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2004.03.01

act.4/やっぱりハリウッド

 我が敬愛する名優、渡辺謙氏はやはりオスカーを手にできなかった。(T_T)
 TVなどでは「どーなる、どーなる」とワイワイはやしたてていたが、筆者の思っていた通りの結果だった。
 ぶっちゃけた話、日本人に賞を与える気などはじめからなかったはずである。「ノミネートさせてやっただけありがたく思え」というのがアカデミー選考委員会の思惑だったはずだ。
 オリンピックを見れば判る。欧米以外の人種がメダルを取ると、次からはとれないようなルールに変わる。水泳の鈴木大地がバタフライ潜水泳法でその目に遭い、韓国はスピードスケートで不当な審判に泣かされた。シンクロナイズドスイミングではあきらかに審判のひいきが目立つ。ほかにも枚挙にいとまがない。
 しかしそもそもオスカーなど今ではとっくに権威も値打ちも堕落しきってしまっている。これまでに選ばれた映画のラインナップを見てみれば一目瞭然である。だからこそカンヌやベルリン、あげくに夕張などのほうが本当の映画祭であり、そこでとる賞こそ本当の実力ある映画賞という印象がある。
 ハリウッドにどういう裏の事情があるかまでは読めないが、少なくとも観客の人気、出演俳優の力関係、プロデューサーや配給会社、選考委員会役員の感情(または勘定)などがかなり複雑に絡み合っていることがプンプンきなくさく臭ってくる。

 過去、コレは絶対にオスカーだといわれた作品がまったく見向きもされずに、単館系でしかお目にかかれないような内容の映画が賞を取るケースのなんと多かったことか。実際にそうした作品を観てみると、たしかに面白いのだが、本当にその年のベスト1だったのかと自問自答してみるとやはり疑問が残る。
 そういう場合には「なるほどなあ!これはたしかにあのウワサの大作を押しのけてオスカーをとれるだけの作品だ」なんてのはまず、ない。
 むしろアレに渡しても、コレに渡してもあとあと水面下でもめそうだから、あたりさわりのないヤツにしようという気すらする。
 逆にいうとアカデミー賞に「今年は該当作品なし」というシビアさがないこと自体が、“なんでもいいから必ず誰かに渡さなければならない”スタイルのテキトーな賞なのだということを証明しているようなものである。

 しかし『ザ・ラストサムライ』はハリウッド映画界の異端児的なトム・クルーズが作ったようなものだから、どれほど作品自体に人気があっても彼が主演男優賞にノミネートされることはない。そこでちゃんと他人や世間も認めるだけの実力があり、ノミネートするだけでもありがたがる人物をやり玉に挙げた。
 それが謙さんである。我らの名優がそういう扱いになっているのは悔しいし残念だが、むしろそんな腐ったオスカーなどもらうだけサムライのコケンにかかわるというものだ。
 だからこれで、いいのだ。(-_-)

 まあ、ハリウッド映画はかつてスプラッタ系のZ級映画ばかりが横行した時代と同じく、また長い休眠期に入った。ヘタしたらもう目覚めないかも知れない。やはり、これからはアジア映画の時代だあ!

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