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2008.07.05

鉄腕バーディー、満を持してスタート!!

Birdie01 これがこの夏スタートで私が出逢った新作アニメ一発目!!

なんと、ゆうきまさみ氏の『鉄腕バーディー』とは。
いや、正直な話、私はゆうきまさみ氏の作品ってあまり好きではないんですよね。絵は好きです。女の子は見た目は可愛いし、メカは彼の親友の出渕裕氏のカラミがある上に、的確な作画力は何の問題もない。
 ですが、彼の描く物語に出てくる悪党って、だいたい愉快犯系テロリストみたいな連中ばっかりで、それがどうにも読んでいて不愉快になってくる。
 あと、どうもバーディーが粗暴なんですね。もしかしたらそこが一番ひっかかる所かも知れません。ケンカっ早くてもいいし、純粋な正義感のせいで手が早くなってもいいけど、基本が粗暴で暴力を好む性格のキャラはどうにも許せない。だって、そういう連中が防衛目的の武器だと言いながら、武器を使いたくて争いを起こすわけだから。
  
  

 それがなんで観る気になったか。断然、基本のネタは面白いんですよね。
 星間犯罪者が地球へ逃亡して、それを追いかけてきた宇宙連邦の捜査官が誤って地球人の青年を死なせてしまい、その償いと職務遂行のためにひとつしかない生命を進んだテクノロジーでひとつに結び、ともに人類の脅威と戦ってゆく───

 そう。骨子は完全にウルトラマンなんですよ。これ。

鉄腕バーディー DECODE 鉄腕バーディーDECODE:02

 ただし、無敵の銀色の宇宙人を超可愛くてバイオレンスちっくな等身大の女の子に変更したのがこの『鉄腕バーディー』というわけです。
 連載開始はすごく古くて、初出は1985年だそうなので、もう23年も前になるんですね。
 原作はもちろん、ゆうきまさみ氏独特のおたくチックな空気感に満ちていて、どんな危ないシーンもどこか緊張感に欠ける、というのが私の感想。ただしイマドキのコミックに多い、エロさも性的なドキドキ感も全くと言っていいほど感じられないのがむしろすごいのです。

 だからシチュエーションとしては、間違ってぶち殺された地球人の男子学生と、最強の戦士とはいえ一応はお年頃の美人でナイスボディのねーちゃんとの一心同体というキワネタでありながら、いくら読み進んでもまったく性的接近の気配さえも感じられないという、逆アキバタイプのある意味実に不健康で無味乾燥きわまりない不思議な作品でもあるのです。
 そこへ持ってきて、敵はたいてい殺人と破壊を快楽と感じる今風の愉快犯だらけ。このへんはバーディーの後の出世作でもある『パトレイバー』もそうですね。
 軍事がらみの大企業の市場操作など、一応政治的なニオイとかあるものの、そんなバックボーンとは無関係に自分の快楽のために戦闘を繰り広げる、ある意味“純粋な”パイロットが登場するのはやはり『Z』以降のガンダムにやたら登場してくる狂人タイプの敵キャラの影響なんでしょうか。

Birdy_decode

 一話を観た限りでは、原作を実にうまくグレードアップしています。作画はもちろん今のジャパニメーションだから、アングル良し、作画良し、動画良し、カット良し…で文句なし。
 しかも原作で私がイマイチ好きになれなかった独特のもっちゃりした雰囲気は感じられなかった上に、ひとことしゃべったバーディーの声が!

 千葉紗子(ちばさえこ)嬢だったのです!大好きなんですよね〜!彼女のちょっと鼻に掛かった、でもキレのいい声が。(特に彼女の「い、い〜やぁあああああああ!」は笑えて萌える)
 『舞HiME』ではアネゴ系、『撲殺天使ドクロちゃん』ではいわゆるアニメ声、『ながされて藍蘭島』では小生意気でおバカ系、『苺ましまろ』ではしっかり嬢ちゃん…と、見事な演じ分けを聴かせてくれる実力派。ぶっちゃけ、嬉しい!

