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2008.07.15

サンマルツァーノ、あと少しで真っ赤っか。

Pomodoro080713

 もお、暑いのもかなわんのですが、なによりも群がってくる蚊がたまりません。
 蚊取り線香ぶらさげてれば良いんですが、めんどくさくて。
 でも、植物たちはそんな中で一所懸命、生きてるのですね。
 (´人`)ありがたや。エー色になってきましたわ。地中海からやってきたこの子たちは暑いのが嬉しいのね。

  

Tomato070626

 ▲これは二週間前の画像。
 やはりせっかくだから落っこちるギリギリまで完熟させて食べてみたい。もっとも、このサンマルツァーノという品種は日本のそれとは違って、熟れきっても水分が少なくて固いらしい。そのかわり味は濃厚。
 このトマトを知ったのはもう随分前。まだ、日本では苗木はおろか、輸入品の水煮の缶詰さえもよほどの所でないと扱ってもいなかった27年前。

 じつはその頃私はデザインの専門学校の学生。
 卒業制作に選んだのが当時まだどこもやってなかったトッピング個別オーダー式のピッツァリアの宣伝企画。
 マークシートみたいなチェック用紙にずらっと書かれたトッピングのリスト。チーズあり、なし、チーズの種類、その組み合わせ、ドウのタイプ、大きさなど全部カスタマイズできるというもの。
 そんなメニューもロットリングの手描きで全部作りました。ロゴ、ポスター、店舗デザイン、そりゃもう、なにもかも。
 キャラクターもこしらえて、オープン記念の進呈品のマグカップも実際にメラミン樹脂のカップに絵を描いてダミーを作りましたよ。
 これで宅配という概念を思いついて、資本があったら私今頃ベンチャー企業のしゃっちょさんですよ。(世の中そんな甘いもんやおまへんが)

Pizzabook
 
 
 
 そのためにイタメシという言葉さえなかった当時に調べまくった本場のピッツァのこと。おかげでメッチャ詳しくなりました。そしてとある変わったエッセー本で知ったのがこのトマト。

 この本によると、アチラでマルガリータを作ろう、と思ったら、昨日からねかせたドウ(生地)と、その朝作りたてのモッツァレッラチーズと庭先から採ってきたバジリコ、そして完熟のサンマルツァーノから作ったソースと少しの塩だけでいいんですね。
 ポモドーロ(トマト)は水分が少ないからそのまんまミンサーみたいな機械でつぶし、布の袋に入れて一昼夜水分を抜くだけ。無添加。で、あとは瓶に入れてそのまま煮沸消毒するだけで立派なソースになってしまうと書かれてまして。

 日本のトマトみたいに煮込まなくてもいい。そのことだけでも、いかにフレッシュで香り豊かでビタミン豊富なソースなのか想像できてしまう。
  
  
  
  
Pizzabook2

 
 
 果肉を活かして載せる場合でも、小さなナイフでちょんちょんと乱切りにしたあと手で潰しつつならべるだけで勝手にソースになってしまうといいます。
 この写真に写ってるマンマがいかにもイタリアのマンマって感じの恰幅の良さでいいでしょう。
 1980年発行のこの本の時点で78歳ってあったから、ご存命なら106歳ってことですが…

 その下の写真にあるのが瓶詰めトマトの大行列!圧巻です。今ならよだれジュルル状態ですが、実はこの当時、まだ私はトマトを生で食べることができなかった。
 ケチャップは別として、とにかくトマトが苦手だった。いまではウソみたいですけど。

 とにかくもうとーっくに絶版だと思われるこの本、当時1,000円。B5サイズの小さな本ですが、これから得られた知識と情報は今なお越えるものがない素晴らしい本です。
 巻末にはしっかりとドウから作る場合のレシピが書かれてますし、ピッツァの地方ごとの変わり種とか、もっとチープな庶民のスナック菓子的なフォッカッチャだのプーリエーゼだのピッツェッタだのも紹介されてますし、逆にピッツァにのっける具材の紹介もかなり事細かに書かれてまして。

 やはり生ハム、アンチョビ、ペコリーノ、ゴルゴンゾーラ、リコッタ、アーチチョークなどの食材を知ったのもこの本。どうやって作られてるか、どういう使い方をするかなどまでちゃんと説明されてます。いずれも実物を拝むのは数年後、口に入ったのはさらに数年後………。

 いまではちょっとオサレなお食事をされる女性なら誰でも知ってるものばかり。
 いー時代になりましたね。(´。`)



 


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コメント

うわぁ~ステキに色づいてますね!
最近、水分が少なく香り豊かなトマトなら生でも食べられることに気づいた私。きっとこのトマトなら美味しくいただけるでしょう(=^_^=)
あ~もうすぐ食べごろなんですね♪オレンジがかった赤い実がキレイ!

投稿: モコネエ | 2008.07.16 02:46

もこねえさん、これが本場ならこのへんで収穫して、赤さを増すためにさらに日光の当たるところに置いておくんですって。
日本のトマトなど比べようがないくらい赤いという、その色を出せるかどうか?ただし、実は小さいです。M寸の卵くらいかな。

投稿: よろづ屋TOM | 2008.07.17 00:35

採りたての完熟トマトを、ザザッと洗ってがぶり!
あぁ~食べたい。
きゅうりもいいねっ!

投稿: さくら | 2008.07.17 09:00

「畑するだけの土地があったらねえ」とは母の言。
さりとて私、もうこれ以上の植物のメンドーはよお見ません。

さしあたってはナーベラー(へちま)の栽培中。ゴーヤは簡単なのにどーもへちまはウチの土と相性が良くなくて育ちが悪い。

投稿: よろづ屋TOM | 2008.07.18 01:44

サンマルツァーノって何??と思ったら、トマトの品種名でしたか。
これは知りませんでした。
私、トマトって大好物なんですが、熟み切って柔かくなったのはダメなんですよ。
だからこのサンマルツァーノの「固め+濃厚な味」ってサイコーですね。
フツーにスーパーで買えますか?

ところで、プロフィール画像が微妙に変わったような・・・。
五分刈バージョン?

投稿: 小夏 | 2008.07.20 17:18

小夏さん、ごっぶーです!
えーとね、スーパーではめったにお目にかかれないと思います。ナマは。だから私も自家製を試してるんですけどね。

関西では『イカリスーパー』ってハイソ御用達のスーパーというのもはばかられるようなハイグレード食材の店(フツーにキャビアやフォアグラが棚に並んでる)が芦屋あたり中心に展開してますが、そーゆーところで無ければやはり大手の百貨店でしょうね。
少なくともアーチチョークとか扱ってないと仕入れルートもないかと。

≫ところで、プロフィール画像が微妙に変わったような・・・。

小夏さーん、もっと遊びに来てくださいよ。(つД`);; かなり前に変わってます。どんどん“削れて”いってますよ。

投稿: よろづ屋TOM | 2008.07.20 18:53

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