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2009.06.08

飛騨の、白影さんぢゃいっっ!

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 野暮ったいんだかカッコいいんだか、分別くさい事を言うかと思えば青影と同レベルで言い合いしたり遊んでたり。よく分からない不思議なキャラクターだけど、大好きなおぢさんだった!
 しかも一本気で豪快で、もお、たまりませんな、この存在感。いったいこの忍者、年齢いくつの設定だったのかしら。
 横鬢に白いメッシュ、♪やさしぃおぢさ〜ん〜、しろーいーかーげー。…少なくともオジイサンじゃない。しかし若白髪の中年というにはムリクリに老けてます。

 (^_^;) この人こそ ♪なーぞーのーひーとー、だと思うんですけど。
  

 そこら辺から調達して来た竹棒をポイと地面に投げ出したかと思うと、その上から自分のヘロヘロな白いスカーフをパッと投げ掛けるとあぁら不思議、たちまちにして拡がったそれは巨大な凧に変化。
 ご丁寧に『影』の文字さえ墨痕淋漓(ぼっこんりんり)と描かれていて。
 んでもってそいつがぶわ〜っと空へ舞い上がるときには何故か効果音としてサイレンがウ〜ウ〜ウ〜♪空から爆弾落とすわ、忍者刀のサヤを活用したロケット砲ぶっぱなすわ、時には救助のためのロープを地上へ降ろすわ…
 何がスゴイって、離陸の理屈が解らない。
馬でもカラクリでも蒸気機関でも、なんでもいいから、ロープを引っ張らせてる原理とか一度でも見せて欲しかったなあ。

(-_-;) いやあ、楽しい。出てくるアイテム、アイテム、ほんまによぉ考えてありますわ。いかにもタコにも…とはこのことでしょう。(なんのこっちゃら)

 さっきは白影さんを“謎の人”だと評しましたが、そら赤影の謎の方が断然多いですわね。

 ◆1. なんで仮面してるのか?(考えちゃダメだ、考えちゃダメだ、考えちゃダメだ)

 ◆2. 赤影と白影の関係は?───飛騨の里の話はチラホラ出てくるものの、二人の人間関係に関してはまったく触れない。(てかたぶんちゃんと設定されてなかった?)

 ◆3. 赤影を飛騨忍群の“王子様”とすれば白影はお目付なのか、かつての守り役なのか?
 …の割には赤影も彼を親みたいに慕いいたわってると言うよりは同僚っぽいし、「赤影どの」に対して「白影」と年長者を呼び捨てですからね。少なくとも身分は下。
 なによりも白影には重厚さがないんで、ナウシカのミトじいみたいな存在なんですかね。

 ◆4. 優れた忍者だというのは分かるけど、彼が赤影のサポート役に選ばれた理由は?

 しかしいずれにせよ、そういう意味では白影もやっぱり謎だらけ。

 演じるのは牧 冬吉さん。亡くなられるまでさまざまな時代劇で名脇役をこなされておられましたが、なんといってもその全国メジャーの出世作は『隠密剣士』での“霧の遁兵衛(きりのとんべえ)”という忍者の役。
 オープニングで白影さんの決めポーズとしても出てきますが、今でも「君、忍者風の構え方やってごらん?」と刀を渡されたらなんとなくやってしまう独特な構え方は、実は牧さんが霧の遁兵衛の時に考案したものだとなんかで読んでビックリした事。
 ちなみに『隠密剣士』、さすがに私でも記憶の彼方ですが、団塊世代の方にはまさにマネして走り回っていた昭和30年代前半に活躍した時代劇ヒーロー。
 黄金バット、ハリマオ、七色仮面などと並ぶ、当時の男の子の憧れだったそう。

 私もそうですが、顔がデカい人、ゲタ型の顔の人はとにかく髷が似合うのですよ。トータス松本氏がウルフルズのミュージッククリップにお殿様で出てたとき、めっちゃ似合ってたでしょう?
 まさに牧冬吉さんなんか典型ですわね。
 最後の出演はたしか渡辺謙さんの『御家人斬九郎』で松平家の雑事をこなす執事みたいな役をされてましたが、その姿を見かけるだけで妙にウキウキしたもんです。
 実は私の祖父になんとなーく雰囲気が似てたんですよねー。

(`´メ)「こりゃっっ!青影っ。さぼっとるんじゃないわい。ちゃっちゃとせんかいっ。」

(;´д`;)「だってもお、おいらお腹が空いて空いて…先いってて。お弁当食べてくから」

 イチイチうるさいかもしれませんが、叱ってくれる大人がいるのって安心ですよね。
 いうなれば安全弁、ストッパー、スヌーズ式目覚まし時計。
 しかもその原動力は愛ですよ。愛。

