« 10月でおます。ヽ(´∀`*)ノ | トップページ | 『キャシャーンSins』期待してイイ!こんなリメイクは大歓迎 »

2008.10.02

ぼ、暴力反対!『とらドラ!』アニメスタート!

Tora_dra

 やられましたー!もう、プロローグからハートをガシ掴みでしたね。
 原作は同名のライトノベル。昨今連続アニメ化で大流行の電撃文庫なんですが、もちろん全く読んでいません。したがって「原作はどーだ、アレンジがこーだ」という視点ではモノ申しておりませんのであしからず。

とらドラ!

 タイトルしか知らない上に、大阪では昨夜第一話が放映になったばかりなので、その中で見え隠れするだけの情報しかありません。
 しかし!出来の良いアニメや映画は、導入部分でだいたい判ります。マグロの善し悪しがチョッキンしたしっぽの付け根を見ただけで分かるように。

 まず、演出がいい。主人公ふたりがある日の朝を迎えるところから始まるんですが、片や一般的な日本家屋に早起きで神経質な少年、片や天蓋つきのベッドに寝たまんまの美少女で周りには脱ぎ散らかした服。少年はひとりごとの文句を垂れながら朝の支度以上のことをテキパキとこなしてゆくんですが、わざとらしくない範囲で彼の置かれた立場や性格がうまく描写されてゆく。

 対して、やはり違和感だらけの広い部屋に寝たまんまの少女は観客にとって謎な対象として見せてゆく。それが物語が進むにつれてふたりは接近し、あんまりな邂逅を遂げるのです。

 (;´▽`;)巧いなあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。持って行き方も、展開も。
 最初のシーンは観ようによっては同じ屋根の下、別部屋にいるようにも見え、私のように何も知らない者にしてみると、二人の関係についてもヘタに勘ぐってしまうからある意味上手い演出上の裏切りでもあるのです。

 しかも美術がまたいい。実は日本家屋の方は、真隣に建っている高級高層マンションのせいで陽が射さないんですね。だから朝なのに薄暗い。
 朝の描写は射し込む朝日のチンダル現象を描くのが簡単で良いんですが、それを封じられた上で朝の空気感を出すのは至難の業ですよ。このあたり、絵の勉強をしてる人はじっくり分析しましょうね。(…これぢゃよろ川長TOMだな)

 そしてアニメならではのアクションの見事さ。これはもう、日本のお家芸と言っても良いでしょう。立体的な動きやカメラワークが絶妙の連携をみせ、しかも緩急バランスのとれた“動画”本来の楽しさを文句の付けようのない形でガンガン見せてくれます。
 主人公の美少女は一見、人形さんのように小さくて可愛いんですが、恐ろしいほどに凶暴で手が早い。それを演じているのがツンデレの女王、釘宮理恵さんなもんだから尚更。
 似合いすぎのハマりすぎという声が聞こえてきそうですが、やはり彼女の演技力はすごい。最近では『シャナ』『ルイズ』と続いているだけに本人もきっと苦心されているはずですが、同時にこの秋から『鋼の錬金術師』でアル君を演じるので、また違った面を開拓されるのではないかと思います。

 その緩急の中にまた、実に細やかな演技がある。表情、目線、指の動き…こうした細部まで神経が行き届いた作品に出逢う度に毎回思うことですが、紙の上に描かれた絵をすこしづつ描き変え、最初は手でパラパラマンガの要領で動きを何度も確かめつつ進めてゆくという、およそアナログの極致のような手法で、なぜ一流の役者や監督が苦心惨憺しても画面に出せない演技をここまで創ってゆけるんでしょうか。
 職人芸なんてモンじゃないですよね。神様が降りてきてます。日本のアニメには。

 まだたったの一話なのに、完全に惚れ込んでしまいました。

 あらすじや人物設定などは公式ページやウィキでご覧戴くとして、実は私がこの『とらドラ!』を知ったのは、ヒロイン(?)逢坂大河のフィギュアから。『ケメコデラックス!』と同じ経緯ですね。

Tora_dra03
 左が原作第一巻の表紙で、右がそれをモチーフにしたフィギュア。アニメ版はまたいずれ発売されるでしょうが、放送本番の絵は記事トップの絵ともまた印象が違います。
 やはり準備稿から起こしたイメージ絵と、ドバドバ描きまくってこなれてきた絵とは違いますね。もちろん、本番の方がすばらしい仕上がりになってます───で、フィギュアの話。

 ネットサーフィンしていて見つけて以来、その見事な画像合成の手腕に惚れ込んだ『TAMAKI’s Little Treasure』というサイトがありまして、そこで二社から出された二体の逢坂大河のフィギュアを使っての記事を読んでいたおかげ。

 こちらのオーナーさんは特撮とか特殊効果方面のプロらしく、更新されるたびにため息ものの『作品』で魅了させてくださると同時に、私にとってはまったく知らなかったそれらの『原作』の存在を紹介してくださる希少なサイトであります。

 先様がブログではないのでコメントとかでお礼できないのが残念ですが、この場を借りて「TAMAKIさま、いつも見てます。心から尊敬すると共に、毎回涙が出そうなほど感動し楽しませていただいております。感謝」と伝えさせていただきます。
  
『とらドラ!』アニメ公式サイト→■■■

 とにかく、ラブコメが好きで、ドタコメが好きな人は必見!! もちろんツンデレ好きもね。
 ヽ(´∀`*)ノ

  

|

« 10月でおます。ヽ(´∀`*)ノ | トップページ | 『キャシャーンSins』期待してイイ!こんなリメイクは大歓迎 »

◆オススメ座《アニメ》」カテゴリの記事

コメント

自分は原作読んで無いん今は傍観ですね~!
ちょっとまだ展開が読めない・・・。
もう少し進んだら楽しめるかも!
とりあえず声は可愛い!

投稿: ポニ萌え | 2008.10.02 20:34

ポニ萌えさん、毎度!
コミックも大人気の小説もあるわけなので展開読もうと思ったらなんとでもなるんですけど、次はドーなる!?というワクワク感を大切にしたいですね。
ワタシ的には夏スタートのアニメがけっこう萎えてしまうのが多かったから、秋の初っぱなにこういうのでぶちかまされると否応なしに期待が高まってしまいます。
『黒執事』もそこそこ期待できそうですし、なんといっても…いや、そっちはまた記事にしよう。うむ。

投稿: よろ川長TOM | 2008.10.03 15:46

うっ。
絵的に好みかも。
コメに嫌いって言ってゴメンなさい。

投稿: さくら | 2008.10.06 17:05

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 10月でおます。ヽ(´∀`*)ノ | トップページ | 『キャシャーンSins』期待してイイ!こんなリメイクは大歓迎 »