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2006.12.26

ブログっちゅうもんを勘違いしてまっせ…

 先日お伝えした『シネマぴあ映画ブログコンテスト最終結果』が発表になってまして。いや、もちろん私なんかはカスリもしてないんですけど、私が審査員なら、いや、ちゃんとした審査員なら絶対この人はなんらかの賞を獲るだろうと思っていた方は誰一人いなかったのには実際、驚きました。
 奇妙な審査結果のコメントでした。どうも最終審査のゲスト審査員と第一次の審査をされた方たちとは審査の視点が全然違っていたように見受けられるのです。
 それに、規模の大小にかかわらず、社会的に責任を持ったいっぱしの会社が企画したとは思えない後処理の行儀に関してもカチンと来まして、小文句たれてやろーと思います。(;`д´;)/
 今回エントリーされた全ての映画ブロガー、ひいては映画ブログを書く全ての人に対する侮辱ではないかと私は思うのです。

 以下は勝手にエントリーするだけしておいて事前の落選通知すらなしに突然発表だけなされていたページのトップに掲載された総評まるごとコピペです。
 実際のコンテンツは念のためこちらから

審査の結果、今回のコンテストでグランプリは惜しくも該当者なしとなりました。全体的にブログの企画意図や内容が簡潔で明確になっていないものが多かったように思えます。
最新映画作品の批評・感想は世の中にあふれています。だからこそ読まれるブログを目指すときは、コンセプトやサイトのタイトル、記事の見出し、内容の整理や書き手のキャラクターなど、映画ブログとしての特徴が、画面を見てすぐ分かりやすく伝わるものがよいと思います。最終審査に残ったブログの中でも、特典付き前売券にしぼる、作品に評価額をつけるものなど、企画性が明確でシンプルなブログが印象に残りました。
書き手がどんな人かわからない映画の客観的レビューよりも、自分がどんな人間で、今こんな心境で生活しているなどが伝わるもののほうが、読んでいて親近感がわき、よりその人のレビューの更新が楽しみになります。主眼をもっと絞ったり、こぼれ話や本音が詰まったブログがたくさん出てくることを期待しています。

 さあ、突っ込んでいきます。(≧∀≦)/

 どなたが書かれたのか存じませんが、何か大きくいっぱい勘違いしておられるようです。
 ブログを各理由のひとつにはたしかに『誰かに読んで欲しい』という同人誌やファンジン発行的な想いもありますが、もっとも大きなものは『とにかく書きたいから』書いている筈だと思うのです。
 読んでもらいたいという気持ちは二の次ではないでしょうか。

 絵を描いたり楽器演奏を楽しむ人と同じで、人に見せたくて、聴かせたくて始める人もいるでしょうけど、基本的には自分がやりたいから始めて、純粋に“それをやりたいから”続けているはず。
 その延長線でコンテストに参加したり、街角で人に見せたり聴かせたりするのではないでしょうか。
 これまで文筆に関してそういうことをしたければ、同人などで集まってお金を集めて本に組んで印刷して特別な契約条件でどこかに本を置いてもらって…という大変な手間と予算が必要だったのが、ブログという超常手段が身近になったおかげで誰でも文章を世界へ向けて発信できるようになったわけですよね。

 だからこそ、ブログは一般的になってここまで伸びた。ホームページと呼ばれるサイト作りは特別なアプリか知識が必要だったからそうはならなかった。
 ブログがブログたる所以は、何かを発信したい気持ち故だと断言したい。

 こと、映画中心のブログに至っては、本当に映画が好きで好きで好きでないと作れません。
 たとえ批判一辺倒の辛口ブログでも同じです。だからこそ皆さん、ひとつの記事のためにちゃんと調べて、書くからにはきちんと観て、誰が見ても嫌な思いをせずに読めることを心がけてこしらえているはずです。愛情なくしてはこんな手間暇掛けて書けないはずです。
 当然みんなノーギャラです。それどころか自腹で高いお金払って映画を観て、自分の貴重な時間を削って書いているんです。誰のためでなく、自分自身のために。
 いわば映画へのラブレターなのです。長くてあたりまえ。短い文章で良いならそんじょそこらの映画会社が出す単純な紹介コメントでたくさん。そんなんでいいなら個人ブログの記事なんて誰が検索してまで読むものですか。

 ブログの企画意図───って何ですか。私たちは個人ブログです。商用ではないのです。書きたかったから書いたんです。計算立てて顧客誘導なんてしてません。

 内容が簡潔で明確になっていない───自ら投稿しているわけではありません。御社の記者になりたいわけでもありません。誰が批評・添削して欲しいと望みましたか。内容や文体まで批評しないで。ほっといてください。

