おぼんに、ぼ〜〜〜〜〜〜。(´△`)ヘ
お盆休みになって、久々にテレビの前でぼぉ〜〜〜っとする、ってのをやってみてます。
(´△`)ヘ
ハッと気づくと、ここ何年か家にいるときでもずっと椅子に座ってビフォー座Macなんですよねぇ。だからといってバリバリなんかしてるってワケではなくて、わりとボケッと延々ネットしてたりするんで(Windowsではないんでネトゲに溺れることもできず)休憩になってるんだかドーなんだか。
で、久しぶりに体を横たえてテレビとかを観るってのが、なかなか気持ちいいモンなんだなあと。背伸び、よじり、時にブリッジなどなど、まあ別に起きていてもできることですけど、横になることで重力のくびきから少〜〜し解放されて、色々やりやすくなるんですねえ。こーゆー感覚、忘れてましたよ。
なにせ横になるのは睡眠時だけで、それも悪夢を見ることが多いので。
で、溜まっていたアニメとか映画とか順番に観てるんですが。ホントに今のアニメはものすごいです。いや、すざまじい。もうシーズンも終わりかけてて、1クールで終わるものはクライマックス、次のクールが待っているものもひとつのピークを迎えていて。
で、ゴロゴロしながら消化中のアニメをダラダラご紹介。
『結界師』
イマドキ珍しい、ゴールデンタイムのアニメだけあって、さすが健全。キャラたちはみな好ましいんですが、もともと探偵コナンと並べて放送してるせいか、ロングレンジ狙いというか、話の持って行き方がどうも歯がゆいんですが。
『さよなら絶望先生』
これがですねー、ほんまに深夜帯やからAよーなもんの、ゴールデンタイムには絶対放送できないでしょう。いや、エログロではないんですが、とにかく取り上げるネタがキワキワなんですね。
話的には原作コミックを忠実に動画にしているんですが、演出する時点で素晴らしくPOPに、とんでもなくシュールに描いているんです。
このスタッフは以前からこういう流れなんですが、すんげーアニメテクを湯水のように駆使(にほんごがへんですがきにしないで)していながら、内容が超おバカなんですよねえ。
“ゴールデン洋画劇場”やら“水曜ロードショー”やら、有名ハリウッド映画会社や有名アニメのアイキャッチなど、トコトン懲りまくったパロディ画面のてんこもり。今週の分などはたしか“土曜サスペンス劇場”のオープニングではなかったかしら。40代でないとまず解らないコアなものです。はっはっは、若いテレビマニア共、ザマー観ろ。
『らき☆すた』
以前も褒めましたけど、アニメ好きでほんとに良かった、って思いますねえ。
『ぽてまよ』
得体の知れない、理屈に当てはめることのできないキャラが突然現れて世間を適当にひっかきまわし、ほのぼのした日常をホニホニとあったかい心のふれあいで描く…って、よく考えたら藤子不二雄センセーの作品群ってこんなコンセプトですよねえ。
得体の知れない生き物が人間に混じって生活する話はいろいろあるけど、どうもどこかに毒───社会毒が残ってました。
こうした純粋路線って、一時期『GooGooガンモ』があとを継いだけど、細野先生が青年誌へ移り、我孫子先生亡き後、ある意味この『ぽてまよ』が正統派の後継者なのかも知れません。
『ドージンワーク』
そこそこ面白いんですが、テンポが悪いんですよねえ。ただ、絵柄が他人とは思えない。主人公のプチパイぶりが私にはたまらなく愛おしい。
『モノノ怪』
第一話を観てぶっとびましたねえ。サイケデリック以外の何ものでもない美術構成。よくこんなアニメを毎週やるつもりになったものです。
てか、こういうビジュアルを大勢のスタッフに伝えて、全体をまとめあげてゆくチカラを思うと、神業としか思えません。
こんなのが深夜帯垂れ流しのテレビアニメですよ。カンヌ映画祭に出品しないのが不思議なくらい。つーか、カンヌの方で迎えに来てくれ。
『ぼくらの』
これ、内容も話もすごすぎて、さらっと流してはいけないと思うので、いずれ『オススメ座CINEMA』でしっかり記事にします。
『ヒロイック・エイジ』
正直言って、絵が苦手なんです。でも話がすごく面白い。昔タツノコプロの話が好きだったけど、絵が苦手だったことを思い出します。
こういう作品をフツーに観ていると、ほんとにスターウォーズなんてあまりにも内容が薄くて浅くてアホくさくて、観ていられなくなってしまいます。
今のハリウッドは昔のSFみたいに、ちゃんと思想やポリシーのある作品って作れないんですかねえ。