 しかしそのお弁当がお菓子の詰め合わせだったりするところが『赤影』のヘンなところ。なぜかクリームを使ったような洋菓子もあったような記憶がありますが、どーだったのかしら。

 てなわけで、次回は青影ちゃんをほじくってみましょう。
         →■■■こんにちぃわっ。青影さんだよっ

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コメント

いつもコメいただいてるんで、こちらにもおじゃましてみましたhappy01

「少年探偵団」くらいならギリ観た記憶あるんですが、赤影は懐かしのナントカ〜という特番でチラ見した程度しか知らないんですよ。 最近は地上波で古い番組の再放送なんかしてくれないし、観てみたくても機会が…。 DVDレンタルにあるのかチェックしてみようかと思っております(笑)

投稿: SAK | 2009.06.09 01:35

SAKさん、ようこそいらっしゃいませ!
お出迎えが白影さんですんません、みたいな。(≧∀≦)
『仮面の忍者 赤影』今観るとかんなり痛いですが、戦隊ものとかで免疫のある方なら“だ・い・じょーっぶ。”←これ、赤影の番組内で知られた定番フレーズ。

逆に私はその『少年探偵団』を知らない…って、あ。あのアニメのですかね。バッヂ・ガンの。だとしたら同時代なんですが…違うんでしょうねえ。もっと新しいやつなんでしょうねえ…

投稿: よろづ屋TOM | 2009.06.09 10:58

姐サン、参上...bleahアハハハ

メッシュの白髪が印象的な白影さんでしたね。
ほんとに今思うとなんか不思議なお話でした。
でもあの頃は一生懸命テレビにかぶりついて、瞬きもせず口を開けて見てましたよ(笑)
ちなみに私の父は近衛十四郎に似ていましたcoldsweats01

投稿: かわせみ | 2009.06.09 11:48

うわ、知らんわー!
「白影」のオッチャンはもちろん、↓の「赤影」もさっぱり。
で、「青影」も居るわけですの?あいやー・・・(汗)

TOMさんの記事読んで全部が全部???って未だかつてなかったんですが、このドラマ?映画?は全く知りませんでした。
でも昭和30年代前半か・・・それは仕方ないかぁ。自分、生まれてないし。
しかし、牧冬吉さん?この人も知らなかったのでググってみたら、いきなりTOMさんの似顔絵まんまの顔がどーん。
思わず爆笑しちゃいました~v

投稿: 小夏 | 2009.06.09 18:05

ご無沙汰です。
あたしゃ再放送!?で観てましたcoldsweats01
 
次は...青影の「だい じょうーぶっ!」のイラストが観れるのでしょうか?happy01

投稿: いか様 | 2009.06.10 16:21

かわせみのアネさん、毎度です!
結局毎週ほぼナマで観てしまい、別な意味で興奮して寝られません。
なんでしょうねえ、あの独特なテイスト。古くなったフィルムのせいもあって、空気感まで黄昏れてますよ。
ゑっ!お父様がなんですとっっっっっ!? 『素浪人花山大吉』は本放送も好きでしたし、再放送のたびに観てましたねえ。さすがにその前身である『月影兵庫』は記憶にないんですが…と、するとかわせみさんは松方・目黒兄弟に似ている!?


小夏さん、おひさしぶりぃ!
ほえ〜!? そっちでは放送してなかったんですかねえ!? 制作会社が関西テレビでしたから。大人が観て楽しいもんではないだろうから「DVD観てね」とはマタが裂けても言えませんが、私にとってはノスタルジーの結晶みたいなもんでして、今の創作にも少なからず影響与えてると思ってます。
でも『赤影』は30年代前半ちゃいまっせ。それなら私も生まれてませんわいな。
前の記事も読んでチョーダイやー。(つД`);;


おお、いか様がコレにコメントくださるとわ!
ぶっちゃけね、イマドキこれが再放送になるなんて奇跡と言うより酔狂、なんかの冗談ですな。嬉しいけど。
あ。次は青影っての、やっぱりバレバレでした?ちっっっ。
でもそのポーズではござんせんのよ。私、アマノジャクですから。

投稿: よろづ屋TOM | 2009.06.10 16:38

おおおおおっ!いやいや誤解ですってば!ちゃんと赤影記事も読んだんですよ!
・・・が。
自分の中でどーしてだか「1967年初回放送=30年代前半=TOMさん6歳」の構図が出来上がっていたみたいです。なんでだー?
(「TOMさんってずっと年上の殿方だったのね・・・」と思ったことはナイショです。笑)

ていうか、西暦と和暦ってよく混乱しません?・・・しない?

