インターネットマシン:922SHネタ、四たび。(今回は欠点と文句!)
さて、四度目のレポートとなる今回は、922SHの『ここがイカン』所をブツクサとぼやくことにします。てなわけで、今回は3ヶ月使っていて難儀した所の文句ばっかしです。
え?これまでも結構けなしてた?ぼやいてた?なんのなんの、あんなのはまだ序の口。さすがのシャープ製はなんやかやと“困ったちゃん”な設計部分がいっぱいあるんですよ。
電話としては自宅への帰るコール以外に使うことなく、メールではヤフオクの更新情報しか来ないし、ネットとしてもGoogleのニュースを見るかどうか程度で、結局ワタシ的には『携帯文書作成機』としてもっとも活躍中の922SH。
一応2メガピクセルのカメラを備え、いざというときは画像メモとしても活躍、動画も4ギガのマイクロSDカードのおかげでかなり大きな画面のままでありながら、ひと昔前のビデオカメラより長時間動画撮影も可能。
───と書くとスンゲーっぽいですが、このカメラがとにかく使えない。
理由はカメラのレンズ取り付け位置。閉じた状態で一見するとフツーっぽいですが、実は完全なる設計ミス。
この位置では邪魔になって使い物にならないんですよ。(-_-;)
922SH、普通の携帯とは開き方が違うんですから。しかもなぜかコンパクトミラーみたいに本体を開いた状態でないとカメラは使えない仕組みで、レンズは背面に付いている。
だから撮影するときは実に奇妙。
しかも開いた状態と言っても165度くらい…とこれまた実に中途半端な開き方。これがまだ110度くらいまで開けられるならまだしも、被写体に向けるカメラの光軸に対して上向きにズレているもんだから、少し下から覗き込むようにしないと被写体を確認することもできない有様。
つまりいつでもヽ(´∀`*)ノ バンザーイしながら写真を撮るしかないわけです。
(;´〜`;)アホやがな。
他に方法なかったんかい!こんなカメラありえんでしょう。ほんまにな〜んも考えてないな!? と言いたくなるんですよね。
さらにこの剥きだしレンズに指が懸からないようにホールドするのが至難の業。
▼丸印の所にカメラレンズがついてるんですが───。
なんせ本体のドコにも手がかりがないので構えるのがやりにくい。しかもちょっとでも気を許すとむき出しのレンズに直接さわってしまって指紋がべったり。
レンズ自体も同一平面上にあるのでカメラを起動して初めてレンズに触れているかどうかに気づく始末。
さらにその開口部は2ミリもないので、ちょっと触れるだけでひとたまりもなく汚れ、さらに手ブレ防止機能がないのに拍車が掛かってさらにピンぼけ写真になるという念の入りよう。
上の構えを反対側から観ると▼こんな調子。キーボードに触れずにホールドするにはフチを持つしかないんですね。しかも一応ラッチ機構で半固定状態とはいえ、165度の角度が付いているために力を加えすぎると突然ガシャッと折りたためてしまう。
なんでカメラモードの時にはキーボードが無効になるように設計しなかったんでしょうねえ。間抜けな話です。
さらにこのカメラ、シャッターを押しても撮影するまでコンマ3秒ほどもインターバルがあるんですよね。それもあって、いくら画面を観ながら手ブレしないようがんばっても、「カシャッ」って言うから「撮れた!」と安心したあとに実際のシャッターが落ちるという間抜けぶり。
可能ならばとにかくどっかへ固定して撮影するしかマトモな画像は得られません。
しかし先ほど書いたように“逆立ちオペラグラス”だから固定も難しいし、こちら側にはキーボード操作部がむき出しだからヘタに持つとカメラの設定が狂ったりワンセグが起動したりメールが起動したり、それに気を取られていると今度はレンズを触ってしまって。
凸(`皿´メ)ふぁ、ふぁっきゅー!!!!!!……になるのdeath。
───仕方なく私は上下逆に持って使ってます。
