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2007.04.15

ネイティブ大阪弁アニメ『ラブ☆コン』始まる!

 私らが学生の頃…1975〜1985年頃は、アニメといえば夕方の再放送と、ゴールデンタイムの本放送だけだったんですが、いまや深夜帯こそアニメタイムという感じになってますね。

Lovecon

 これって、塾とかのせいで学生が家にいて落ちついてるのがこーゆー時間帯だからでしょうか。んでもって、自分専用のパーソナルテレビを持っているから?私らなんて、自分専用のテレビを手に入れたのは社会人になってからでしたよ。
 しかも、日付が変わっての深夜番組を初めて観たのは高校生の時の『宇宙大作戦』の再放送からでしたし、それもじきにオイルショックのせいで深夜放送がのきなみ無くなって、今みたいにオールナイトの放送なんて、それから10年後にやっと復活したような。

 お若ぇの、23時以降にテレビ放送が終わるなんざ、想像できねぇだろ?(なぜか江戸弁)

 まあ、それはともかく、今はむしろ再放送ってのがなくて(BSで超昔のをやってるのは特殊)、本放送が終わればあとはDVDリリース待ちなんですな。
 しかもひとつの作品は大抵1クール12〜13本。これも昔と大きく違いますね。
 昔は一年通しが当たり前でした。半年で終わるなんてのは、よほどの不人気か、最初から企画的に冒険した内容のものかくらいで…記憶だけで書くと、『ルパン三世(元祖の大人向けの方)』『宇宙戦艦ヤマト』あたりが最初ではなかったでしょうかねえ。

 で。日によっては深夜帯のアニメが数本バッティングするというすごい状況の昨今、春の新作の目白押しなワケなんですが…
 さっきなにげに毎日放送でやってる土曜深夜のアニメ三本立てタイムにチャンネルをあわせたら、『ラブ☆コン』ってのが始まって。

 番組を数分観ていて気づいたんですが、これ、実写映画になった作品のアニメ化なんですね。
 しかも原作は別冊マーガレットだそうな。

 映画の方は大好評だったとは聞いてましたが、まったく興味なくて、詳しく知りもしなかったんですが、観始めるとこのアニメ、めっちゃオモロイ!!
 なんと、全編大阪弁とわ。
 しらんかったなあ、『ラブ☆コン』て舞台は大阪やったんですねえ。

 全編大阪弁のアニメなんて、『じゃりん子チエ』以来とちゃいますか。
 ドラマにせよ映画にせよ、なにが難儀やゆーて、大阪弁とか方言でこしらえる作品ですわね。
 ほかの地方もそうでしょうけど、ネイティブでない大阪弁ほど醜いもんはありません。そんな無理するんやったら、東京弁でやってくれたほうがなんぼかマシですから。
 実はTV版の『おじゃまんが山田くん』はもともと大阪が舞台なのに、大阪弁声優が集まらなくて東京を舞台に変えたという話を小耳に挟みましたし、一昨年くらいに深夜帯で放映していた『格闘美神 武龍』って格闘技アニメなどは、舞台が大阪の筈なのに大阪弁を話すのは数人、しかもみんなヘンで思わず耳をふさぎたくなるという体たらく。
 NHKの朝ドラでもそうですが、過去にも大阪出身でない俳優を大阪が舞台の物語で使うという無茶をよくやってます。なにかウラ事情があるんでしょうかねえ。

 大阪弁を使ったドラマやアニメでもうひとつひっかかるのはテンポ。
 ぶっちゃけた話、若手の漫才師でも最近はこれがダメなコンビがすごく多いんです。大阪ならではの緩急自在でありながらパンパンパーンとテンポの良い丁々発止のかけひきと受け答えがなってなくて、観ていてのめり込めない、笑えないんです。
(でかい賞をとったコンビでもそうなんで、全体に笑いのレベルが落ちているということでしょうね)
 申し訳ないけど、こればかりは大阪という土地で大阪ならではの笑い文化にどっぷりと浸かり込んで育った者でないとできないし、だからといって大阪人なら誰でもできるのかといえばそうでなく、やはり天性の勘というようなものが必要なようです。

