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2004.04.12

配給会社のCGタイトル

 …って言うのだろーか。ほら、映画が始まる前に、“この映画はこの会社がこしらえました”という意味で最初に出てくるヤツ。
 邦画で言うなら、東映は北陸かどこかの海が映って、岩場に波がバシャーン、東宝ならバックに燦然と光る光条、松竹なら(昔なら)富士山…といった具合の。
 まあ、日本の大手はCGになった今でもそれなりに地味であるが、ハリウッドのは昔からスケール感がある。
 ユニバーサルは地球を取り巻くUNIVERSALの文字、パラマウントは山に星の輪っかといった具合。しかしこれがスターウォーズあたりからCGという革新的なツールが登場して以来、おなじみの絵がだんだん凝りまくる動きを伴ったものになってきた。
 さらにスピルバーグ率いるDreamWorksが旗揚げされた頃から、新手の配給会社や制作会社がバンバン誕生し、ドルビー社を筆頭とするデジタル化の波はますます映画にデジタル=CGの応用が当たり前になった。
 それが多少の動きを伴ったものならユーモラスでいいのだが(短くてユーモラスでしかも会社の内容をよく表しているピクサー社のは秀逸だ)、ご覧になった方も多いだろう、本編がドルビーやソニーのデジタルサウンドだったりすると、凝りまくりの画像は初めてそれをご覧になる方にはてっきり本編が始まったのだと思いこんでしまうほど。
 さらに、最近は映画も一社がドンと大金を投じるものよりも、いくつかの会社が持ち寄って制作委員会式のこしらえ方をしたりすることが多い。
 当然これら配給会社と制作会社の他にも協力した会社はそれぞれが同じように凝ったつくりのCGタイトルを持っていて、映画の本編が始まる前にこいつらがズラズラッと順番に出てくるわけである。
 だから、本編がデジタルサウンド式で数社共同で制作し数社で配給した場合は、本編が始まるまでヘタしたらそれのオンパレードだけで数分費やすことすらあるし、映画がSFだったりすると一体全体どこからが本編か気づかないことさえあり、本編が始まるまでにヘンに疲れてしまうなんてこともしばしばある。

 広告デザインの鉄則でも“赤は目立つ色だが、赤の中に在れば地味になる”という。自己主張も度を過ぎれば結局印象に残らない。事実、先日観たばかりの映画の配給会社などまったく記憶にない。
 CG使うのが嬉しいからって、ウネウネ動けばええっちゅーもんとちゃうでしょ。

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