ネコイヤは罪ッスか?( ̄〜 ̄lll)
友人にもいるし、たまにおじゃまするブロガーさんの中にも熱心な猫好きは多いわけですが、どうも猫には抵抗があります。
猫が嫌い、というよりも、猫が“嫌(いや)”なんですね、私の場合。
でも昔からそうだったワケじゃない。他の動物同様、別に嫌いでも好きでもなかったし、にゃあ、とそばへやってくれば遊びもしましたよ。
もとはといえば学生の頃に友人が自分の猫をウチへ連れてきた事がきっかけ。けっこう年とったシャム猫で、大人しいヤツだったんですが置き土産をしていったんですね。
ノミです。(>△<;)
私はそれまでノミという凶悪な極小昆虫を見た事がなかったんですが、どうも何かアチコチかゆいなあと家族とこぼしてて、あるときふと寝そべって本を読んでいたら『カチリ』みたいな音がして本の上に茶色いゴマのような何かが落ちてきたんですね。
「?」と見ている間に横向きになってジタバタしていたそれは、体制を立て直すなり「カッ」という音と共に、まさに視界から“消え”ました。
その時までそれがノミで、友人の猫が置いていったものだなんて考えもしなかった。
というか、友人がなでまわしいじくりまわしていた飼い猫にノミがついていようなんて予想外にもホドがあったんですね。
それからです。いったい何匹のノミを捕った事か。
やがて、私のカラダに異変が生じました。猫アレルギーになったんです。どうもノミから抗体だか菌類だかが入り込んだために、猫のフケや毛に反応して花粉症同様の症状が出るようになったんです。
そしてウチの近所に住む猫はとにかく庭にフンをしてゆく、小便をしてゆく、毛を落としてゆく。そして我が物顔で人んちの庭をよぎってゆく。なのにこちらの存在に気づくと隠れる、逃げる、植木鉢をひっくり返してゆく。気持ちの悪い声で啼く。そんなこんなで忌ま忌ましさ倍増。
とにかく、我が家にとっては害獣でしかないんですね、昔から。
けれど今の世の中、害獣でも動物を実力で追い払ったりすると動物虐待といわれて悪者扱いされるんですよね。
そして、自称猫好きの人はそういう行動に出る人を異星人や性格異常者でも見るような目で見ますよね。まるで捕鯨反対に奔走する欧米の狂信的団体みたいな反応。
で、猫好きを自称する人はだいたい、自分の猫好きをめちゃめちゃアピールしてませんか。んでもって自分を猫と同化して考えてる傾向もあるようで。
ウチの会社があるマンションもどきには以前から猫がいついています。おまけに最近掃除用具入れの中で子猫を産んだようで、あちこち不潔で臭い。
実をいうと、猫アレルギーになる前、前の勤め先で女の子が子猫を拾ってきて、当時私の仕事場はその会社の離れみたいな所だったので、会社の偉いさんにバレることなく預かれるだろうとの目論見で持ってきた事があったんです。
まあほんとに小さなヤツだったので部屋の中に放し飼い状態だったんですが、様子がおかしくなり、やたら啼きだしたので抱き上げてみるとお腹がパンパン。ふとその時思い出したのが当時少年ジャンプ?に連載していた『ぼくの動物園日記』というマンガ。
「小さな動物の中には親がお尻を刺激してやらないと自分で排泄できないものもある」という一節。主人公が濡れタオルでお尻を拭いてやると…というくだりを真似てみたら案の定…なんてことがありました。
まあ情が移るどころか、その日の夜のうちに女の子に連れ帰られたわけですが。
後にも先にも毛のある動物の世話はその時が最初で最後。とはいえ、汚い所でにゃーにゃー啼いて人を呼んでおきながらそばにも来ないでジーッとこっちを見つめてる、会社に棲みついた子猫を見てるのはたしかに興味深いものがあるんですけどねえ…
とにかく、嫌いじゃない。でも可愛いわけでもない。ただ、話がしたいのは事実だし、どうにも気になって、しかもイラつく。
声を掛けるなら近寄ってくればいいのに、一定の距離を開けてこっちを見てる。なんて根性悪なんでしょうねえ。ほんまにイヤな存在です。ネコイヤです、私。
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