは桜の葉です。この色、なかなか見事でしょ?
 先週21日に訪れた長岡天神の風景。
 でもこんなふうに美しく色づくのはどうやら一重の桜だけのことみたいでして、我が家の桜餅…いや、八重桜は色づくことなく黄土色というか黄褐色になるだけで散って行くので、いかにも“枯れてます”って感じでちょっと寂しい。

 表題のように、“もみじ”と打ち込んでも“こうよう”と打ち込んでも『紅葉』と変換されるし、実際読む時もそうですよね。だけど紅く色づくのはもちろん“もみじ”だけじゃない。

 櫨(はぜ)の目の醒めるような深緋(こきひ)、花水木の紅殻色、ツツジの仲間の赤錆色に葡萄色。さらに眼を凝らすと、ピラカンサや南天、千両万両などの実ものも深く染まって、さまざまな“赤系”の色の競演こそが晩秋ならではの醍醐味なんですよね〜。

 たしかに“もみじ”は美しいけど、実際に“こうよう”の季節に身を置いてみると、むしろ“もみじ”しか観られなかったら、秋の風景がいかに味気ない事かに気づかされるんですよ。


-------------▲▲GoogleAdsense広告▲▲-------------

 紅・緑・黄の混じり合う『錦秋(きんしゅう)』とよばれる初秋よりも、散った葉が地面を埋め、空中には風に舞う葉があり、樹の上にはまだ残っている葉を透かして青空が見える……そんなさまざまな濃度の赤色が樹々と空中と地面を占める、これからの晩秋の方が大好き。
 しかしそれも、もみじだけを取っても種類ごとに緑黄色から柿色、朱色に緋色に猩々緋などなど、異なる赤の度合い、色合いがあってこその面白さなんですよね。

 だけど桜の“こうよう”はちょっと格別。

 “もみじ”は葉っぱとしてのカタチの造形美がありますが、桜はたった一枚だけの葉の中にある実に微妙な染め分けがたまらなく美しい。

 栗色から赤錆、そして深緋までのなんともいえない複雑なグラデーションの美しさは、地面に落ちているだけでも芸術品の趣。なにげに地面に落ちた一枚の葉っぱでさえ、持ち帰って額に入れて飾りたいほどの美しさ。

Sakura3433

 で、かならずと言っていいほど虫食いの穴とか破れた所がある。破れた所は最近そうなったものではなさそうなのが多いので、春先とかに花をついばんだ鳥がつけた傷か、夏の盛りにハキリバチなどが持ってったか。
 そして虫食いは桜名物の毛虫の仕業……。
 しかしそんな穴や破れ傷さえもちゃんとアクセントになってるから桜の葉って味わい深い。

 でも哀しいかな、どうしても秋の風景をテーマとしたとき、優先的に“もみじ”を使うことになってしまう。広告とかの場合はとくにそう。
 ただし“もみじ”は和風の印象が強いということもありましてね。そういう時に登場するのが『蔦(つた)』。蔦も桜と負けず劣らず、一枚単位で美しい変化を見せてくれる植物。

Tsuta0018

 これ、ほぼ原寸なんですよ。もちろん、これの何メートルもあるツルの根元を辿ると、どんどん葉っぱが大きくなって、最大でだいたい手のひらサイズなんですが、先の方はこんなミニチュアちっく。
 ちなみにこの写真はもう2年前の秋のものなんですが、あまりにも愛らしいのでその時20センチほど貰ってきて、今うちのプランターでこれくらいの大きさに育っています。

 でわ、最後にちょっと大きめな秋の桜風景の写真を一枚。

Sakura3431

 えー雰囲気でしょ。まあ桜は最初に色づいて、最初に散ってしまうのと、昨日今日の雨でさすがに見事に散ってしまいましたが、無粋なアスファルトを埋め尽くすように舞い散る落ち葉もまた風情。
 ウチの母みたいに道に落ちた枯葉の掃除してる人はたいへんですけどねー。山道ならいい腐葉土の材料なのに。

 だけどよく観ると、枯れ木みたいになってしまった枝にはもうしっかりと来年の花芽がついています。この子らにしたら、すでに花を咲かせる夢を見てるんですね。

 てなわけで、近畿───ことに京都の秋は、これからが味わい深い季節です。華やかではないけど、京都らしい、侘び寂の世界になる。徐々に観光客も減りますからね。

 ほな皆さん、美しい秋を楽しんでください。
 

|

« ショック!! やっぱりドリコムブログの完全移行はできないと判明 | トップページ | 『さいえなじっく』更新に対する反応がえらい鈍いねんけど? »

◆『ぶら旅』更新のお知らせ」カテゴリの記事

◆花咲けるジジ道(植物ネタ)」カテゴリの記事

コメント

よろづ屋さん、こんにちは♪

確かに紅葉(こうよう)って
モミジだけではないですもんねぇ。
なんでか秋の紅葉といえばモミジっていうイメージが
私も染み付いてしまっています。
ほんといろんな木や植物が紅葉しているんですね。
最後のお写真素敵です(^^)

私が住んでいる地域はイチョウの並木道があって
いまは歩道に黄色いじゅうたんが出来てて、
とってもキレイです。
ロマンチックだし♪
ちょっと銀杏くさいのは難点ですけど^^;

p.s.フリマ頑張って来ます♪ほんと寒そうなので
ホッカイロ貼りまくってがんばりますo(^^)o
お気づかいありがとうございます。

投稿: いくにゃー。 | 2009.12.05 10:06

ほーんとにきれい!な紅葉ですねえ。おっしゃるように、グラデーションの妙味! 数年前に、京都の東福寺の紅葉を観に行ったことがあります。回廊から見える色の重ね羽織(?)のような木々に目を奪われましたわ。醍醐寺も行ってみたいけど、あそこはすごく広大な敷地なんですよね。体力と時間が必須項目みたい。

 うちの窓から見える生垣は、何の木かツタ系で、ほんの少し褐色になるだけでほとんど常緑種。この間、造園屋さんがやって来て、ずずずっと散髪してくれはって、生垣もすっきりしたお正月頭です。

投稿: 猫式部 | 2009.12.05 10:21

いくにゃーさん、毎度っっっ♪
お褒めに預かりどーもです!銀杏の少しだけ青みのある黄色も大好きだし、大阪には御堂筋なんて銀杏並木が名物にもかかわらず、どうも毎年タイミングがずれてしまってちゃんと見たことがないんですよね。
観られた時はたいていもうハゲチョロケ。(;´д`;)

たしかに臭いけど、銀杏はいいなあ。『もやしもん』にあった『封筒銀杏(丈夫な封筒に食塩と生銀杏をいれてチンする)』も試しましたよ。スリルありますが簡単でいいです…あ、食べる話ではないですね。

フリマ、たんと売れますように。人気でますように。( ̄人 ̄)**祈**

投稿: よろづ屋TOM | 2009.12.05 10:57

おお、猫式部さん、毎度です。
ほんまわねー、今日も京都へ出撃するつもりやったんですが…天気もですが、なんか「ここに行きたい!」という場所を絞り込めなくて。
行くとなると、せっかくやから…とある程度コースを考えないと電車賃も安くはないし…とか考え出すと、悪い袋小路に入ってしまいましてねえ。

うーん。

投稿: よろづ屋TOM | 2009.12.05 11:05

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ショック!! やっぱりドリコムブログの完全移行はできないと判明 | トップページ | 『さいえなじっく』更新に対する反応がえらい鈍いねんけど? »