2009早春アニメざっくり巡回報告:その1
2月になりまして、正月用のしょーもない番組明けから始まった新作と継続アニメもぼちぼち身体に馴染んでまいりましたようで。
ここらで「いま、こんなん観てんねん。なかなかオモロいで」という作品を列挙してみます。
『宇宙をかける少女〜sora kake girl〜』 『続・夏目友人帳』 『ミチコとハッチン(前シーズンより継続)』 『ゾンビローン(関東では07年放送)』 『まりあ†ほりっく』 『キャシャーンSins』 『みなみけ おかえり』 『黒神 The Animation』 『RIDEBACK』 『とある魔術の禁書目録』 『CLANNAD_〜AFTER STORY〜』 『とらドラ!』 『スケアクロウマン』 『屍姫 玄』 『鉄腕バーディー DECODE-2』 『鋼殻のレギオス』…てなとこですか。
途中からご覧になるのも、今くらいなら充分追いつけますし、とりあえず最後まで録画して、最初だけレンタルという手もありますし───なんかの参考になれば幸いかと。
では、個々の簡単なレポートは以下の如し。
『宇宙をかける少女〜sora kake girl〜』
アニメってのはほんとに動いて喋ってるのを観るまでは決めつけてはいけませんねえ。タイトルが私好みなので先行してアップされてたサイトでキャラを見るなり唸ってたんですが、動いてみるとさすがサンライズ。
『舞-HiME』からの“SFかしまし娘巨大機械生命路線”を継承する、ノリの良いテンポ、適度なオヤクソク、心地よい裏切りと魅力的なキャラクターたちにたった3話で漬かり込んでしまいました。
サブ敵キャラのドジ女子ペアに小清水亜美さんと菊地美香さんがコンビになってるところがまたファン泣かせ。
主題歌がARI-Projectの怪しい旋律、これもまた中盤からシリアス系に化ける予感とか匂わせて楽しみです。
『続・夏目友人帳』
前作に続き、やっぱり私の“泣きのツボ”に見事なひと針をプチッと刺す作品です。それにしてもニャンコ先生とはよく名付けたもんで、役に立ってるんだか単なる居候なのか、でも夏目の“いま”になくてはならない精神安定剤になってる。あーゆー存在が身近にあればいいのになあ、とマジで思う今日この頃です。
『ミチコとハッチン(前シーズンより継続)』
正直、ミチコみたいに粗暴な女は大嫌いなんですが、ミチコ以外の連中になんとも味がある。スペイン語だかポルトガル語だかで日本名ってことは、あれってブラジルあたりの話ってことなのかなー。でも闘牛してたなあ。
『ゾンビローン(関東では07年放送)』
いつもなら主人公の女の子は能登麻美子さんが演ってそうなキャラクターなんですが、桑島法子さんが演じてることで違ったテイストの“悲鳴”が楽しめます。お話も設定も好きなノリで、いかにも『花とゆめ』か『LaLa』っぽいなあと思ってたら『月刊Gファンタジー』なんだそうな。
いやあ、コミックの裾野はすばらしく広がってますな。描き手たちの生活は別としても、文化としてのコミックは前途洋々だ。
『まりあ†ほりっく』
ネタとしてはむしろオーソドックス、まんがの展開的にもクラシックタイプだと思うんですが、なんせスタッフが『ぱにぽに・だっしゅ』『絶望先生』の連中のようで、そのシュールかつグラフィカルな処理と、例によってとんでもないスーパーアニメテクの無駄遣いが“ついてこいよ〜よそ見すると解らなくなるぞ”的な強引さを醸していて、たまらなく楽しい。
『キャシャーンSins』
終わったらこれだけで一本の記事としてまとめようと思ってたら、なんと2クール目に突入。独特の死生観と世界描写があまりにも玄人受けなんで絶対1クール完結だと信じ込んでましたが。
とにかく、じっくり腰を据えて観て考えないとトテモトテモ、生半可な見方ではこの作品は語れませんな。
『みなみけ おかえり』
最初の雰囲気に戻って私はすんごく嬉しい。イマドキの胸谷やパンチラ描写みたいに、ヘタな強調とかを一切してないんで一見、健康的でお色気無関係っぽいけど、実はかなりハイレベルな描画力が支える絵のせいで、さりげ〜〜に描いた後ろ姿とかがとてつもなくエロいアニメだったりする。
別な意味で玄人受けする萌えアニメかもしれない……ところで千秋役の茅原実里さんも、歌はクソ上手いわ、声やって化けるわ、人間もオモロいわ、本人も美人だわ、そんじょそこらの女優なんかよりはるかにすごい人が多いのはなんでなんでしょー。
(-_-;) うーん、やはり文字だけだとどうも色気がなくてしんどいなー。
*『黒神』以降のレポートは21時頃アップ予定の《その2》にてツァイチェン。
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