20年ぶり?のツクツクボウシ
一週間サボりで四週間ぶりに水を換えた水槽。ナナメから観ると反射の関係で違う情景がたのしめたりなんかして。
そんな昨日、時計を見るといつもより早めに終われそうやな…とふと窓を振り返ると、まだ17時過ぎなのにすでに暮れかけてて。まだ残暑が続いてますが、日が暮れるのが少し早くなったようです。
しかし雨の降り方はまるで梅雨入りの頃みたい。ゲリラ雨とはよおゆうたもんですが、要するに気象庁では皆目予想がつかないという“参りました”宣言なんでしょうか。
今日も温暖化式の短期間どしゃ降りがありましたが、夕方にはウソみたいに上がってましたね。
で、昨日の水換えの悪影響はなかったかと点検していると、庭から聴こえてきたのはヅグヅグワーッシ、ヅグヅグワーッシの声。
…なんと。(* ̄0 ̄*)驚きました。
ヨソは知らず、大阪市内の職場はもちろん、自宅でもツクツクボウシの声なんてこの20年は聞いたことありませんでしたよ。いつでも、夏の最初から終わりまでクマゼミばっかし。
ほら、あのワ〜〜〜……シャ〜〜ッ、シャ〜ッ、シャーシャーシャーシャーシャーシャー…ってえんえんうるさいだけのヤツ。光通信ケーブルに卵を産み付けて不通にしてしまうって、あれ。
ほんっっっとにツクツクボウシなんて20年ほどぶりじゃなかったかしら。思わず大声でお袋に知らせたほど。
ところで、関東の方ではあの鳴き声を「おーしんつくつく」って表現しますよね。こっちの一般人は名前のまんま、「つくつくぼーし」と表現しますが。
でも実際、私には「ヅグヅグワーッシ」と聴こえます。これが1単位。絶対に「ワーッシ」と「ヅクヅク」の間は僅かな切れ目、息継ぎみたいな小休止がある。逆に「ヅクヅク」と「ワーッシ」の間は繋がっている。
今日あらためて聴いていましたが、やはり「ヅグヅグワーッシ ヅグヅグワーッシ ヅグヅグワーッシ、ヅグヅグヅグヅグヅグヅグ……」
やはり「ワーッシヅグヅグ」ではない。それとも昔の江戸っ子は今のTVギョーカイ言葉みたいに倒置法で虫の“声啼き”の“ダイワ”を“べしゃった”のかしら。わからん。
同様に、ひぐらしが「かなかな」なんて思ったことがない。ええ、ツクツクボウシでさえ20年ぶりですから、ひぐらしなんてさらに昔、それも自宅ではなく奈良方面にあった遊園地のプールに行った帰りに聴いたくらい。
でも何年も行ったプールで毎年聴いていたのに、ずっとそれがヒグラシ、いや、蝉の声だとさえ知らなかった。なぜなら、彼らは「カナカナ」とは啼いてなかったから。私には当時も今も「テネテネテネテネテネテネ」と聴こえます。だって、例えるにせよどう聴いてもあれは『カ行』の音じゃないと思うんですが如何。
夜はコオロギやカネタタキが啼き始めました。もうすぐクツワムシだかあのへんの巨大な緑色のバッタの化けもんみたいなのも「じぃいいいいいいいいいいい」って啼き始めるんでしょうなあ。
奴らにかかると秋に育つ新芽もあっと言う間にやられる…
イタチでも狸でも猫でも良いから、あーゆー連中を狩ってくれる生物兵器おらんかなあ。カラスなんてあーゆーの好きそうなのになあ。
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