この方法なら、画面を直接持つことになりますが、本来の持ちにくい使い方よりはしっかりホールドできる上にレンズに手を掛ける心配も減り、オマケにちゃんとまともなカタチでファインダーが観られます。
シャッターは左の親指で。ね、名案でしょう。(´∀`;) ははは。情けない…
構造上の設計ミスはまだまだあります。
ストラップ取り付け位置も非人間工学的な設計ミス。
なんでヒンジ側につけなかったのか理解に苦しむところ。だって、指定された取り付け位置にストラップをつけた場合、とにかく入力時、構えた左の手のひらに当たってしようがない。
すべりやすい表面加工のため、しっかりストラップを手に通すなり握るなりすると、基本的に手でグリップすべき位置にはストラップがなく、持つ必要のない前の端っこにあるものだから不安定そのもの。
強いて言えば開くときの手がかりか?と弁護したいところですが両側に付いているわけでもなく、結局こじあけるのにスキマに爪をかけるので無意味。
充電ジャックの位置もヘン。
キーボードを使おうがワンセグを使おうが、横開きの922SHの構造上キーボード部分の左右を持つしかないわけですが、USB接続兼用の充電用ジャックが右側にあるもんだから、充電しながら使おうとするとプラグが邪魔で仕方ない。
充電してるときくらいは放置するのが普通かも知れませんが、なんせ消費電力がでかいのかバッテリーの保ちが悪いのか、ひんぱんに充電する必要があるだけに、エヴァンゲリオンみたいに有線外部電源状態で使うことも多くなるわけですよ。
それがこれではほんとに「オマヘ、テキトーに設計したのかYo!」と言われても仕方ないと思う。
これで2ヶ月半辛抱したのち、開こうが閉じようが空きっぱなしのヒンジのスキマに着目して、ストラップをそこへ付け替えたらウソみたいにめっちゃ安定。
(。-`ω´-)6 そらそーやわねー。扇でも栞つきの本でも、束ねたヒンジや軸部分にひもをつけるのは常識と言うよりも自然の摂理でしょう。
▼人間工学的に正しく自然の摂理に則した健康的なストラップの付け方。開閉にはまったく支障ありません。
操作性で言えばキーボード。いや、変換がアホウというのとは別のハード面で。
一番お世話になるはずの、十字キーの真ん中の決定ボタンが押しにくいのなんの。
さっきのカメラモードではこれがシャッターボタンになってるわけなんですが、押しにくいのでさらに手ブレする原因にもなっています。
その十字キー自体は中心に向かってわずかな傾斜になっていて、そこからちょこーっと出っ張ってるのが決定ボタンなんですが、このボタンの出っ張りが中途半端で押し込みづらいのなんの。
だから決定キーを押したつもりが十字キーを押してしまい、あらぬアホアホな誤変換結果を入力してしまって二重にムカつくという結果を呼んでいるのです。
最初は私が爪を短く切りすぎているからダメなのかと思って、キーを押す親指の爪だけ一般的な長さまで伸ばしてみましたが、それはそれで隣のキーも押せてしまうので結局キーストロークが短すぎるのだと判明。
そんなわけで今、考えてるのは中央の決定キーだけ薄いプラスチック板を貼って“下駄を履かせる”改良作戦。
そして最後に、やっぱりラジオがついていないのは方手落ち。正直な話、ワンセグがこれほど感度や画質の悪いものだとは思わなかったこと。
テレビとかではやたら地震などの災害時のことをゆーてたりするクセに、これでは災害時には絶対何も映らないでしょうな。(地震や火災で困ってるときにくだらないバラエティ番組を放送されるのもたまらんし)
災害時に役立つのはどこででも聴ける情報のAM、そして心の安らぎ、音楽のFM。これに尽きます。
シャープに限らず「◯◯画質だから△△!」なんて偉そうに言っといてコレかいな、なんですよね。
たしかにワンセグ以外の、壁紙とかを見るとパソコンモニター並みにむちゃくちゃ高解像度で美しいんでモニター画面そのものはたしかに高性能なんでしょう。
