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2006.11.20

『コンタクト』つい観てしまいましたがな。月曜朝方やのに…

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 この作品、劇場まで足を運んだしTV放映されてるとなぜか必ず観てしまいます。逆に、何度も何度も放送してるのに一度も観られない“縁の薄い”作品ってありませんか?
 筆者の場合『トップガン』がまさにそれで、未だにストーリーすら知りません。

\(^_\)ソレハ(/_^)/コッチニオイトイテ

 この『コンタクト』原作はカール・セーガン…といってももう亡くなって随分になるので若い方はご存じないかも知れませんが、コーネル大学の教授でNASAのエライさんであり、火星の風景を初めて目の当たりに見せてくれたバイキング計画や木星・土星の素顔を明らかにしたボイジャー計画など、ほとんどの惑星探査計画のリーダーとしても知られているすごいヒトなんですよ。
 で、ご自身科学解説書も多く書かれていて、なかでもご本人が解説者として登場する長編ドキュメンタリー番組『COSMOS(コスモス)』は当時最新のCGを駆使し、論理的科学考証に壮大な夢を加えて一大ブームを巻き起こし、それまでのドキュメンタリー番組をガラリと変えてしまったんです。
 その彼がハード系SFとして書いたのがこの『コンタクト』。ご自身SETI(Search for Extra Terrestrial Intelligence…地球外知的生命体探査)計画の推進者だっただけに、ジョディ・フォスター演じる主人公は女性として描かれてはいましたが、おそらくは彼自身の夢の投影だったに違いないのです。

 あいにく原作は読んでいないのですが、映画自体の壮大なドラマ性はかつてCOSMOSにハマリまくった人たちにしてみれば夢の再来ともいうべきスケールで、『STAR TREK』や『宇宙船ビーグル号の冒険』などに代表される、はるか人類未到の地を目指すコンセプトの物語ならではのワクワク感に満ちています。

 ただ、どうしてもお話としてのもっとも肝心な部分でもあり、回答に手が届く重要な部分がいまひとつ観念的すぎて解りにくく、日本人ほど宗教的にニュートラルに近い民族は世界でも珍しいので根底に流れている“宇宙科学と神学”というテーマがどうも日本人にはつかみにくいのが難点なので、好きな映画ではあるものの『オススメ座シネマ』では取り上げていないというワケなのです。

 とはいえさすがに筆者も観るのが五度目ともなれば、アポロ宇宙船の飛行士のうち何人かが帰還後に宗教家になったとかの話を考え合わせるとなんとなく理解できないでもない…とも思うようになりましたが。

 物語の中で一番好きなシーンは信じられないくらい巨大な三重ジンバル式の空間転移装置?が稼働してゆくところ。宇宙船でもそうですが、どんなに小さかろうともあっさり動いちゃイカンのです。
 写すアングルも大事ですね〜。
 とにかく巨大感を出すには寄ったり離れたりを繰り返して、まるでモデラーが作品を手にとってためつすがめつ調べているくらいのいやらしさでディテールと全体像をなめるように見せないとだめなんです。スターウォーズEpisode4の戦艦がドドドッと出てくるオープニングは有名ですが、劇場で観ればそれなりに見えてもテレビで観たら全然だめなのは、ルーカスにそういう粘着性のセンスが欠けているからなんですね。

 そして一番好きな台詞は、主人公の父親が幼い彼女の「宇宙人っているの?」という質問に対して応えた「判らない。けど、いた方がいい。だって、こんなに広い宇宙に人間だけじゃもったいないだろう?」というもの。

 まさにこれこそがカール・セーガンの考え方であり、ドキュメンタリー『COSMOS』を通じて宇宙に魅了された人々の心に共鳴を生んだ名言だと思うのです。

 「人類は宇宙の孤児ではない」ほんま、戦争とかやってるバヤイとちゃうよ。

 おっと、映画への賛辞ばっかしで、この記事を書こうと思った動機を書き忘れるトコでしたよ。
 放送開始が日曜深夜っつーか、月曜の2時。終わったら4時って…
……(;´д`;)
 朝やんか。なんで面白い映画ほど、ンナ深夜からはじめるかな〜〜〜〜〜。金曜とか土曜とかの深夜、めっっっっっちゃしょーむない番組よーけよーけやってますやん。そっちで放送してえな。

 かとゆーて、録画してまでは観ないんですよねえ。なんでかなあ。
 ほんま、1時間しか寝てへんねんど〜〜〜(;`д´;)死んでまうわ。

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◆宇宙に長寿と繁栄を(-"-)w」カテゴリの記事

コメント

毎度です♪
カール・セーガン博士のCOSMOSシリーズ!
観てましたよ!
あれは本当に当時にしたら画期的な番組で、毎回わくわくしながら観ていました。
科学を取り上げているのに、神秘を感じさせられました。
宇宙のこととか命のこととかは、神秘としか言いようないですね(^^)
最先端の宇宙物理学者は、最終的に禅の思想に行き着く。というのを聞いたことがあるんです。
宇宙を飛んだ人間が、宗教家になるというものわかる気がします。

宇宙人、いますよきっと。
この広い宇宙の中に、地球にしか命が存在しないと考えるほうが無理があります。
あまりに宇宙が広すぎて、なかなか命に出会えないだけですよね^^

投稿: ビタミン店長 | 2006.11.20 23:30

何度もすいません!
うちのブログをリンクしてくださってるの、今気づきました(>_<)
有難うございます!!!
すご~~~~い嬉しい~~~♪♪♪
こちらからもリンクさせて頂いて良いですか?
させてください!
これからもよろしくお願いしますm(__)m

投稿: ビタミン店長 | 2006.11.20 23:34

毎度です!わ〜、やっぱり店長さんもお好きでしたか。
本文では書いてませんが、ヴァン・ゲリス(SF・ブレードランナーの音楽担当)のシンセサイザー音楽もよかったですよねえ。
実はLP、大切に持ってますが、あのCGつきのCOSMOSという番組は版権などの関係で、もう手に入らないらしいです。いまならすぐDVDになって売るだろうに…残念…

まあNHKスペシャルなどでもっと進化したものを見せて貰ってるので、今更なのかも知れませんが、あのセーガン先生の笑顔と横内正(以前の水戸黄門の格さん)の声が今も耳に残ってます。
やっぱ宇宙って浪漫ですよね〜。大阪ではろくろく見えないけど、星空を観ていると懐かしさで泣けてきますからね。やっぱし、アッチから来たんでしょうね。

そんな私はオリジナル・トレッキーズ(旧作STAR TREKファン)です。
Space...The Final Frontier.(宇宙…それは人類に残された最後の開拓地である。)

≫こちらからもリンクさせて頂いて良いですか?

いや、勝手にリンクしてしまってごめんなさい。コロッと報告を忘れてまして…
こちらこそ、本当によろしくおねがいいたします。

投稿: よろ川長TOM | 2006.11.21 00:48

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