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2008.09.25

絵の持つ、すごいエネルギーの奔流。

Kikan_s10

 たまたま本屋さんで、自分に向かってオーラを放つ本を見つけた時って、宝物を掘り当てたような気になりませんか?
 こんな雑誌がある事も知らなかったんですが、表紙の雰囲気にイッパツで惚れてしまった。

 まだ買ったばかりで隅々まで味わってないんですが、ようするにイラストを集めた本。それもね、昔みたいに絵本作家さんを目指している人とか、画家を志しているヒト関係じゃない。ま、もちろん中にはそういうヒトもおられるでしょうが───

  

 けっこうデカいんです、この本。変形B4といいますか、家庭画報のサイズなんですよ。ちょっと横に広い。厚さもそれくらいあって、紙もかなり上質アート紙系でずっしり重たい。

 なんといっても装丁、レイアウトが秀逸!なかのページ構成がエディトリアル・デザインの見本市みたいに出来が良い。イラストから受けるインスパイアもさることながら、編集デザインの参考書としても“いいお出汁が”出そうなんですね。

 『新・萌えるヘッドホン読本』に関しての記事でも書きましたが、ながらく本屋に入りびたるというあの期待と恍惚感を伴う至福の行為をしてないんで、無作為に物色して直接必要でない本を発見する宝探しそのものを封印してたんですよ。
 たま〜に大型書店に足を運んでも、必要なコーナー以外は意識して立ち寄らなかった。デザイン関係やMac関連のコーナーのみ。ココロの栄養になるイラスト集やら絵本の類には近寄らないようにしてました。

 ところが今回見つけたこの本は、近所に唯一残った、フツーよりちょっと大きめ程度の書店でアニメ雑誌に紛れて数冊だけが平置きされてたんです。
 運命です。今回の発見はまさに運命。ヽ(´∀`*)ノ

 昔はよく買ってたんです。『MOE』だの、『月刊 絵本』だの。いや、べつにイラストレーターとか目指してたわけではありません。私の場合は少女漫画でしたが、資料本というよりもやはりココロの栄養でした。あの頃、アニメ雑誌でも『月刊アニメーション』とか『フィルム1/24』『アニメック』『OUT』『ランデブー』なんて知る人ぞ知る系列の“売れてるのか売れてないのか分からん雑誌”に溺れてました。
 隔月刊とか季刊誌も多くて。───そう、この雑誌も『季刊』なんて書いてある。これもなんかマニアックでビビッと来るんですよね。そうか、次にこの本が出回るのは季節が変わってるのか、なんてノリがまたたまらんの。

 しかし時代といいますか、むしろ同人コミック系というか、アニメ畑といっていいんでしょうね。絵のテイストが絵本系じゃない。タッチはさまざまな影響が見られるし、いろんな要素がひとつに溶け込んでいるんですが、全体を通して観るとやはりいわゆる絵本や挿絵としてのイラストレーションの系列とは違う流れのニオイが充満している。

 だけどめくる頁、めくる頁ごとに、あふれかえらんばかりのエネルギーの奔流があるのは昔のそうした雑誌と同じ。
 絵を一枚、いやワンカット描くというのは実は大変なエネルギーが必要なんですね。若い頃はシャカリキになって描いてました───けど、子供の頃や幼い頃は、そういう意識などなしにフツーに絵って描きませんでしたか。つまり、それだけエネルギーが迸らんばかりに有り余っていた、ということなんですよ。

 でも今は?小さな、たったワンカットのイラストを描くにも「さて、描くか…あ…いや…もうちょっとあとで…」みたいな、気の充実を待たないといけなかったり(そんなたいそうなモンじゃないのに)フライホイールが安定して廻るようになるとか、ようするにエンジンが暖まるための“よっこらしょ”的なアイドリング時間が必要になってることに気づかされるんですよ。
 
 おそらくこの雑誌に掲載されている絵のほとんどは若い人たちの手による筈ですが、そうしたエネルギーと生命のパワーが凝縮された一枚一枚の絵がいっぱいに詰め込まれたこの雑誌。
 そりゃあ、表紙をつらぬいてオーラがほとばしっているはずですよ。

   

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