ですが、それだけにワンセグのガタピシな画質が余計に汚く見える。感度も低いですよね。デジタルだから障害物にめちゃめちゃ弱い。
ノイズ混じりでも連続状態の動画で観られるアナログの方が、ときどき画面が停止してしまって音声もぶち切れる腐れデジタルより私はずっとストレスなく観られます。
チャンネルだって、切り替えてからどんだけ待たすねん。やっぱり地デジは大失策。遠からず日本のテレビ業界は滅ぶんとちゃうやろか。
神戸空港や郵政民営化同様もう、手遅れですが、今ならまだアナログを残せるんですがねえ。
しかしまだ922SHには、シャープ製以外でアップグレードの可能性を秘めたグッズがあります。
それが『モトローラ社製ブルートゥース ワイヤレスヘッドセット S605』。
この機種は数あるブルートゥース接続式のヘッドホンの中で、唯一FMチューナーを内蔵したスグレモノで、無線接続で922SHと繋ぐことで922SHのワンセグ、音楽プレーヤー、電話のハンズフリー通話を実現した上に“片手落ち”なFMチューナーのコンビネーションを実現してくれるのです。
メーカーはモトローラ、そう、Appleコンピューターがインテルに日和ったためにApple創立以来の袂を分かったあのモトローラです。
ちなみにこれのプラスアルファ版はi-Podと接続するアダプターが付いているそうで、これまたi-Podの欠点であるFMチューナーを実現するものとして売れているそうです。
今オケラなんで我慢してますが、いずれ購入したら嬉々として使用感などのレポートをアップすることでしょう。
■機種変更したばっかしの時の関連記事はこちら→『922SHに“機種ヘン”しました』
■その続きはこちら。→『922SHネタふたたび。(使用感など)』
■さらに続きはこちら。→『インターネットマシン:922SHネタ、みたび。』
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コメント
あ~SO913SHGもかなりかましてくれてますよ!
その1:充電部分が特殊でコンビニで買った乾電池式充電パーツの端子がボディに干渉して入らない!=特殊なサイズの物を買うか、何かで改造して充電器のボディを削らないと充電できない代物!
充電器が特別なんですが、本体横に特別な充電器を接触させて充電するのですがそこがむき出しで、変にへこんでるんでゴミがたまって時々掃除しないと接点不良で充電できていない時がある。
カメラもかなり使い勝手が悪いです!
ストラップを付ける位置の関係で、ストラップがちょうどレンズの前に来る!
(最新機種も携帯の画面で二番組同時ってどういう無駄で明後日むいた機能何だ)
更に横のボタンが時々勝手に押されて勝手にTVがついたり・・・。
画面上のタッチパネルの感度は任天堂DSの1/500位マジでほとんど反応しません!
更に一番のネックは、この機種電話番号は見れても自分の携帯のメアド見れないんですよ!
おかげで、ソフトバンク同士だといいけれどDocomoやAuの人にはごめんメアド教えて送るからと面倒な事をやっています!
それにしても相変わらずユーザーのクレーム聞き流すメーカーだな・・・。
投稿: ポニ萌え | 2009.02.23 21:30
ポニ萌えさん、毎度!
プロ根性のない職人と営業しか考えてないサラリーマンあきんどで構成された会社はダメですね。
今は亀◯モデルだの青光だの、消費者にさもよさそうな錯覚を与えてますけど、えんえんと続く不景気は結局“長持ちする機械”や“修理して使う文化”に還って行くと私は信じています。
そのときになって吠え面かくな!不良品量産メーカーS◯A◯Pめ。
逆に◯H◯RPでがんばるごくごくわずかな心ある社員の人たち、今のうちに良心的な会社に移動しなさいよ、って言いたい。
いまに超大量リコールで、世界中からできそこない商品が山となって工場へ帰ってくる前に。
投稿: よろづ屋TOM | 2009.02.25 10:41