果物を美味しく育てられる人はスゴイと思う。

今が旬なんでしょうね、テレビでさんざん可愛らしいアニメのCMやりまくってますよね。♪はかた、あまおう、なんちゃらかんちゃら…♪
今回、やけくそになって、あ、いやいや、思い切って上等の苺に手を出してみましたのな。
昔から『風邪引いてるから』ってのを理由にして、ジョートーな果物を買ったりするらしい。大昔ならバナナ、小昔ならメロンか白桃、今はひとつぶウン百円くらいの桃苺?
“らしい”ってのは、もともと私は果物に興味が───いや、一般的に高級とされて有り難がられそうな食べ物には軒並み全く興味を示さない親孝行なリーズナブル・チャイルド(いや、それは今も変わらないか)だったので、風邪を引いたからといって食べたくなるものってのがないんですね。
だから今回みたいに1パック7粒で¥680もするような苺なんて、もったいないとしか思ってませんでした。そもそも、値段が高いからって美味しいとは限りませんからね。
んでもって、果物ってのは生きものだから当たり外れがある。どんなに値段が高くても、そのピークに達してないとか、その逆に過ぎてるとかによって全然味や食感が変わってくる。
数ある果物の中でも、苺はけっこうブランドが確立してきている果物の代表ですよね。品種もですが、同じ品種でも産地と育成農家で格差がはっきり出る。それがそのまま値段に直結してるし。この『あまおう』や、先駆けになってる『とよのか』『さちのか』なんかが印象に残ってます。
それにしてもこの『あまおう』、でかいだけでなくたしかに美味しかった。これはたしかにヘタに節約して、水くさい苺にがっかりしながらコンデンスミルクを取り出してくるよりも精神衛生上よろしいのではないかしら…と思わせる。
『あまおう』ってのは、「赤い」「丸い」「大きい」「美味い」の頭文字をもじったとか。「甘い」じゃなくて「赤い」だったのねえ。たしかに昨今はネガ状態の白い苺もあるし、全体に赤く熟させるのもかなりテクが要る。上下左右から均等に太陽光があたらないと平均に赤くならないはずだから、真下はアルミなどで反射させるにしても、葉っぱなどで隠れる部分ができないよう適度に果実を動かす必要があると思います。ご存じのように苺は傷みやすいから大変ですよ、この作業。
というか、同じパックで全体に同じ調子で同じ味わいなんて、どれだけ高い技術が要るんだろうか。まして季節的には真冬。
温室栽培には違いなくても、ちゃんと成長に必要なだけの太陽光と養分がバランス良く与えられて、しかも効率的に吸収されないと、こうはならない。
水をやりすぎるとふやけて水くさくなる。やらなさすぎるとしょぼくれて果肉が堅くなる。収穫が早すぎても遅くてもダメ。こんなに手間も気も遣わないといけないことを考えたら、高くないんでしょうねえ、この値段も。
てなわけで、ひとつぶひとつぶ、絶対に一口では食べずにためつすがめつ感心しつつ、味わいましたとさ。よっく考えたら、ヘタなケーキより満足感と栄養あるもんねえ。
やはりプロフェッショナルは、すごい。ヽ(´∀`*)ノありがとう、ノーカの人。
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