投稿: 小夏 | 2009.06.10 20:14

出たぁ〜♪白影さん♪
顔の造りのひとつひとつを見てみたら、結構良いんじゃない?なのに
それが集まって顔になると、、、、
なんであんなに濃厚なんですか?
なんであの優れた部品から、、、
いやいや、それでも私は白影さん好きでしたよ*^ー^*

私は平日の夕方くらいにおやつ食べながら観てた記憶があるんだけど
あれは再放送だったのかしら?

投稿: ビタミン店長 | 2009.06.10 20:43

小夏さん、連続で来てくださって嬉しいわー。文句はたれるもんですねえ。
はい、私はずっと年上ですわいなあ。(^_^;)
まあね、私、算数が壊滅的ですし、和暦はややこしいんで私自身あんまり使いません。すでに昭和でさえ怪しいんで、いっそ日本は『皇紀』にしてほしいくらい。


店長さん、毎度!
パーツはエエのに配置が…って、それは…(-_-;)私ヒトの事は言えません。
まあ、ゲタ顔ですわね。水木しげる先生の描く顔だけの妖怪にもいそうな面構えですが、昔はこういう顔つきの親父って多くなかったですか?

たぶん店長さんが仰る再放送、SameTime、SameChannel…で私も観てたクチです。なんせ関西では春休み、夏休み、冬休み…ってノリで何度も何度も再放送してましたから。
逆に本放送の記憶がぜんぜんない。まあ本放送時はウチ、白黒テレビでしたし。
(そもそも彼らが赤、青、白ってのもカラー放送を意識してたからだそうです。)だからイメージはだる〜い夕方。
あの頃はこういった作品や、映画ブログ『オススメ座CINEMA』に書いてる『宇宙水爆戦』とかの古いSFも似たような時間帯でやってたんですよ。

ある意味、私にとってはシヤワセ〜な時代だったのかも。

投稿: よろづ屋TOM | 2009.06.11 17:08

手裏剣、しゅっしゅっしゅしゅしゅ~♪
今思えば、なんで妙な怪獣と忍者が戦っているのか、おっしゃる通りさっぱりわかりません。でもこの不条理こそ、赤影さまです。
深夜の再放送、いつやってるんだと調べたら、火曜日の深夜(実際は水曜日)みたいですね。知らなかった。今度録画して見てみようっと。

私の知人が、友人の結婚式に出席した時、牧冬吉さんに会ったことがあるそうです。もう亡くなる直前くらいだったみたいですが、「姿勢がよくって、そこいらのおじさんではない、風格があった」と言ってました。大津にお住まいだったらしいですよ。

投稿: ひー | 2009.06.12 22:14

ひーさん、いらっしゃいませ〜〜!
そうなんですよ、まあルーツとしては日本には『児雷也』なんてのがあるわけですから、忍者(というか人型)vs怪獣ってのはもしかしたら日本人のDNAにしっかりある『原体験』なのかも!?

へえ!大津におられたんですか。やはり京都に撮影所があるからでしょうかね。
素の俳優さんって、それも長らくそういう仕事をしてこられた方は独特のオーラがありますね。広告の仕事でベテランの男性モデルさんの撮影に立ち会った時も、おもわず惹きつけられましたから。
羨ましいな。お逢いしたかったなあ。

投稿: よろづ屋TOM | 2009.06.13 17:38

またお邪魔してます、牧冬吉と来ましたか、忍者VS怪獣たしかに、DNAでしょう。いまちょっと歌舞伎とか、歌川国芳とかにハマっておりまして、牛若丸のカラス天狗との修行や、山猫退治のお侍、さらに、二千年生きた化け猫、恋の執念で、蛇に変じる清姫、相馬の古内裏(そうまのふるだいり)では、父親の将門の無念を晴らそうと、妖怪を呼寄せて復讐を企てる娘、滝夜叉姫、ムカデ退治に、化け蜘蛛退治、ぬえ退治もうバッチリ、頭の先から、足の裏まで染み込んでますよ、ええもう、まちがいないでしょう。(はまった理由は言わなくてもわかりますよね)

投稿: ka-zu | 2012.09.26 10:38

ka-zuさん、毎度です!ヽ(´∀`*)ノ すみません、えらい遅レスになってしまいまして…
こういう懐かしい記事へのコメントもめっちゃありがたい!
どういう訳か外国からのスパムがこのあたりの記事に集中するんですが、いったいどういう仕掛けでやってくるのやら。

それはともかく、赤影のDNAを継いだ数少ない作品、最近では阿部寛君の『大帝の剣』だと思うんですが、ご覧になられました?
いろいろけなされてる事多い作品ですが、私は大好きでして。

投稿: よろづ屋TOM | 2012.10.01 00:06

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