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2004.02.24

act.2/ほら、みてみい

 一所懸命に地べたにかじりついて生きてきた貧しいヒトたちを、信じられないくらい大勢虫けらのように虐殺しておいて「あちゃ〜、間違っていたかも」とあっさり言ってのけるアメリカの首脳部とそのイヌの英国首相。
 日本では良かれと思って米英相手の無茶な戦争を指示した連中はみな、半世紀以上経ち、単なる名簿の一行として神社にまつられてしまっている今なお、アジアのほとんどの国からその一行があるが為に物議を醸しているのにもかかわらず、である。

 「勝てば官軍」とはよおゆーたもんで、戦争に勝利さえすればそれまで採ったどんな悪辣な戦法も正当化されてしまうが、今回の場合、さんざん独仏やあっちこっちから反対されていたにもかかわらず勝手に戦争を仕掛けて、フセイン政権とは無関係どころか、むしろ犠牲者だったイラク国民を殺しまくり、放射線をまき散らし、しかもフセインの残存勢力に今日は数人、明日も数人とゲリラ戦で米兵を殺されながら勝ってすらいないので、さすがに自国の内外から「をいをい」と言われ始めているのだ。(もちろん圧倒的に勝って、自国が儲かっていればどれだけ一般人から徴兵された兵士達が死んでいようと誰も文句を言わないはずだが。)
 そもそもひとつの国家政権を倒すとして、それを守ろうとする勢力と闘うならまだしも、一般国民を絨毯爆撃で殺戮する必要がどこにあるのか誰か説明して欲しいのだが、我が国の狂った総理大臣はそれに手を貸すことを大儀とのたまうのである。
 なんで政治屋はこの土壇場になってさえ美辞麗句で誤魔化そうとするのかが理解できない。本当にこの国の行く末がヤバイ、オレのゆーことが正しいから聞けというんなら、それが日本のやるべき国際貢献だとか、困っているイラクの国民を救うとか、思ってもいない“ええかっこしい”なことなど言わなければいいのだ。

 「アホ、この戦争に反対すんな、アメリカのゆーこときかへんかったら、今度はこの国がアメリカに滅ぼされんねんど〜!」と正直に言えばいいのである。
 従うか死か、例えば今川義元の上洛戦に対する織田信長、例えば豊臣秀吉の北条征伐と同じような状況ではないか。それが世界外交のつきつめた命題である。そう考えてちゃんとモノを言えばみんな腹をくくって、うわべではない、ちゃんとした議論をするのではなかろーか。

 かつて我が国はペリーが「開国してくださいよぉ〜〜〜〜」と迫り、攘夷か開国かと日本をまっぷたつに割っての内戦危機まであったが、それでも当時はホンネでやりあっていただけマシである。イラク国民のためとかヒトのせいにしたりはしていない。
 とはいえ今も昔も敵はアメリカだけではないからこそ、逆に外交術でもって敵を手玉にとることができるのだ。それをするのが政治屋の仕事なのに、今やってるのはどっかの見栄っ張り議員と同じく、結局ウソと恥の上塗りなのである。来年の今頃「ほら、みてみい」というハメになる事がどれだけあるのだろうか。

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