 読まれるブログを目指すときは───そんなことは目指してません。あえて読んでくださる人に情報をお分けするのが非商用サイトやブログの良いところなんです。
 見栄えだけを評価するなら、眼が痛くなるひどい配色や文字でも内容が面白く役立つコンテンツは山ほどあります。

 映画ブログとしての特徴が、画面を見てすぐ分かりやすく伝わるものがよいと思います。───映画ブログとしての特徴って何でしょう?ブログのほとんどは背景やスタイルなど、お仕着せしか選べません。ひょっとして、非商用ブログを使ったことがないんでしょうか。

 書き手がどんな人かわからない映画の客観的レビューよりも、自分がどんな人間で、今こんな心境で生活しているなどが伝わるもののほうが、読んでいて親近感がわき、よりその人のレビューの更新が楽しみになります。───それこそ、雑誌社ならではの勝手な思いこみ。なんで旧来のマスコミって、オレオレ流で手法を押しつけたがるんでしょうね。
 作家的な人もいれば、淡々と文章を綴る人もいる。強気もいれば弱気もいる。上手もいれば下手もいる。だけどそんな誰でもが情報や想いを発信できるからブログは素晴らしいのです。やる気の芽を摘むようなマネはしないでいただきたい。

 主眼をもっと絞ったり、こぼれ話や本音が詰まったブログがたくさん出てくることを期待しています。───あれれ?これは異な事を。みなさん本音ですよ。なんで遠慮などしましょうか。そもそも、そんなことは自分トコの記者に言ってください。それこそ、配給会社に気を遣ったありきたりの事しか書かれてませんよ。だいいち、マスコミには映画をちゃんと観ていないのではないかと思える記事が多すぎます。おまけに観客誘導のためか虚々実々の情報さえも。

 そもそも、最終審査に通った方々にしても、ご自身でエントリーされた人は少なかったんですよね。私もそうでしたが、ある日突然スパム同然に通知が来て「エントリーされましたけど、どうしますか」と訊かれたから「じゃあ、せっかくだからそうします」となった方がほとんどだと思うのです。

 映画を愛し映画の記事を書くブロガーはいわばアウトローです。私の使っている言葉で言えばストリート・ライターなのです。好きなことを考え、好きなことを書きます。あなたたち雑誌社からギャラをもらっているわけでも、教えを請うているわけでもありません。まして、自分からコンテストに参加したわけではありません。
 なのに、コメントひとつ書くために、無料とはいえ見ず知らずの会社に登録させられ、ちゃんとした告知も通知もないままに、なんでこんな侮辱を受けねばならんのでしょう。
(;´д`;)いくら枯れ木も山の賑わいでも、みせしめに燃やされるのとは別な話ですよ。

 でも一番カチンと来たのはこの人。

おちまさと氏のコメント:
0ポイント!! お前ら全員ダメだ! 愛を込めて(笑)。読む気になれない長い文書が多い。見出しや構成など読ませるアイディアや企画がないと他人は読まない。眞鍋かをりさん、中川翔子さん、あと、おちまさと(笑)などの多くの読者のいるブログをみて勉強してください。

 私は自分に自信がないので、こういう居丈高な人に出会う度に一体どれだけ偉いスゴイ人なのかと思うのですが、あと、おちまさと(笑)などの多くの読者のいるブログをみて勉強してください。…なんて偉そうに書いて居るんでどんなブログなんかいな、とググってあちこち見に行ったんですが…

(;´-`;)ただの私語を短文式にちらかしただけの、エッセイですらないものでした。これならば書くのラクでいいですね。それこそ誰でも書けそうです。
 う〜ん、さすが関東式テレビ番組のプロデューサー、態度だけは偉そうだけど、私に言わせれば誠意も愛情のかけらもない、めっちゃしょーむない駄文の羅列。まあ『(笑)』て書いているから冗談半分、大マジ半分の自信、だけど逆ねじがコワイあかんたれなんでしょうけどね。

 たしかに眞鍋かをり氏の書く文章はメッチャ面白い。私も時々見に行きます。けれど、ああいったタッチとノリの文章なら他にいくらでも見つかることも確かでしょう。
 結局はテレビでも活躍している知的系アイドルが私事を自分の言葉で、しかも上手に書いているから読んでもらえるんであって、テレビ知名度がなかったらいたってフツーのアクセス数だったはず。
 もし芸名や姿素性を隠した上で同じアクセス数、同じトラバなどの反応が得られるというのなら、それはもお、直木賞作家など足もとにも及ばない人気エッセイストだと名乗っても許されるでしょうけど。

