有事法案可決…やっぱりなあ(-_-;)
有事関連7法案など、一部修正のうえ可決、と、日本の一大事を勝手に決めた法案が通ってしまおうとしているのに、ニュースとしての扱いはひどく小さい。
最初この“ゆうじほうあん”なるものが出てきたときはそらもう『朝まで生テレビ』とか大手のニュース解説番組では特集を組んでさんざんその危険性を説いていたのに、どうせ貰えるかどうかも判らないえ〜かげんな賭けのような厚生年金を払ったの払わないので日夜報道番組はその話ばかりになってしまった。
数日前、それはそれは小さな記事で、どうも近々国会にかけるまでもなく自民・公明・民社の三党で“有事関連7法案”が可決してしまうらしいことを告げていた。
その時筆者が思ったのは、「今回の年金未払いの話は、この有事法案をごまかすための煙幕なのではないか」ということだった。
たまたま未払い議員がたくさん見つかってしまった上に、対岸の火事ということでその間にこそ泥のように有事法案を通してしまおうと思っていた連中までが火の粉をカブって、揚げ句に足元が燃えだしたのは単に彼らが間抜けだったことのオマケにすぎないのではないか。
『7法案は、主に外国からの攻撃の排除を目的とする(1)外国軍用品等海上輸送規制法案(2)米軍行動円滑化法案(3)自衛隊法改正案(4)交通・通信利用法案と、国際人道法の実施などを主目的とする(5)国民保護法案(6)国際人道法違反処罰法案(7)捕虜等取り扱い法案』とあるが、要するに(1)から(4)までは、戦争であろうがなかろうが、政府が『有事だと言えば誰の財産だろうと没収できるし、なんぴとたりとも、全ての権利も無視して国の意向を強要できる』ということである。
つまり徴兵の必要アリといわれれば、あなたの家族や友人、当然あなた自身も兵隊となって政治屋のために死なねばならなくなるのだ。オトナも子供も男も女も関係ない。
もちろんあなたの財産は没収だ。むろん結果として誰が死のうが路頭に迷おうが、誰も責任など負わない。そこには民主国家だったはずの日本は消え、まるでどこかの国のように軍のために飼われ軍のために命も自由をも含む全てを没収されてしまうのである。
さあ、体が動く人は兵隊になる覚悟をしておこう。動けない人は政府に邪魔者として処分される覚悟をしよう。
軍事国家には厚生年金もクソもないのだ。課金の未払いなんて、世紀の悪法『有事法案』の前には掃除当番をサボるほどの罪ですらないのだ。
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