『親切なクムジャさん』って何!?
この作品は『復讐者に憐れみを』『オールド・ボーイ』につづく復讐劇三部作としてパク・チャヌク監督がまさに今手がけている映画です。
それにしても変なタイトルやな〜、というのが第一印象なんですが、このクムジャなる女性主人公を演じるのが今BS2で『宮廷女官チャングムの誓い』の主役、イ・ヨンエなんですね。
またポスターがなんとも“猟奇的”じゃありませんか。しかも韓国らしくネット上で数点の候補の中から選ばれたのがこのデザインだとか。
今更ですがイ・ヨンエは『JSA(これも監督はパク・チャヌク)』『ラスト・プレゼント』『春の日は過ぎゆく』に主演し、そして『大長今(チャングム)』は本国でも最高57%、いま香港でも放送中でドえらい視聴率だそう。あいにく日本では衛星でしか放送してないのでどうしても認知度が低くアジア的に乗り遅れている感が強いのが残念なところ。
これらの作品もそうですが、数年前に韓国で化粧品のCMに出演し“酸素のような女性”というキャッチで大ブレークして以来のこれまでの彼女のイメージは“凛(りん)として清楚”。
ところが「テレビドラマの限界を感じた」という彼女が今回挑むのは、なんと男のせいで13年間も無実の罪で服役させられた女性の復讐譚。
しかもこの男を演じるのは同監督の前作『オールド・ボーイ』主演、先日は筆者を『酔画仙』で魅了してくれたチェ・ミンシクだから面白くないはずがない。
しかも彼は今月から韓国でイ・ビョンホン主演『甘い人生』と人気・入り共に正面対決中と言われている作品『拳が泣く(引退したロートルボクサーの復活物語)』の撮影であばら骨を折ったまま周囲の制止も気かずに撮影に参加したという鬼気迫るもの。また、この骨折の原因も「撮影だからといって段取りを決めて試合するのはヘンだ」と本人の希望でマジな試合をした結果だそう。
ホントにチェ・ミンシクの役者ダマシイには頭が下がります。(-_-;)
とりあえずまだ撮影の真っ最中で韓国での公開は6月の予定だそうですが、このまえ日本や香港なども含めての合同記者会見や撮影中スナップまで許可した、とのニュースがありましたので日本公開もそれほど遠くズレないで済むかも。
余談ですが、主人公の名前“クムジャ”は漢字で“君子”と書くのかどうかはともかく、“〜ジャ(子)”はイマドキの韓国女性の名前としてはかなり古くさく感じるもの(全国の君子さん、ごめんなさい)。日本でたとえていえば“フネ”さん、“ヨネ”さんみたいなものだと理解してもらえればいいかと思いますが、〜子、とつくのは日本占領下のせいで日本語読みもしやすいため、昔は多かった名付け方。
監督曰く、主演がイ・ヨンエでなかったらこんな(ださい)名前にはしなかった。「ヨンエにふさわしくないミスマッチが逆におもしろい」とのこと。
また楽しみな映画が生まれそうです。(^o^)
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コメント
私も「親切なクムジャさん」とても楽しみです。
「オールドボーイ」もすさまじかったですしね。タイトルと内容に、恐らく非常な差があるのでしょうね。
ところで「日本占領下のせいで」とあるのはおかしいですよね。日本統治下としなくては。
投稿: 林 | 2005.05.10 21:28