 いや、今回のおちまさと氏のコメントを読んで思いました。人間、こんな風にうぬぼれてはいけませんね〜。実にありがたい反面教師様でした。感謝。

 最後に、おちまさと氏、読む気になれない長い文書が多くて悪うござんしたね。
(≧∀≦)はっはっは。あんたは短歌でも詠んでろ。俳句くらえ。
まあ、万一億一、この記事を見つけてることがあってもここまでは読めまい。私の文章は“読む気になれない”めっちゃ“長い文書”ですからねえ。キッキッキ。

こんな私の文章でも、読んでくださる方が大勢居られるのだ。
 毎回々々、有り難いなあ…(;´人`;)…と手を合わせる感謝の気持ちはお前さんには一生解るまいて。


*ちなみに、この記事は審査結果に対しての苦情ではなく、最終審査における一部の審査員の人選ミスと、まるで大人の礼儀を知らないのではないかと思える、礼を失した主催者に対する個人的意見であることをお断りいたしておきます。

 あ〜、ちょっとスッとした。(;´0`;)いい映画見て心を清めようっと。

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コメント

ハゲ同!!
コイツら賞金出すのが惜しかったんでしょ?
あたしも映画見よ。

投稿: 猫姫少佐現品限り | 2006.12.26 18:19

姫少佐、こんばんにゃ〜。
昨夜大阪では『猿の惑星(Cヘストン版)』やってまして、寝るつもりが結局最後まで観てしまいましたわいな。
今夜は韓国映画やるみたいです。さすが年末、深夜映画も大盤振る舞いですわ。ああああ、寝られへん〜〜〜

投稿: よろづ屋TOM | 2006.12.26 22:52

一番よいブログとして、シンプルイズベストな
ブログが選ばれていて、あれれ?と思いました。
(情報提供という点では良いと思いますが……)
たしかに、おちまさとという人のコメントは
ちょっとひどかったですね。

よろづ屋さんが仰る通り、個人のブログは趣味
とはいえネタを探すために書き手の時間とお金を
費やして書いているんです。
芸能人のブログをお手本にしなさいと書いてあり
ますが、一般人と芸能人のブログを比較するのは
そもそも知名度や立場が全く違うので無意味です。何よりも「書きたい」「だれかに何かを伝えたい」
という真摯な気持ちをあのように軽くあしらう行為は人間としての品性が感じられません。

投稿: つが | 2006.12.27 00:37

つがさん、こんばんわです!
賛同してくださってメッチャ嬉しいです。負け惜しみにだけは採られたくなかったので尚更です。

人のことは言えませんが、ギョーカイ人というのは他のプロフェッショナルから見ると実にいかがわしくて底の浅い商売だけにハッタリなしにはいられない商売で、どうしてもどこか居丈高になる傾向がありますね。
彼はその典型だったというだけのことなんですが、そんなのを審査員に選んだことが企画倒れになった原因でしょうね。

まあ、超ローカルコンテンツとはいえ、私も彼のことをボロクソ書きましたからこれでおあいこですけどね。

投稿: よろづ屋TOM | 2006.12.27 01:27

こんばんは(^^)
審査結果、サイトのほうに見に行ってきました。

・・・・(?_?)
「書き手がどんな人かわからない映画の客観的レビューよりも、自分がどんな人間で、今こんな心境で生活しているなどが伝わるもの」
とは、全然かけ離れたブログが入賞しているような気が・・・(>_<)
何なんでしょうね~~~これ?

コンテストをする側もちゃんとしたコンセプトが無いうちに見切り発車して
「取りあえずやっちゃった(^^)♪」
みたいな感じだったんですかね~^^;

深く感じるものがあって、それを伝えたいという思いから書かれているものは、その映画と同じように人の心を動かすんじゃないかなと思います。
TOMさんのシネマ評もそうですし、その映画を愛する人が書いたものって
「観てみたいな」って思わせるものがあります。
そういうブログを読んでいきたいです。

投稿: ビタミン店長 | 2006.12.28 01:03

店長さん、毎度です。
ぶっちゃけた話、賞金は欲しかった(≧∀≦)ク〜
しかし本音はそれだけで、あんなおかしな書評がなかったら別段何とも思わなかったんですよ。
なんせ彼らのブログに対する、まるで大新聞社みたいな居丈高な態度と考え違いに気分を害したんで、小文句の虫が騒いでこんなに書きまくったんです。

といっても勘違いしているのはエライさん(たいてい実際の人物は偉くないけど)の一部だけだと思うんです。そう考えないと、最終結果発表の言い訳と私を含めてエントリーされた方々の何人かの選定基準がずいぶん矛盾しているんですよね。

店長さんが仰るように見切り発車だったとか、第三者の横槍、はたまたエライさんの気まぐれによる企画倒しみたいなことがあったのかもしれませんね。スタッフにも悔し涙の人がいるような気がします。

投稿: よろづ屋TOM | 2006.12.28 10:56

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