 その点でも、このアニメ版『ラブ☆コン』はよおやってます。実にテンポがいい。
 キャストを見ると、なるほど大半が大阪人。しかし主演の岡村明美さんだけは東京出身とあるんでビックリ。

 たしかに、ちょっとイントネーションでひっかかるところもありましたが、実際に近畿圏で微妙に違うのでそのレベルでスルーできる範囲なので、もしかしたら子供の頃大阪に住んでいたとかいうことでしょうか…
 でないとすると語学の天才です。

 いずれにせよ、安心してみられる大阪弁アニメ、それもめちゃくちゃオモロイのが始まったんです。嬉しい限りです。

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コメント

こちらから劇場版ラブ☆コンのレビューのTBを送ったのですが
入りませんでした。残念。

えっと映画のほうはやっぱし主役二人の関西弁は
ビミョウでした。
徹平ちゃんはこっち出身なのに。
セリフとなるとイントネーションおかしくなる???
ただ、カラフルなお菓子みたいな映画で
吉本なみのコテコテ感(!)が
関西らしさをかもし出してたというか、
まわりのひとがそこまでせんでもという壊れ方してまして。(笑)

アニメ版はどうも顔がちがう~~と
ヘンなとこでひっかかって見てません。
「地球へ・・」の時もそんなこというて拒絶しましたが
結構持ってるイメージにこだわってしまうわけで。

これはもう絶対原作マンガをオススメします。
涙がでるほどキャハハハ~と笑い、
でもリサの気持ちにシンクロすると
ほんと泣けてきたり、よかったね~って盛り上がったり
とにかく自分のテンションも上下激しかったです。(笑)

投稿: Ageha | 2007.06.10 22:26

Agehaさん、いらっしゃい!
あら〜。トラバ入りませんでしたか…すみません。よろしければ日を改めてまた…

ここにリンクしている『さいえなじっく☆ガール』の主人公は大阪弁ですが、やはりいざ活字にするとなると活きた大阪弁にするのはなかなか難しいようです。
芝居などでも、どっちかというとアドリブがうまくいけばいくほど、大阪弁らしくなるみたい。
原作、今ぼちぼち読んでますが、少女漫画に何の抵抗もない私にはアニメも原作もどっちもいい感じです。ただ、少女漫画系絵柄はみなそうですが、たしかにあのままアニメにはしにくいでしょうね。線が細かいですから。
それを解消する苦肉の策でしょう、人物のアウトラインがみなセピア色を採用してます。
デジタル時代ならではの手法というか、手描き手塗りの時代なら大変な技法です。

大阪弁ネイティブ…とこの記事の見出しでは書きましたが、実際は奈良っぽかったり、和歌山っぽかったり。でもそれも現実でもご両親がどこの出身か、とかで違ってきますからこれなら許容範囲かと。

アニメ版はいわば原作をうまくはしょった作りです。大阪弁のスピード感が活かされていますよ。

投稿: よろづ屋TOM | 2007.06.10 23:33

http://cyberdoll.seesaa.net/article/20821574.html
http://cyberdoll.seesaa.net/article/31240342.html
・・・すいません、リンク貼っておきます。
原作と別物として一度見てください。
大阪弁にこだわるとウ~~かもしれませんが
テンションとスピードはあるかと思われます。

原作は卒業式のエピソードで締める16巻完結です。
今日娘にラスト読ませてもらってまたケタケタと笑い
よかったよかったとウルウルしておりました。
映画から派生する原作マンガの読破は
ハチクロ以来で、
これはホントハマりました♪

投稿: Ageha | 2007.06.11 21:23

Agehaさん、手張りリンク、お手数おかけしました…
私自身が身長差カポーだった経験から、実写版公開の際も予告編とかは観たんです。
でも、思うほど身長差ないやん、って思ってしまって…
かつて『君を見上げて』という、NHKでV6の森田君と、モデルの未希さんで演じた山田太一原作のスペシャルドラマがありまして、なんと設定では163センチと182センチ!! で、そっちが結構気に入ってたもんでどうしても比べてしまって。

原作は友人がまるごと+プロローグ編(中学編)3本も貸してくれているので、アニメを見終えたら順繰りに“キュン死に”したいと思っています。

投稿: よろづ屋TOM | 2007.06.12 23:18

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