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2006.08.01

美味しヤキトリ三昧。上本町『こけこっこ』

 ブログを始めてはや半年、よそのブログではよく「どこそこの店が美味しかった」とかの記事を眼にします。
 なんか、食べるものでシアワセになって、それを記事にしたものは書いている人の笑顔が見えそうで好きです。
 筆者も食べることと飲むことが大好きだし、バーッと紹介したい店もけっこうあるのです。

 しかし。(;´д`)
 

 筆者の場合は「あっ。こんどこそブログに書こうと思ってたのに…」とハッと気づくとすでに料理は半ば食べてしまっていることがほとんど。
 よもや食べかけの写真を載せるわけにもいかず、さりとて文字ばかりではせっかくのブログなのにどうも味気ないし説得力に欠ける気がする。

 だが今回はなんとか本能に理性が打ち勝ったので、いくつか写真を撮ることができました。(^_^;)

Kokekokko

 さてご紹介するのは大阪・上本町は赤十字病院のすぐちかくにある焼鳥屋さん『こけこっこ』。

 どなたでも経験がおありでしょうが、人と人の出逢いはもちろん、“いい店”との縁というのはえてして出逢いからして不思議なもので、このお店を見つけたのは筆者が右の目ン玉をややこしい患い方をしたために赤十字病院へしばし通ったため。
 今は少々移動して店内も広くなったのですが、出会った当時は赤十字病院の正面玄関の真っ正面にプレハブの店舗で営業されていました。

 もう七年以上前になる初夏。手術前の精密検査のために平日会社を抜け出して、午前中の検査をすませ、午後の検査まで時間はたっぷり。さて昼飯を食べようと病院を出ると目の前にあったのが『こけこっこ』。
 名前のかわいさとお店の間口のちまっとした感じ(実は奥に長い建て方だった)が妙にマッチしてたのと、赤提灯の焼鳥屋さんが昼間店を開けてるらしく「昼食メニューはじめました」という張り紙に気づき、気づくとまだ客のいない店内に入って「あのう、よろしいでしょうか?」と店主らしい女性に尋ねてました。
 頼んだのはたしか“こけこっこ丼”だったような…
 とにかくボリューム満点でしかも激美味だったそれは、まだ昼メニューは始めたばかりだとかで、おもわず目が丸くなるほど焼き鳥やらの具材がどっかと乗っていたので心配になって「これで儲けあるんですか」と訊ねた記憶があります。
 どう見ても採算を度外視しているとしか思えなかったのですが、やはり先日伺ったところでは、その幻の“お昼メニュー”は二ヶ月くらいしかされてなかったそう。

 さて焼鳥屋さんなので当然、夜が本番。
 というわけで当時わりとあちこちを食べ歩いていた筆者は、昼の感触から確信を得て数日後に飲みに行って以来、短いときは半月ごとに通ったほどのファンとなりました。

KokekokkoMenu

 ねぎま、ずり、なんこつ、きも、とにかくどれも美味いのです。塩加減や焼き加減もですが、丸顔の大将のひとなつっこい笑顔と、陽気だけど適度な距離感を保ってくれる心遣いのある会話が嬉しいのです。
 メニューも迷うほど豊富なので、よほどの大食漢か時間をかけないかぎりひととおり食べられるかどうか。
 そして熱いものは熱く、冷たいものは冷たく。酒の種類も焼酎中心でかなりツウ好みの銘柄ある上に、出てくると「ゑっ」と驚く分量がなみなみと注いである。しかもこれで「うそっっっ」と思うほどリーズナブルなのだから驚くのです。

DaikonSarad

 大根サラダなどもまるでかき氷のようにてんこもり。

 ここまで読んでくださったあなたに、こっそりオススメは小判型のつくね、地鶏のたたき、名古屋式手羽唐揚げ。生キモなどのお造り(盛夏時期は扱われない場合もあります)など、いずれも知る人はそれを目当てにするので、遅く行くと売り切れてしまいますよ。
 そうそう、筆者が今ひそかに惚れ込んでいるのは『背ぎも』。いわゆる腎臓なんですが、レバー系がお好きな方ならそれのもっと濃厚なものだと考えていただければよろしいかと。暑い季節など肉体疲労時には絶対効きます。

 暑いと言えば、ごつい湯飲みに入って出てくる鶏のスープがまた素晴らしい。地獄の釜のようにグラグラ煮立って熱々なのでおいそれとはすすり込めないのですが、これが真冬でも真夏でも仕上げの一杯に最高なのです。ぜひお試しアレ。

 しかし一度失業したりしてボンビーになった筆者はずいぶん長い間外食などゼイタクを一切合切あきらめるハメになり、実はこのときも数年ぶりに訪れたにもかかわらず、筆者の顔を覚えていてくださっていて、一瞬筆者を見るなり「おおお!」と満面の笑顔で歓迎してくださった大将・奥本さんでした。
 2005年現在でこのお店は九周年だそうです。(おっ、てことはこの改稿時で10周年ではないですか!)その後もチラホラと訪れてはついつい下も向けないほど飲み食いしてしまう魔窟でもあります。
 う〜〜む、あの笑顔に魔力があるのだろうか。(;´д`;)おそるべし。

 その久々に訪れたときは、かつてお店があった場所はきれいに消え失せ、目印だった赤十字病院のでかい建物が完全新築のための大工事の真っ最中だったのにはびっくり。
 すわ、あんなに良いお店が無くなってしまったのか!?と嘆きつつも、もしや場所を勘違いしていたのかと近隣を探し回ったら何のことはない、カドを曲がったところに赤提灯、そして懐かしい屋号。
 ああ、やっぱり勘違いしていたんやなあ、と店に近づいてゆくと、似てるけどなんか違う。そう、その時に移転新装リニューアルされたんです。…しかし、プレハブではなくなり広くなったものの、店内レイアウトはもとのまんま。
 そして大将の笑顔も、自慢の焼き鳥の味も、もとのまんま。ヽ(´∀`*)ノ

 かつての近鉄劇場に近いこともあってか、最初にお邪魔した頃からかなりメジャーな役者さんや芸人さんの色紙が店内のカベに飾られていたのですが、この新装の頃から『こけこっこ』は関西の若手落語家さんや芸人さんのサポーターもされておられまして、落語会・勉強会なども開催されてるそうです。
 人情居酒屋「こけこっこ」なんてブログまでこしらえられて、そのパワーと勉強熱心さには頭が下がります。

 さあ、また仲間を集ってお邪魔しますよ〜〜〜。飲むぞ、喰うぞ。
 大将、またよろしゅうお願いします。(≧∀≦)/

『こけこっこ』は“ぐるナビ”にも掲載されていますので、地図やお得な情報はそちらからゲットしてくださいね。
 また、『ドコイク?』というグルメ検索サイトの地図も解りやすいです。

*この記事は初出2005年9月12日にアップしたものをシリーズでまとめるため2006年8月1日に加筆・改稿。
*今回2007年4月5日さらに周辺環境等の変化(日赤の工事が完了した等)にともなって加筆・改稿しました。

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