 でも実際、意外でした。原作は持ってますが、声のイメージは漠然としてましたねえ。
 まして千葉さんみたいな澄んだ声のイメージはなかった。キャラデザインもいい感じにグレードアップしてました。タッチもかわったせいか?色気も出たし。フィギュアも遠からず出そう。

 てなわけで、鶴の一声、チバサエのひとこえで私はこのシリーズ、楽しみにしよーかな、と。

 ところで、元祖のウルトラシリーズはウン十年も続き、さまざまなパターンとシチュエーションが作られてきてるんですが、唯一やってない組み合わせと切り口があるのに、実現はまずなさそうなのが残念。
 いや、一応ちょこっとだけ組み合わせはあったか。でもその設定が活かされたわけではないし。
 私が思う、そのアイデアをアメリカあたりのテレビかビデオシリーズでやったら結構受ける話ができそうですがねえ。
───ゑ?どんなネタかって?
ヽ(´∀`*)ノ んなもん、タダで言えまっかいな。
  

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コメント

おじゃまいたします~
いやー、ゆうきまさみ氏の作品はパトレイバーと、じゃじゃ馬グルーミンアップしか知りませんでした…。さらにパトレイバーの方が後で知りましたのです。じゃじゃ馬から入ると、あの独特の世界観にびっくりしますが、たいていの方は逆みたいですね^^; 
ハマれる部分とそうでない部分、同じ作品でもそういうのがありました。
ブックオフにでも行って、鉄腕バーディー探してこようかしら…^^

投稿: もこねえ | 2008.07.05 04:21

『鉄腕バーディー』は見たことないですね。
パトレイバー好きです!
あたしは、絵が好みならそれだけでOK!
これを見るかぎりモロ好み。
出渕裕さんも大好き。
期待しちゃいますねっ

投稿: さくら | 2008.07.05 15:11

もこねえさん、毎度っす。
『じゃじゃ馬〜』は読んだことないんですが、オリジナルを描き始める前のアニメ・パロディストの頃とな〜んも変わりませんね。まあそれが個性ってもんですが。
彼の世界観、どうも歪んでるんですよ。まあ、今の世相を反映していてある意味リアルといえばリアルですけどね。たまたま作家になってるけど、同世代としてはどうにも近づきたくないタイプに思えて成りません。

さくらさん、絵と動画は保証していいと思います。ストーリー面もひとりよがりでなくなってましたし、原作よりはもうちっと社会性のある話になるような期待も持てそうですよ。

投稿: よろ川長TOM | 2008.07.05 17:49

こんばんは、よろ川長TOMさま♪
クラゲみたいな相棒がいたり、地球潜伏中はアイドルとして活動…など、オリジナルな設定が加えられてましたが、結構楽しめました。
絵柄もかなりマイルドな感じ(マイルド?)になっていて、かなり好きなテイスト。
『なんとかであります〜』ってしゃべり方は、『ケロロか!』ってツッコミながら観てましたけどね(笑)。
今期は「スレイヤーズ」の新作(クオリティがかなり雑というか、昔のレベルを維持してるというか、そんな感じでしたが)も含めて、ちょっと面白そうなアニメが多いですね。

投稿: ともや | 2008.07.07 00:28

ともやさん、毎度。
原作はほとんど同人誌レベルから始まってますから、やはりどうしてもひとりよがりになるんですよね。
そういう意味でも後発のアニメはいろいろと改良しやすいし。まあオモテの顔はアイドルという設定は主人公と合体した時点で終わったような気がしますが、千葉紗子さんの演じ分けの巧さが発揮されてましたね。
あのちょこっとの台詞でさえ、バーディーの芝居のヘタさみたいなのがちゃんと出てる。さすがだなーと思います。

スレイヤーズは見たことないんですよね。この機会に味見してみますか…

投稿: よろづ屋TOM | 2008.07.08 13:00

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