それとも日本人の平和ボケの真逆で、アメリカ人は戦争ボケの文化アホになってしまったのか…
『かみちゃまかりん』
タイトルと絵柄だけ観ていたら拒絶反応ギリギリなんですが、話の流れは面白いんですよねえ。原作は“なかよし”連載とか。“セーラームーン”もそう(長すぎたのは東映の罪)でしたが、たまにあの雑誌は意外な角度からザクッと斬り込んでくる作品がでますなあ。
『機神大戦ギガンティック・フォーミュラ』
タイトルだけ見てるとバンプレストのゲームみたいですが、内容はしっかりSFであり、人知を越えた存在のために戦いを強要される24人の若者たちと、彼らを取り巻く人々や思惑がうずまく群像劇になっているんです。
『ぼくらの』もそうですが、昨今は作中に政治家の思惑や企業家の欲望がリアルにうずまき暗躍する作品が増えましたねえ。もともとはガンダムが撒いたタネでしょうが、こうした作品を観た若者や子供が政治というモノの本質を理解し興味を持つきっかけになれば素晴らしいことですね。
『ながされて藍蘭島』
変な動物と女の子だらけの小さな孤島に少年が一人というアブナイ設定にもかかわらず、とにかく可愛い。罪がない。一種のファンタジーなんでしょうが、健全なエッチさが微笑ましい。エッチなシーンを綺麗に描くのは実は大変なのですよ。
『瀬戸の花嫁』
『藍蘭島』とこれ見てると、声優さんの器用さというかマルチぶりに感動してしまいます。何がスゴイって、若くても声優さんは絶対にタレント俳優に勝ってるんですねえ。
普段こういった作品を観ているから昨日今日舞台に立ったような役者ごときが声優をやるなんてチャンチャラ可笑しくって。
『天元突破グレンラガン』
復古調というんでしょうか、熱血ロボットアニメなんですな。ガイナックスがからんでいるだけに、ホントにいろんなアニメのオマージュというかパクリというか。
感動もできるんですが、どうもイチビリ感がぬぐえないのがガイナックスの欠点。
『電脳コイル』
おもろいですわ〜〜〜〜。これも見事なSF。てか、私の予想ではコレの原型はきっと10年以内に出現するテクノロジーです。この作品をひとことで表現するなら、“電脳トトロ”。
ジブリ系に絵面も似てますが、全体に彩度が低く設定されて描かれているために、レトロ感というよりも不思議な不安感のようなものが画面からにじみ出てきます。
電子ゲームがアタリマエの今、コマとかメンコが滅ぶとかどうとか…って嘆く年寄りもいますが、今46歳の私自身がコマもメンコも未体験でラジコンに憧れた子供だったんで、電子ゲームに眉をひそめるとしたらマナーの悪さ程度。
私は作中に登場する婆さんみたいなハイテクなジジイになりたいです。
じつは、まだまだ集めるだけ集めておきながら観ていないアニメがてんこもりなんですよね。楽しみでもあり、時間作るのが大変だったり。
PSPみたいなのに移し替えて、電車で観たりすればいいのかもしれませんが、エンコードする時間ももったいないしねえ。
さて………もうちょっと、この幸福な世界に溺れてみるとしますか。
(ノ*゚▽゚)ノ
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コメント
もう、こんなの見てばっかり、、、
あたしのメール、読んでくれてないの??
あのイラスト、頂戴yo!
投稿: 猫姫少佐現品限り | 2007.08.15 16:20
わ~~~見たい見たい~~(>_<)
TOMさんは半分は仕事の一環として「観ておかなアカン」みたいなのがあるかもしれませんけど
仕事の一環でもなんでも良いから私もたくさん見たい~~
モノノ怪 ですか?すごく興味を惹かれました。
TOMさん本家さまのオススメ座CINEMAでこれも記事にしてください
m(__)m
投稿: ビタミン店長 | 2007.08.17 22:58
姫少佐、やっと読みました。鋭意制作、予定中…
投稿: よろづ屋TOM | 2007.08.18 14:43
店長さん、こんちゃっす(≧▽≦)
いや、仕事の一環というより、私の唯一の心の充電要素っすよ。身体は寝れば休まりますが、精神は良いものや美しいものを見聞きしないと回復しませんからねえ。
映画にスカ多いだけに、こういう優れた物語とか観ないと気が狂ってしまいます。
モノノ怪…そうですよねえ、新作映画がスカだらけなら、アニメをガンガン紹介すればいいんですわね。うん、そうしましょう。
投稿: よろづ屋TOM | 2007.08.18 14:47